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記事に登場する猫トモくん
筆者の飼い猫&編集長
運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫のオス。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中

猫を飼うのに必要なもの15選!必要なお金の目安も含め詳しく解説

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猫を飼うのに必要なものは

【結論】

  1. 猫用食器
  2. 猫用飲み水容器
  3. キャットフード
  4. 猫トイレ&猫砂
  5. 猫用爪とぎ
  6. 猫用おもちゃ
  7. ペット用歯ブラシ
  8. キャリーバッグ
  9. ペット用ブラシ
  10. 首輪
  11. キャットタワー
  12. 猫専用の居場所
  13. 猫用爪切り
  14. ペット用ケージ
  15. 猫の飼育本

猫は日本をはじめとする多くの国で非常に人気のあるペット。しかし、猫を家でしっかりお世話するためには、様々な用品が必要です。

この記事では、猫歴20年以上の筆者「たけのこ」が、猫を飼うために必要な用品を解説します。選び方や初期費用目安についても詳しく解説します。ぜひ愛猫にとって最適な環境を整える参考にお役立てください。

ライターたけのこ
黒猫トモ@猫主夫

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目次

猫を飼うのに必要なもの15選!

猫 必要なもの
  • 猫用食器
  • 猫用飲み水容器
  • キャットフード
  • 猫用トイレ&猫砂(飼育数+1)
  • 猫用爪とぎ
  • 猫用おもちゃ
  • ペット用歯ブラシ
  • キャリーバッグ
  • ペット用ブラシ
  • 猫の飼育本(必須級)

猫を飼育するうえで必要なものは、上記の通り。

各用品は必ずしも猫専用の物でなければいけない訳ではありません。家庭にある物で代用できるならそれでもOKです。しかし、猫用として販売されている商品の大半は猫の特性を理解し配慮された物が多め。代用品よりも性能面では優れていることが多いです。

固執する必要はありませんが、基本的には猫専用品で揃えた方が楽です。

猫用食器

猫用食器

猫用の食器は、一見すると単なる「お皿」に見えがち。しかし実際は、猫の食事において非常に重要な要素です。猫の口は小さくと顎の長さも短いため、食器の形や深さを考慮する必要があります。

たとえば、高さがなく浅い食器だと首を下げる必要がある他、フードが飛び散りやすいので結果的に猫が食べにくくなります。逆に深すぎる食器は猫が顔を突っ込むのが難しかったり、ひげが汚れるのを嫌って使わない場合があります。

理想的なのは、ある程度高さがあり、ヒゲが当たりにくい程度の深さをもつ食器です。使いやすい商品を挙げると、猫壱の食器は、ちょうど良い高さ&深さに設計されているのでオススメです。

食器の素材に関して

猫用食器は、素材も考慮点です。猫用食器は、できれば陶器製が好ましいです。猫よってはステンレス・プラスチック製でも問題なく使ってくれますが、どちらも課題点はあります。ステンレスなどに対してアレルギーを有する個体もいるため、猫との相性を見ながら食器選びをしてあげましょう。

また、くれぐれも人間用のものと併用するのは避けましょう、猫の中毒や人獣共通感染症のリスクが高くなります。

猫用飲み水容器

猫用飲み水

飲み水容器も、猫が使いやすそうな物を試行錯誤してあげましょう。

水分摂取は猫の健康維持に不可欠。しかし、猫はあまり水分を積極的に摂取しない生き物です。高さが微妙で飲みにくいなど、飲み水容器に不満があって使わないというケースもあります。猫の嗜好にあった飲み水容器を探してあげましょう。

筆者はカタツムリ型の飲み水容器を購入。安定性も高く倒されにくいため重宝してます。交換式のフィルターも付いているため、水の品質を高められる点も高評価です。

飲み水容器の個数に関しては、飼育頭数+1個が理想といわれています。

キャットフード

キャットフード

キャットフード選び方は、非常に重要。猫は肉食動物であり、タンパク質が多く含まれたフードが必要です。キャットフードの選び方にはいろんな考え方や優先事項がありますが、基本的には販売実績がある有名メーカーが販売している総合栄養食を選択してあげればOKです。猫の年齢やライフスタイルにマッチしたフードを用意してあげましょう。

とはいえ、総合栄養食は市販キャットフードだけでも様々なメーカー&種類があり選ぶのは一苦労。下記の記事で筆者が厳選した信頼性が高いキャットフードを紹介しているので、フード選びの参考にお役立てください。

また、添加物・保存料・原材料などにこだわりを持たれる飼い主さんもいるはず。材料の品質という点で考えるのであれば、プレミアムキャットフードの方がニーズに合いやすいでしょう。

原材料の品質重視の方向けに、下記の記事でおすすめプレミアムキャットフードを紹介しています。

猫トイレ&猫砂

猫トイレ

猫トイレは、猫が生活するうえで必須のアイテム。市場には様々な種類の猫トイレがありますが、選ぶポイントは、猫のサイズや使いやすさ。できるだけ大きいサイズの方が猫も使いやすいです。飼い猫より一回り大きい物を選んであげましょう。トイレの位置も重要で、静かで落ち着いた場所が良いとされています。

猫が複数いる場合は、猫の数よりもトイレを1つ以上多く設置することが推奨されます。

猫砂に関して

猫砂も重要な要素です。吸収力・消臭力・粉塵の少なさ・猫の好みなどを考慮して選びましょう。猫砂には無香料と香り付きがありますが、猫によっては香りに敏感な場合があるため、最初は無香料を選ぶと安全です。

筆者個人的な感想ですが、「ライオンのニオイをとる猫砂」はコスパ・飼い猫の反応が良好なのでおすすめです。

猫トイレの臭い対策として、定期的な猫砂の交換とトイレ本体の掃除が効果的です。

猫用爪とぎ

猫用爪とぎ

猫用爪とぎは、猫がストレスを発散したり、爪を研ぐために必要なアイテム。爪とぎはしっかり用意しておかないと、猫がストレスを溜め込みところかまわず爪とぎしてしまいます。

市販されている爪とぎは多種多様で、壁掛け型、床置き型、キャットタワーに組み込まれたものなど様々。材料としては、ダンボールや麻、木材などが用いられます。

猫用爪とぎには、いくつかパターンがあり猫のよって好みは異なります。ただ、傾向としてはやはりダンボール性の物が人気です。様々なメーカー・素材の商品を試し猫の好みに合った爪とぎを探してあげましょう。

爪とぎが傷んできたら速やかに新しいものと交換しましょう。

猫用おもちゃ

猫用おもちゃ

おもちゃは、猫の運動不足解消や精神的な刺激を提供するために重要です。羽つき猫じゃらしや小さなボールなど、色んな猫用おもちゃが販売されています。様々な商品を試して、猫が興味を持ちやすいおもちゃを見つけてあげましょう。

個人的なおすすめは100均セリアの猫用おもちゃ。ワイヤー猫じゃらしや棒タイプの物など種類が豊富。そのうえ、猫の食いつきもいいため重宝しています。100均ということもなり即日に破壊されることも少なくありませんが、100円とコスパが良いため使い捨ても可能です。

ただし、壊されたおもちゃの部品・破片を猫が誤飲しないように注意しましょう。(例:ゴム紐・小さい毛玉など)

ペット用歯ブラシ

猫用歯ブラシ

猫も人間と同じように、口腔ケアが必要です。長年放置していると、歯周病のリスクが高まります。ペット用の歯ブラシを使用して、日常的に歯磨きを行いましょう。

とはいえ、肝心の猫が歯磨きを嫌がるケースも珍しくありません。子猫の頃から、歯磨きに慣らしておくのが理想です。成猫から行う場合は、口まわりに触れるところから慣らしていき様子を見ながら歯磨きシートや歯ブラシに慣らしていきましょう。

このとき、無理に行わず嫌がる素振りを見せたら離してあげることが大切です。

キャリーバッグ

キャリーバッグ

猫を外出させる際や、病院へ連れて行く際にキャリーバッグが必要です。通気性が良く、猫がストレスを感じにくい設計が理想。キャリーバッグは購入後、なるべく猫の生活圏内から見える位置に置いておきましょう。

普段、日常的に目にする物であれば、使うとき怖がりにくくなります。猫の隠れ家のひとつとして使用するのも効果的です。

ペット用ブラシ

猫用ブラシ

猫の毛球症・抜け毛対策として、ペット用ブラシは有用です。ペットブラシは毛の種類(長毛種or短毛種)や用途によって、選ぶブラシは異なります。

  • ラバーブラシ
    :ブラッシングが苦手な猫向け
  • 獣毛ブラシ
    :毛並みの仕上げ向け
  • アンダーコートブラシ
    :換毛期向け
  • コームタイプ
    :毛並みを整えたいとき向け
  • ピンブラシ
    :絡んだ毛をほぐすときに向いている
  • スリッカーブラシ
    :長毛猫の毛球対策向け

ブラシの柄が持ちやすく、ブラシ自体が猫の皮膚に優しい素材であることも重要です。ブラッシングは猫とのコミュニケーション手段ともなるので、日常的に行いましょう。

筆者のおすすめはグルーミンググローブ。厚手のグローブにブラシ機能が備わってような商品です。撫でる感覚でブラッシングでき、毛のまとまりも良いためあちこちに飛散しません。

猫に噛まれても厚手グローブのおかげで痛くない点も頼もしいです。

首輪

catlog

猫に首輪を着ける理由は賛否両論あります。室内飼育が普及した現在においては、付けていないご家庭も多いでしょう。しかし、首輪には猫が脱走したとき家猫であるという識別・目印としても機能します。脱走対策の一環として、装着する価値は大いにあります。

ただし、鈴に関しては特に付けるメリットはなく猫のストレスにもなりかねないため不要です。

猫の首輪としてオススメなのが、catlog(キャトログ)。catlogは、ただの首輪ではなく猫の生活情報を収集できる優れもの。言わば、猫版スマートウォッチみたいなものです。首輪としても優秀で、重量が非常に軽く猫が嫌がりにくい設計となっています。少々お値段は張りますが、首輪嫌いな猫にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

キャットタワー

キャットタワー

キャットタワーは、猫が登ったり、遊んだりするための多機能なアイテムです。特に屋内で飼われている猫にとっては、必需品とも言えます。

キャットタワーには猫が爪を研ぐ部分や遊ぶ部分、寝る部分が一体となっているものが多く、多機能です。

設置場所も猫がよく行く場所、窓際などを選ぶとよいでしょう。キャットタワーで窓の外をニャルソックしたり日光浴できるようになり、猫の生活の質がかなり向上します。

猫専用の居場所

猫は自分だけの安全な場所を必要とします。特に身を守れる隠れ家的な場所は、警戒心が強い猫にとって有益なもの。室内飼育であっても、緊急時の避難先があると猫も安心して暮らせます。

猫ベッドや毛布、クッションを用意して、安心できる場所を作ってあげましょう。猫は新しい場所に対して警戒することが多いので、時間をかけて慣れさせることが大切です。

猫用爪切り

猫の爪は伸びるので、定期的に爪切りが必要です。爪切りは猫が落ち着いている時に行い、急な動きを避けるようにしましょう。猫が嫌がる場合は、最初は少しずつ行って慣れさせることが重要です。

ペット用ケージ

一時的に猫を安全に運ぶためや、緊急時に使用するケージも重要です。ケージには猫が逃げ出さないように、しっかりとしたロック機能がついているものが安全です。また、移動用のハンドルや車輪がついていると便利です。

猫の飼い方初心者には飼育本の購入も推奨

猫本

猫を飼う上で専門家が書いた飼育本を一冊でも読んでおくことも、非常に有意義です。猫の飼い方について、一通り正しい知識が得られます。何か困ったことがあったとき都度ネットで調べてみるのも、たしかにアリです。本にはない手軽さとお金をかけないコスパの良さがあります。ただ、ネットで知れる情報は断片的。総合的に猫の飼い方を学ぶには不向きです。加えて、ネットの情報には誤っている内容も多い他、営利目的で内容を誇張しているケースも少なくありません。

一方、専門家が書いた本は猫の飼い方を一通り網羅的に学ぶことができ、内容も裏付けを基に執筆されています。間違った情報・知識を身につけることを避けられるため、猫の飼い方を学ぶには書籍で知識を得られることをオススメします。

たけのこ

猫の解説サイトを運営する筆者が言うのも変な話かもしれませんね

猫用品を選ぶときのポイント

猫

猫用品の選び方には、様々な要点がありますが、ここでは主に三つの重要なポイントを取り上げます。それは「サイズ・耐久性・素材」です。これらの要素に注意を払いながら用意することで、愛猫がより快適に過ごせるようになります。

サイズは大きめな物を推奨

猫用品を選ぶ際の最初のポイントはサイズです。猫の体に合わせたサイズを選びがちですが、実は少し大きめのものを選ぶことが推奨されます。

たとえば、キャットタワーなどの遊具は、猫が成長しても使えるように余裕をもったサイズを選ぶと良いです。キャットトイレなども広めのものを選ぶことで、猫が快適に使用できます。

耐久性も重要

次に考慮すべきは耐久性です。猫は鋭い爪と歯を持っているため、破壊しやすい用品が多いです。耐久性の高い素材・設計で作られた用品を選ぶと、長期間使用することができます。

特に、猫がよくかじるようなおもちゃや、爪とぎ、キャットタワーなどは耐久性が求められます。価格が高くても、長期間使えるものを選ぶ方が、結局のところコストパフォーマンスが良好になります。

素材も無視できないポイント

最後に考慮するべきは素材です。素材によっても猫の好みは左右されます。特に爪とぎや猫砂は素材による猫の好みが現れやすいため配慮が必要です。また、食器に関しては前述の通り、陶器製のものが猫にマッチしやすいです。

猫によっては合成素材や化学物質にアレルギー反応を起こします。食器やベッド、おもちゃなど、猫が触れやすい用品については猫との相性で選ぶと良いでしょう。

猫を買うのに必要なお金の目安

猫を新しく家族に迎える際には、それなりの費用がかかることを覚悟しなければなりません。以下に、筆者が猫を迎え入れる際、支払ったお金の目安を紹介します。

初期費用

  • 猫の価格:
    :種類や年齢、ブリーダーによって価格は大きく異なりますが、猫を購入する場合は数万円から数十万円の範囲が一般的です。ただし、保護猫・譲渡の場合はこの限りではありません。
  • 猫用品
    :食器、トイレ、キャットフード、おもちゃなど、種類や揃える個数によっても大きく数値は変わりますが筆者の場合は2~3万円程度でした。
  • 初回の健康診断とワクチン
    :動物病院にもよりますが、約1万〜2万円が一般的です。

これらを合計すると、初期費用としては最低でも5万円前後、猫を購入する場合には数十万円を超えることもあります。

月々の支出

  • キャットフード
    :約3,000〜5,000円/月
  • 猫砂
    :約1,000〜3,000円/月
  • 健康診断とワクチン
    :年に一度程度、約5,000〜10,000円
  • その他(おもちゃ、グルーミング用品など)
    :約1,000〜3,000円/月

月々の維持費としては最低でも5,000円以上、多いと1万円以上が必要となります。ただし、商品の種類によっても変動します。

ペット保険の必要・不必要

猫
結論

貯蓄で猫の治療費を賄えるならペット保険は不要。しかし、万が一の高額治療に備えたいという不安があるなら、加入を検討する価値があります。自分の財政状況と猫に提供したい医療レベルを考慮し、加入を判断してください。

ペット保険の必要性は猫の突発的な医療費に備える意味で大きい。特に手術や高額治療が必要な場合、保険が負担を軽減してくれます。月々の保険料は数千円から数万円で、疾患や治療費の上限に違いがあります。

しかし、貯蓄が豊富で猫の治療費を賄える自信がある場合は、ペット保険は不必要かもしれません。その貯金を治療費用に充てる方が合理的な場合もあります。

一方で、お金が理由で治療の選択肢を狭めたくないと感じる場合は、保険の加入を検討すべきです。

猫のイタズラ対策グッズ

猫は自然界で生き抜くために備わった好奇心や探究心が強く、それが家庭環境での「イタズラ」につながることがよくあります。猫のイタズラには多くの種類があり、家具をひっかく、食べ物などを誤飲誤食する、トイレットペーパーを引きずり出すなどがあります。

各イタズラの対処法については、それぞれ記事にまとめているので解決の参考にお役立てください。

季節別に買ってあげたい猫用品

猫

猫のお世話は季節によってもポイントが多少異なります。暑い夏には熱中症対策が必要で、寒い冬には保温対策が大切です。以下では、季節別におすすめの猫用品を紹介します。

春は花粉の季節です。猫も人と同様に花粉症に近い状態になる可能性があるので、空気清浄機がおすすめです。また、春になるとノミやダニ対策も忘れずに行ってあげましょう。

夏は熱中症が一番の懸念事項です。水分補給が重要なので、常に新鮮な水が飲めるようにするための自動給水器がおすすめです。また、冷却マットや冷却用のおもちゃもあり、これらは猫が涼しく過ごすのを助けます。

秋は比較的過ごしやすい季節ですが、落ち葉や害虫が増えることも。気温の変化で体調を崩しやすい時期でもあるので、猫の体調管理には一層気を配ってあげましょう。

また、換毛期が訪れる時期でもあるため抜け毛の量が増えやすいです。抜け毛に備えブラシなど抜け毛対策グッズを揃えておきましょう。

冬は寒さ対策が必要です。暖房が整っている家でも、床が冷たいと猫は寒さを感じます。そこで、暖かい猫ベッドや電気毛布、足元を暖めるヒーターなどがおすすめです。また、乾燥も気になる季節なので、加湿器の使用も考慮に入れましょう。

まとめ

黒猫

今回紹介したように、猫を飼うためには多くの用品とその選び方、費用についての考慮が必要です。しかし、これらをしっかりと準備し、選ぶことで、飼い主さんと猫との生活はより豊かで幸せなものになるでしょう。

今回の記事を参考に猫のために必要なグッズを揃えてあげてください。

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