【結論】
Catlogは猫が嫌がりにくく猫の状態を把握できる安心感があると評判です。測定精度の評判は賛否が分かれますが、日々改良が重ねられており筆者はそこまで気になりませんでした。
Catlogは最先端テクノロジーを搭載した次世代猫用品。猫の行動を分析し元気消失を通達してくれる首輪、トイレ状況・体重変化を通知してくれるboardの2種類が存在します。AmazonのCMでも取り上げられたことがあり、名前は聞いたことがあるという方も多いでしょう。
この記事では、猫と暮らして20年以上の筆者「たけのこ」がCatlogの口コミを調査。評判について詳しく解説します。
猫の健康を守るうえで非常に有意義なアイテムです
猫ブロガー
たけのこ(Takenoko)
プロフィール
(タップで詳細を表示)
猫と暮らして20年以上。猫ニュースメディアのライターとして活動。いままで500本以上の猫に関する記事を執筆!猫たちの幸せに繋がればという想いで当サイトを運営しています。ペットフード/ペットマナー検定合格。飼い猫を主役とした絵本も出版。
猫YouTuber・ライバー
黒猫トモくん(Tomo)
プロフィール詳細
(タップで詳細を表示)
運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫。甘えん坊な男の子。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中!
当記事はメーカー様よりサンプル提供いただき執筆しています
(タップで詳細を表示)
Catlog(キャットログ)の口コミ評判をアンケート調査
- 最新テクノロジーを用いた猫版スマートウォッチ
- 猫の首に負担が少ない(首輪)
- 猫の不調をいち早く伝達
- 留守番中の猫の様子をアプリで確認可能
- 安全性に配慮されたセーフティバングル(首輪)
- 素材&カラーが豊富なので愛猫に合った物を探しやすい(首輪)
- トイレ状況と体重を測定できる(ボード)
- 多頭飼育にも対応(ボード)
- お値段が高めなので買い替えしにくい
- 定期的な充電が必要(首輪)
- 猫トイレ台数分設置が必要(ボード)
- Wi-Fi環境が必要
- データ収集は月額サブスクの加入が必要
クロくんの口コミ
(日本猫・オス・2歳)
(日本猫・オス・2歳)
ダイアくんの口コミ
(マンチカン・オス・6歳)
(マンチカン・オス・6歳)
しいたけちゃんの口コミ
(アメリカンショートヘア・メス・7歳)
(アメリカンショートヘア・メス・7歳)
実際にCatlog(キャットログ)を購入してみた飼い主さんは、どういった感想を抱いたのか?クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を用いてアンケート調査を実施しました。それぞれの質問項目について詳しく紹介していきます。
好評だった口コミでは外出中に猫の様子がわかるという意見が多め
Catlog(キャットログ)を購入された方の声を見てみると、外出中に猫が何をしているのか分かるのが安心感につながる点が好評だったようです。
また、Catlog(キャットログ)を装着した猫のほとんどが、付けることを嫌がらなかったと回答しています。筆者も飼い猫に装着していますが、首輪のデザインがシンプルな上、重量も軽く首への負担も少なさそうでした。
その他の口コミ
➡タップで表示
- 日々、改善されてきている
- Homeがある部屋の室温がわかる
- Android・iPhone両方使える
- 今後の精度向上に期待できる
- 猫の様子が外出先でもわかる
集計情報が微妙と感じた口コミもあった
Catlog(キャットログ)に感じた不満として目立つのが、集計した情報の精度に関して。猫にも個性があり行動傾向も様々。個体や状況によっては正確な判定ができない可能性はあります。
ただ、この点に関しては徐々に改善されてきている印象を受けます。Catlog(キャットログ)はデバイスが収集したデータをAIが識別し分類分けします。精度の良し悪しは、このAIの性能によって左右されます。Catlog(キャットログ)は、このAIに対して正解・不正解のフィードバックを送り機械学習を重ねています。
今後どんどん改良されていくので大きなデメリットではありません
その他の口コミ➡タップで表示
- Wi-Fiに接続できなかった
⇒こちらで解説されていますCatlog supportご利用環境について - 手動での情報修正ができない
⇒今後のアップデートを期待しましょう。 - 項目ごとにログを細かく確認したい
⇒すでに改良されているようです。 - 猫日誌の画像添付などでエラーが起きる
⇒すでに改良されているようです。
Catlog(キャットログ)の料金価格を妥当と感じる方は意外と多め
筆者が意外に感じたのが、Catlog(キャットログ)に対する購入者の感想。多くの方が、妥当と回答し金額に見合う価値をCatlog(キャットログ)に感じたようです。
もちろん、Catlog(キャットログ)は安い買い物ではありません。中には高いと感じる方もいるでしょう。ただ、猫の体調不良に気付かず悪化してしまうことに比べれば安い出費と考える飼い主さんもいるようです。
病気になってから後悔しても遅いですもんね
Catlog(キャットログ)を使ってみた筆者の体験談
- 雑種・黒猫・オス
- 撮影時点で2歳・体重約5kg
- 元々、首輪を嫌がりやすく普段は装着してこなかった
飼い猫に首輪は付けてあげたいと思っていた飼い主も、トモくんにCatlog(キャットログ)を与えてみました。
Catlog(キャットログ)は宅急便コンパクトで配達。専用の配達ダンボールには可愛らしい猫たちが描かれていて、ほっこりしました。
早速、筆者の愛猫トモくんに装着。初日は警戒心が強いと思い少しだけ装着した後、一旦外しました。予想通り「なんだこれ!?」という反応を見せましたが、思っていたほど暴れたり無理に外そうとはしませんでした。2日目に装着した時には、もう慣れたのか外そうとしたり気にする素振りは見せず、くつろいでいました。約90%の猫たちが嫌がらなかったという調査結果は、間違ってないようです。それ以降も特別気にする素振りを見せず、付け続けてくれています。
ただ、首元がモフモフな上、首輪のサイズをピッタリだったため毛にCatlog(キャットログ)が埋もれて、ぱっと見つけているかどうか分からない感じになりました。雑種でこれなので長毛猫種の場合は、もっと隠れやすいと思われます。
アプリの感想としては動作は好調。口コミにもあるようにデータの精度はまだまだ改良の余地があると感じることが度々あります。たとえば遊んでいるのに、くつろいでいると表示されるなど。
ただ、そこまでヒドイというほどではありません。また、筆者は、こまかい正誤はあまり気にしてなく全体的な行動の傾向が知れているので概ね満足できる品質かなと思っています。外出先でトモくんが何をしているのか確認できるのも、けっこう楽しいです。
装着1か月後の感想
トモくんにCatlog(キャットログ)を付けてあげて、はや一ヶ月。付け続けた感想としては、猫がまったく嫌がらない。着脱時も抵抗したり嫌がったりする素振りはありません。(じゃれついて、甘噛みされることはありますが。)
週1回の充電は少々面倒ですが、1時間程度で完了するのでそこまで苦ではないです。アプリで通知が来るので充電が切れる前に回収できています。
1回だけ首輪が何かに引っかかって外れていたことがありました。(状況的に家具の取っ手と思われます。)ただ、セーフティバングルが正常に作用したようで猫にケガなどはなく、「ちゃんと外れるんだ」と逆に安心感を覚えました。
Catlog(キャットログ)とは
サービス名 | Catlog(キャトログ) |
測定項目 | 食べる 走る 歩く 寝る くつろぐ 毛づくろい 水飲み |
検知項目 | 猫の元気消失 |
搭載センサー | 3軸加速度センサー |
通信 | BLE (Bluetooth Low Energy) |
重量 | 約9g |
首輪サイズ | 約16~30cm |
電源 | 充電式 |
充電 | 置き型充電 約60分〜90分 |
一回の充電で使用可能な期間 | 約1週間 |
Catlog(キャットログ)の実績はこちら→タップ
- 2022年8月1日よりAmazon新CMにも出演
- 82%が「Catlogがきっかけで泌尿器のトラブルに気づいた」と回答
「トイレ回数やトイレ滞在時間の増加に関する調査」Catlogユーザーを対象としたインターネット調査
92%が「Catlogのデータが診療に役立った」と回答
データを見せたときの獣医師の70%が関心を持っていたと回答
「動物病院でのCatlogご利用状況についてのアンケート」Catlogユーザーを対象としたインターネット調査 - 三省堂「高校英語教科書VISTA Ⅱ」にCCOブリ丸くんが掲載
- 販売元である株式会社RABOが高成長ビジネスに送られる「Top 100 Asia-Pacific Women-Powered, High-Growth Businesses」を受賞
- 日本動物医療センターにて展示会を実施
- 「NHK NEWSLINE 6 映像で学ぶ NHK英語ニュースが伝える日本6」に掲載
- 米国・ラスベガスで開催される世界最大規模のテクノロジー見本市「CES 2023」に出展
- テレビ東京「WBS(ワールドビジネスサテライト)」にて紹介
- 「スタートアップス 日本を再生させる答えがここにある」に掲載
- 日本テレビ「スッキリ」で紹介
- 「anan特別編集 にゃんこ♡LOVE てんこ盛り・anan cat news 2021」にて紹介
他多数
そもそもCatlog(キャットログ)とは、どういう商品なのか?どういった特徴を兼ね備えているのかを知らない方も多いはず。ここではCatlog(キャットログ)の特徴・魅力を解説します。
猫版スマートウォッチ
Catlog(キャットログ)は、最先端のテクノロジーを取り入れた次世代猫用首輪。言い換えれば、猫版スマートウォッチみたいなものです。猫の行動頻度を集計し健康状態を分析してくれます。集計結果はアプリで確認できるため、使い勝手も良好。
猫の首に負担が少ない首輪
Catlog(キャットログ)の重さは、わずか9g。首輪のデザインもシンプルな形状です。そのため、猫の首にかかる負担が非常に少なめ。いままで首輪をしてこなかった猫もすぐに慣れ、違和感なく過ごせるようになった子が多いようです。
筆者の飼い猫もそうでした!
毎日付け続ける首輪が重いと猫がストレスを感じ無理やり外そうとしがち。首輪ハゲの原因にもなりかねません。そのため、猫の首輪に負担がかからない仕様なのは大きな強みといえます。
最新テクノロジーで猫の不調をいち早く伝達
猫という動物は、本能的に自分の体調不良を隠そうとふるまう動物です。そのため、一緒に暮らしている飼い主さんですら、猫が具合悪いことに気付かず病気が進行してしまうケースが少なくありません。
そんな猫の不調を、日頃のデータからいち早く伝えてくれるCatlog(キャットログ)は非常に価値ある代物といえます。
お留守番中の猫の様子をアプリで確認できる
Catlog(キャットログ)では装着している猫が、いま何をしているかもアプリ上で確認できます。
お留守番中の猫の様子はペットカメラなどでも確認できますが、猫がカメラの撮影外に移動してしまうことも多々あります。
Catlog(キャットログ)はカメラのように猫の様子を視覚で確認できませんが、いま何をしているのかはわかるため安心感があります。
実際に購入された方もこの安心感に満足されている方が多いです
安全性に配慮されたセーフティバングル
首輪選びにおいて重要なのは、付け心地だけではありません。もしもの場合に備えた、安全性も考慮し選んであげる必要があります。Catlog(キャットログ)も、安全性への配慮がしっかり施されており、一定の負荷がかかると外れるセーフティバングルが採用されています。
猫の首輪に関しては下記の記事を参考にしてください
素材&カラーが豊富なので愛猫に合った物を探しやすい
デバイスカラー | 猫鈴ゴールド キトンブルー 黒猫ブラック 白猫ホワイト |
ベルトタイプ・カラー | 日本の伝統技術を使った シルク×コットン素材 TANPOPO黄色(+¥330) TATAMI緑&茶(+¥330) 赤ちゃんの肌にも やさしく軽い合皮素材 グリッターゴールド(+¥330) 最軽量!暗闇で光る リフレクター素材 ムーンライト銀色(+¥330) やわらかいつけ心地の コットン素材 チェリーレッド ロイヤルブルー アイスブルー サーモンピンク ジャスミン(黄色) チャコール(黒) しっかりとした上品な スエード風素材 レッド ネイビー(青) ベージュ(薄茶) オフホワイト グレー ブラック |
ベルトサイズ | S 約16~20cm SM 約18~21cm M 約20~23cm ML 約22~25cm L 約24~27cm LL 約27~30cm |
Catlog(キャットログ)はカラーバリエーションも豊富。デバイス本体・ベルトの色や素材の種類が、たくさん用意されているため愛猫に合った組み合わせを選びやすいです。
ただ、注意したいのがベルトサイズ。選ぶサイズの種類によって選択できるカラー・素材が異なります。最も幅広く選べるのはMサイズ。それ以外の大きさだと一部の素材・カラーが選択できません。
だからといって、愛猫の首にあっていないサイズを選ぶのは非推奨です。短すぎると首を絞めてしまい、大きすぎると引っかかりやすくなって危険です。猫の首輪は首周りのサイズに人間の指1~2本分の余裕を持たせたサイズを選びましょう。
Catlog Homeについて
通信 | BLE(Bluetooth Low Energy) 2.4GHz帯無線LAN |
重量 | 65g |
サイズ | 約10cm |
電源 | 電源に接続して利用 |
給電方式 | USB接続 |
備考 | ※Wi-Fi 6およびWPA3には非対応 ※BLE接続範囲は60㎡程度 ※間取りやドアの開閉、家具などによって接続範囲の変動あり |
Catlog Homeとは、首輪と連動している通信装置&充電器です。Catlogで収集したデータをアプリで確認するために必要なデバイスで普段からコンセントにつないでおく必要があります。また、首輪デバイスを充電する役割も担っています。
ただ、Catlog Homeが電波を拾える範囲は約60㎡。広めのお家だとカバーしきれないエリアが出る恐れがあります。その場合は追加で用意することで有効範囲を拡大し解決できます。
テクノロジーを用いた猫用首輪
Catlog(キャットログ)は様々な技術が活用された次世代猫用首輪です。現時点では以下の2つを主な技術として採用しています。
- バイオロギング
:本来は学問における研究手法のひとつ。小型の計測用デバイスを動物に装着することで生態や行動を分析する - AI・機械学習
:バイオロギングによって得られたデータをAIが識別・分類し分析データとして出力する
これらの技術を駆使し、猫が抱えやすい不調をデータで気付いてあげられます。
現状、Catlog(キャットログ)には猫の位置を追跡するGPSは搭載されていません。そのため、万が一、猫が脱走してしまったとき位置を特定することは難しいです。「Pendantを探す」という機能は導入されていますが、デバイス検知が上手くいかないことが多くまだ実用的ではありません。
動物病院・獣医師から高く評価されている
Catlog(キャットログ)は、目で分かりにくい猫の体調不良をいち早く感知させるのに加え、飼い主さんの猫に対する健康意識を高めることに貢献します。猫の病気を早期発見できる可能性が高いことから、動物病院・獣医師たちからも高く評価されています。また、猫の状態を診察する獣医師にとってもCatlog(キャットログ)が収集してくれるデータは非常に貴重な情報源となります。
Catlog(キャットログ)に導入されている「通院用レポート」では、獣医師の診察において重宝するデータが分かりやすくグラフ化されまとめられています。PDF出力・印刷も可能であるため、動物病院を受診するとき併せて持っていくと正確な診察に役立ちます。
アップデートが頻繁に行われ精度向上にも期待が持てる
筆者が個人的に最大の強みと感じているのが、Catlog(キャットログ)が頻繁に機能をアップデート・新リリースを行いサービス改善に試みている点。常に猫にとって最善のサービスになるよう努力している姿勢が伺えます。
よりコスパよく、より猫のためになるサービスを目指していることは信頼性に直結します。
Catlog(キャットログ)の微妙だった点として判定精度の低さが挙げられますが、どんどん良くなってきているという声もチラホラあることから今後さらに品質が向上していくと期待できます。
どんどん良いサービスになると感じさせてくれます
茨城県境町のふるさと納税返礼品
実はcatlg(キャトログ)が、ふるさと納税の返礼品として起用されたこともあります。取り扱いがスタートしたのは2022年頃から。理由としては、catlogを販売している株式会社RABOが茨城県境町・さかいまちづくり公社に一部業務委託を行っていたのがキッカケとのことです。
ふるさと納税は本来支払う税金を寄付という形で地方に納めることで、返礼品がもらえるお得な制度。ある意味、購入しないでCatlogを入手できるチャンスです。
- 納税額には個人の年収によって上限が異なる
- 事務費用2,000円がかかる
- 控除を受けるためには確定申告もしくはワンストップ特例が必要など
- 返礼品の内容は都度変更がある可能性がある
アップデートで猫の嘔吐の可能性も通知可能になった
Catlog(キャットログ)はアップデートを重ねており、2024年1月には猫が嘔吐した疑いがある場合、その可能性を検知しアプリで通知してくれる機能が追加されました。この検知は多頭飼育の場合でも有効であり、どの猫が吐いたか予想できるとされています。
可能性とある通り、100発100中という訳ではありません。筆者の飼い猫はあまり吐かない子なので通知自体は来ていません。データ公表もされていないので実際の精度に関しては不明です。ただ、今後の改良によってさらに精度は高まっていくと予想されます。
Catlog(キャットログ)のデメリットについて考えてみた
- 買い替えしにくい
- 定期的に充電する手間がある
- Wi-Fi環境が必要
正直、筆者はCatlog(キャットログ)に対して、そこまでデメリットを感じませんでしたが、上記3つはデメリットになりやすいと感じました。それぞれ詳しく解説します。
買い替えしにくいが、それに見合う価値はある
まず、ひとつめは買い替えしにくい点。Catlog(キャットログ)のお値段は首輪としては、少々お高め。もし、デバイス本体が破損してしまったとき買い替えるときのコストもバカになりません。とはいえ、それに見合う価値がCatlog(キャットログ)にあるのも事実。そもそも、そう頻繁に壊れる物ではないので、大きなデメリットではないと筆者は考えます。
定期的な充電が必要だが、すぐ完了する
当たり前といえばそれまでですが、Catlog(キャットログ)はただの首輪ではなく猫の行動・健康状態を分析するデバイスが付いています。機械であるため、稼働させるためには電気が必要。1週間に1回は猫から外して充電する手間が必要です。
Wi-Fi環境が必要
Catlog(キャットログ)にて猫の状態を管理するためには、Wi-Fi環境が必要です。すでに自宅にWi-Fi環境が整っている家庭であれば問題ありませんが、そうでない場合は別途、Wi-Fi設備を整える必要があります。Wi-Fiを持っていない方にとっては、痛いデメリットといえるでしょう。
ただ、近年はネット社会。Catlog(キャットログ)を抜きにしてもWi-Fiを持っていると何かと便利なことも多いです。
Catlog boardとは
測定項目 | おしっこ回数 おしっこ量 うんち回数 うんち量 トイレ滞在時間 体重 |
検知項目 | 体重減少 トイレ回数の増加 |
搭載センサー | 重量センサー |
通信 | 無線LAN 802.11 b/g/n (2.4GHz) BLE (Bluetooth Low Energy) |
重量 | 約3.8kg+電池の重さ |
寸法 | 480.5x330x37.7mm |
測定可能荷重 | 20kgまで |
使用電池 | 単3アルカリ電池6本 |
電池交換時期目安 | 約6ヶ月 |
Catlog(キャットログ)シリーズには、首輪以外にもCatlog boardという板状デバイスが存在します。トイレ下に設置するだけで、体重変化やトイレ回数の増減を計測・分析してくれる優れもの。首輪が本当に大嫌いな猫・抵抗感がある方でも活用できます。
トイレ下に置くだけなので、導入が楽。電池式で6か月ほど稼働するため、首輪型のCatlog(キャットログ)のような充電の手間が不要なのも嬉しいところです。
Catlog boardではトイレ状況と体重を測定できる
首輪型デバイスCatlogが猫の行動を分析するのに対し、Catlog boardでは猫のトイレ状況と体重を測定し健康状態をチェックできます。猫のトイレ状況は健康を把握する大切な指標がたくさん詰まっている項目です。多すぎても少なすぎても危険ですが、お掃除するときに毎回確認するのは至難の業です。その点、Catlog boardは自動で記録し変化があったら報告してくれるため、猫の病気にもいち早く気付いてあげられます。
実際、Catlog(キャットログ)が実施したアンケートによると約8割もの方が「Catlogがきっかけで泌尿器のトラブルに気づいた」と回答したそうです。「トイレ回数やトイレ滞在時間の増加に関する調査」Catlogユーザーを対象としたインターネット調査(有効回答数:156件、調査期間:2022/6/17〜 2022/6/23)
また体重管理も現代猫においては大事なケアです。特に肥満状態の猫は、そのぶん心臓への負担が大きくなり病気になりがち。ただ、猫の肥満はぱっと見では分かりにくいのも事実です。Catlog boardはトイレ排泄時に体重も測定してくれるため、猫の体重推移も飼い主さんが把握しやすくなります。
猫トイレを複数設置している家庭には負担も大きい
手軽に導入できてメンテナンスの手間も大きくないCatlog boardですが、課題点もあります。それは、猫トイレが複数個用意されている場合のコスト。
Catlog boardが対応できるのは1台につき、1個の猫トイレだけです。猫トイレは基本的に飼育個数+1個用意するのが理想といわれています。その方が、猫のトイレに関するストレスが大きく改善されるメリットがあります。
多頭飼育にも対応している点には驚き
Catlog boardで一番懸念されやすいのは、多頭飼育に対応しているかどうか。複数の猫を飼育していると、ひとつのトイレを別々の猫がシェアするケースがあります。そうしたとき、猫の測定データも混ざってしまうのではないかと、不安に感じる方もいるはず。
その点に関して、Catlog(キャットログ)では下記のように述べています。
Catlog Boardでは、体重の他に猫様の排泄時の行動パターンなどをもとにAIが個体の癖を学習し、判定する仕組みとなっています。
引用:Catlog公式サイト
ただし、識別は100%確実という訳ではなく、似た体型・行動パターンが似ている猫の場合は誤認識する恐れがあるとも述べられています。
Catlog boardを使ってみた方の口コミレビュー
モモちゃんの口コミ
(雑種・メス・4歳)
(雑種・メス・4歳)
上記は、Catlog boardを実際に購入し使用されている方の口コミです。
やはり時々、誤計測などが発生することがあるようですが、導入して良かったと感じることの方が多いようです。誤計測に関しても、今後のアップデートで回数は減っていくと予想されます。
これは筆者の所感ですが、Catlog boardを購入される方は、猫のトイレ状態が健康状態に大きく関わり定期的にチェックする重要性を理解されている方が多いと感じます。たしかに課題点も多いですが、元々分かりえなかった猫トイレのデータが確認できるメリットは非常に大きいといえるでしょう。
Catlogの料金
Catlog(首輪) 基本セット | Catlog board | |
---|---|---|
通常価格(税込) | 13,640円 | 14,850円 |
初回限定価格(税込) | 9,900円 | 9,900円 |
月額料金 (猫様メンバーシップ) | 580円/月 | 580円/月 |
対応項目 | 猫の行動分析 | 猫のトイレ状況 猫の体重管理 |
サポート | 出荷から1年間の保証付き 安心サポート付き | 出荷から1年間の保証付き 安心サポート付き |
Catlog(キャットログ)を利用するときは、基本的にデバイス+月額課金費用が発生します。月額費用とは、猫様メンバーシップに登録しCatlog(キャットログ)が収集したデータを閲覧するために必要となります。
そのため、月額課金をしないとCatlog(キャットログ)メイン機能である猫のデータ分析が利用できません。ただ、それに見合う価値がCatlog(キャットログ)にはあります。猫が病気になっているのに気づいてあげられない。そんな不幸を回避できると考えるなら、安い買い物といえます。
最大2ヶ月無料!猫様コード
Catlog(キャットログ)には、新規会員限定の紹介割引「猫様コード」を発行しています。既にCatlog(キャットログ)を利用している猫様が持つ専用コードを入力することで、2ヶ月分の月額料金無料チケットが配布されます。
当サイトの猫様トモくんのコードも紹介しますので、スタートするとき是非活用してください
当サイトの招待コードは「YH47E2」です
猫様コード利用手順
Catlog(キャットログ)公式ストアにて、商品を購入。購入時にクーポンコード入力欄に「YH47E2」と入力。楽天やAmazonでは利用できませんのでご注意ください。
Catlogの利用方法
Catlogは購入から利用開始まで、そこまで難しい手順はありませんが行う設定はやや多め。ここではCatlogの利用法について解説します。
購入方法
Catlogは公式ストア以外にも楽天市場やAmazonでも購入できます。ただ、期間限定キャンペーンやクーポンなどは公式ストアのみ対象であることがほとんど。価格も大きく異なるわけではないため、基本的には公式ストアでの購入を推奨します。
タップで詳しい購入手順を解説
トップページからCatlog購入に進み、セットのカラー・素材・サイズを選択。
カートに入れるを選択
内容を確認し問題がなければ、レジへ進む
支払方法はAmazonPayかクレジットカード。Amazonで買い物をする機会が多い人は、AmazonPayの方が入力を省けて楽。
注文者情報を入力。間違いないように注意。
クーポンコード(猫様コード)はこの時点で入力。当サイト限定コード「YH47E2」を入力すると2ヶ月分の月額料金が無料に。
アプリ登録からセットアップまで
前述したとおり、Catlog(キャットログ)は商品を購入しセットしただけでは意味がありません。専用のアプリをインストールし月額メンバーシップに登録する必要があります。
長いんで気をつけてください
タップで詳しい利用手順を解説
(タップで開閉)
アプリを立ち上げたら、下にあるCatlogIDの新規登録を選択。
登録情報を入力する。
メールを確認。届いたURLをクリック。
この時点でCatlog会員登録は完了。アプリに戻る。
設定デバイスを選択。ここでは例としてCatlog(首輪)を選びます。
CatlogHomeを電源に繋げます。その後、中央のボタンを押します。
上記のようなポップアップが出たらOKを押し、位置情報アクセスを許可しましょう。、
CatlogHomeが検出されたら、それを選びます。
上記のポップアップが出たら、はじめるを選択しましょう。
利用するWi-Fi環境を選択します。
適当な名前を入力します。これでCatlogHomeのセットアップは完了です。続いて首輪(Pendant)との連携を行います。
首輪をCatlogHomeにセットします。
猫の情報を入力し確定します。
猫に装着して写真を撮ってあげましょう。完了したらOKします。
連携完了です。しばらくしたら、データ収集が始まります。
その前にメンバーシップ登録(月額課金)を済ませてしまいましょう。右端マイページを選択します。
猫様メンバーシップ管理を選択します。
CatlogID登録で使用したメールアドレスを入力します。
届いたメールのURLをクリック。
CatlogIDのメールアドレスとパスワードを入力します。
月々の支払い方法を選択します。
特典チケットをもっている人はここから使用できます。
お支払方法を選択します。情報を登録したら設定はすべて完了です。
猫割で初期費用を安くできるが…
2023年11月頃より新たにCatlog(キャットログ)に導入された制度が、猫割です。これはCatlog(キャットログ)購入時、新規で猫をメンバーシップに登録すると、月額料金が少し高くなる代わりに本体価格が大幅値下げされるというシステムです。(首輪27%・ボード67%※割引額は変動する可能性があります。)
長期間、Catlog(キャットログ)を利用し続ける予定であれば従来の支払方法の方が長期的にはお得です。その一方で、初期費用がネックだと感じている方という飼い主さんは猫割と相性がいいでしょう。
猫割の詳細
- 猫割の利用は、本体の購入時に「新規猫の登録」と「専用の猫様メンバーシップ(サブスクリプション、980円/月額)の登録」を同時に行う場合に限る。
- 新規登録する猫1匹につき、いずれかのCatlogデバイス本体1件に猫割が利用可能。
- 猫割の適用は、すでにメンバーシップ契約している猫を含め最大5猫分が上限。
- 猫割利用時に登録する猫は、最低半年間(6回のお支払い)メンバーシップ継続契約となる。その後も価格は変わらず継続となる。
- 猫割利用時に契約した猫は、子猫メンバーシップの利用は不可。
詳しい最新情報はCatlog(キャットログ)公式サイトをご覧ください。
よくある質問
Catlogの会社はどこ?
株式会社RABOです。
Catlogは何歳から?
生後半年くらいからの着用が推奨されます。
Catlogの解約方法は?
マイページ⇒猫様メンバーシップ管理より、月額利用料金の自動購入を解約を選択すれば完了。
Catlogのサイズは?
首輪は約13~30cm、boardは約48cm×33cmです
Catlogの素材は何ですか?
各ベルトの素材に関しては「CatlogSuppot Catlog Beltの素材を教えてください。」で詳しく紹介されています。
首輪カメラはついている?
現時点ではまだカメラ機能はありません。
Catlogに犬版はある?
Catlogに犬版はありません
小型犬であれば装着自体は可能です。ただし、Catlogは猫のデータ分析に特化しているデバイスです。犬に装着しても正しく動作せず有効なデータを収集することもできません。保証の対象外となるので無理につけるのは避けましょう。Catlogはあくまでも猫専用のデバイスです。
参考:Catlog
どんな家でも大丈夫?
基本的には大丈夫ですが、別途2.4GHz帯の無線LAN環境が必要です。加えて、住居が広い場合、BLE接続範囲から猫が出る可能性があります。住居によっては追加でCatlog Homeを購入した方が好ましいケースもあります。
首輪の充電頻度は?
1週間に1回程度です。充電自体は約60分〜90分で完了します。
保証期間はありますか?
出荷から1年間保証がつきます。
Catlogのクーポンコードは?
当サイト限定コード「YH47E2」を入力すると有料プランの月額料金が2ヶ月分無料になります
Catlog(キャットログ)で猫の健康を管理しよう
Catlog(キャットログ)は猫の健康をデータで可視化してくれる優れもの。猫は自分の不調を飼い主に伝えずこっそり隠そうとする動物です。病気に気付いたときには状態が進行しており、なんで早く気づいてあげられなかったのかと後悔される飼い主さんは少なくありません。
Catlog(キャットログ)はそうした後悔を未然に防ぐ可能性をぐんと高めてくれます。
少しでも猫に健やかな日々を過ごしてもらいたいと考えている飼い主さんこそ、導入すべきアイテムといえます。