プレミアムキャットフードのおすすめブランドは?失敗しないフード選びを解説

プレミアムキャットフードのおすすめブランドは

【結論】

  • バリエーションならカナガン
  • ヘルシーさならモグニャン
  • 便利な小分け包装を希望するならグランツ
  • 国産総合栄養食に魅力を感じるなら犬猫生活キャットフード

上記のブランドがオススメです。

この記事をご覧の方は、愛猫のために高品質なプレミアムキャットフードを与えたいと考えているのはないでしょうか?しかし、プレミアムキャットフードには様々なブランドがあり、アピールポイントも同じに見えがち。

どれを選べばいいのかと悩んでしまうこともあるかもしれません。ましてや気軽に試せるお値段ではないので、できるだけ失敗は避けたいですよね。

そこで今回は、プレミアムキャットフードを選ぶポイントと、おすすめブランドを解説します。失敗しないフード選びの参考にしてください。

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モグニャンキャットフード成分口コミお試しやばい怪しい楽天Amazon
モグニャン
キャットフード

カナガン
チキン
カナガンデンタルキャットフードお試し100円モニター
カナガン
デンタル

犬猫生活
オールステージ

tama
ボナペティ

GRANDS
チキン&サーモン
ジャガーキャットフード
ジャガー
キャットフード

アランズナチュラル
キャットフード

ナウフレッシュ
カロリー
100gあたり
379kcal405kcal389kcal373kcal332kcal361kcal387.5kcal381kcal352~397kcal
たんぱく質27%以上34%以上33%以上31%以上31%以上36%以上40%以上36%以上30~33%以上
脂質11.0%以上16.7%以上15.0%以上15%以上15%以上17.0%以上20.0%以上14.44%以上各フードによる
通常価格税込4,708円
(1.5kg×1)
税込4,708円
(1.5kg×1)
税込5,456円
(1.5kg×1)
税込6,908円
(750g×2)
税込2,370円(50g×20)税込4,950円
(500g×3)
税込4,708円
(1.5kg×1)
税込5,082円
(1.5kg×1)
各フード・購入量による
特徴原材料65%以上に白身魚使用
約8mmの小粒
比較的ヘルシー
原材料60%以上にヒューマングレードのたんぱく源
ウェットフードがある
歯石・プラークに関する特許取得成分配合(※特許日本第4648611号)

カナガンとサプリメントのコラボレーション
国産フード
獣医師が開発監修

750g単位の小分け包装
嬉しい小分け包装
ミール不使用
低リン設計
500g単位の小分け包装
お試ししやすい
2つの栄養基準をクリア
たんぱく質割合がトップクラス

動物性原材料約80%
珍しい高級食材を贅沢に配合
厳選された自然原材料10種類で製造
牛・豚・穀物・乳製品不使用
ラインアップが豊富
ミールフリー
小粒設計
お試し
サンプル
不定期販売
100円(50g)
解説へ
不定期販売
100円(50g)
解説へ
不定期販売
100円(50g)
解説へ
公式サイトにあり
2種セットお試し(980円(税込)
お試しサンプルへ
あり
50g×2種類
公式サイトにあり
3種セットお試し(550円(税込)
お試しサンプルへ
提供なし提供なしAmazonや各種イベントなどで入手可能
お試しサンプルへ
公式サイト
購入はこちら
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プレミアムキャットフード一覧
目次

プレミアムキャットフードおすすめブランド

ひとくちにプレミアムキャットフードといっても、その種類は様々。それぞれのフードによって特徴や味のバリエーション、タンパク源などが全く異なります。

ここでは日本国内で知名度・人気が高いプレミアムキャットフードのおすすめブランドを紹介します。

カナガンキャットフード

カナガンキャットフード
カナガンキャットフード
バリエーションチキン
サーモン
ウェット
デンタル
カロリー
(100gあたり)
チキン:405kcal
サーモン:398kcal
ウェット:94.87kcal
デンタル:389kcal
たんぱく質
チキン:34%以上
サーモン:34%以上
ウェット:16.5%以上
デンタル:33%以上
脂質チキン:16.7%以上
サーモン:14.8%以上
ウェット:1.8%以上
デンタル:15%以上
販売企業株式会社レティシアン
通常価格(税込)チキン:4,708円
サーモン:4,708円
ウェット:5,940円
デンタル:5,456円
信頼性94%の獣医師が『カナガンキャッ トフード チキン』を推奨※1
生産者が英国王室エリザベス女王より表彰※2
累計販売個数 150 万個(チキン)※3
製造面における
安全性
原材料の品質テスト
生産ライン24時間モニタリング
専用機器で品質分析
1袋ごとに製造番号を割り当て
カナガン
独自の特徴
原材料の60%以上にたんぱく源を使用
ウェットフードがある
特許取得成分を配合したバージョンもある
オススメできる方色々なバリエーションを試したい
ウェットフードも取り入れたい
詳しい解説はこちら
カナガンキャットフード公式サイト
カナガンキャットフードの概要
※1:当製品を使用した獣医師 114 名を 対象に「健康な猫の飼主から、当製 品を使用してみたいがどう思うか 相談された場合、当製品を推奨しま すか?」と聞き、「(とても)良い製 品だと思う」と回答した割合。2021 年 8 月ベッツアイ調べ
※2:The Queen’s Award for Enterprise : International Trade 2017 受賞
※3:2016 年 1 月~2022 年 10 月
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製造国原材料の産地ヒューマングレード粒サイズ香料・着色料酸化防止剤小分け包装ジッパーグレインフリータウリンオメガ3脂肪酸オメガ6脂肪酸オールステージ用カスタマーサポート獣医師たちの関与分類基準
英国海外産がメイン直径約1cm不使用〇(天然由来)専門知識を有する
スタッフによるサポート
推奨主食FEDIAF
(欧州ペットフード工業会連合)
カナガンキャットフード詳細情報

カナガンキャットフードは、猫の大好物であるチキンもしくはサーモンを贅沢に使用したプレミアムキャットフードです。上質な原材料・良質なタンパク源が使用されている他、猫に大切な栄養素「タウリン」も配合されています。

タウリンとは

アミノ酸の一種。猫にとって必要不可欠な栄養ですが体内での合成能力が低いため、食事で摂取する必要があります。

カナガンは、バリエーションが豊富なのも特徴。チキン・サーモンの他に、水分豊富なウェットフード、特許取得成分を配合した「カナガンデンタルキャットフード」も存在します。中でもウェットフードを取り扱っている点は、他プレミアムキャットフードと大きな違いといえます。

生産国はイギリスの会社。英国王室エリザベス女王からも表彰を受けているため、プレミアムキャットフードの中でも信頼度は高いブランドです。

モグニャンキャットフード

モグニャンキャットフードと黒猫
モグニャンキャットフード
バリエーション白身魚
カロリー
(100gあたり)
379kcal
たんぱく質
27%以上
脂質11%以上
販売企業株式会社レティシアン
通常価格(税込)4,708円
信頼性93%の獣医師が『モグニャンキャットフード』を推奨※1
累計販売個数 75 万個※2
愛猫家が選ぶ 人気 NO.1 キャットフード※3
香港・韓国・インドネシアで販売※4
製造面における
安全性
原材料の品質テスト
生産ライン24時間モニタリング
専用機器で品質分析
モグニャン
独自の特徴
原材料の65%以上に白身魚を使用
8mmの小粒設計で食べやすい
プレミアムキャットフードの中で比較的ヘルシー
オススメできる方小さめな粒サイズが好みの猫
ヘルシーなプレミアムキャットフードをお探しの方
詳しい解説はこちら
モグニャンキャットフード公式サイト
モグニャンキャットフードの概要
※1:当製品を使用した獣医師 113 名を 対象に「健康な猫の飼主から、当製 品を使用してみたいがどう思うか 相談された場合、当製品を推奨しま すか?」と聞き、「(とても)良い製 品だと思う」と回答した割合。2021 年 8 月ベッツアイ調べ
※2:2016 年 12 月~2022 年 5 月
※3:愛猫家 485 名への5商品に対するインターネットアンケート調査の結果。2021 年 9 月日本トレンドマップ研究所調べ。
※4:2020 年 7 月現在
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製造国原材料の産地ヒューマングレード粒サイズ香料・着色料酸化防止剤小分け包装ジッパーグレインフリータウリンオメガ3脂肪酸オメガ6脂肪酸カスタマーサポート獣医師たちの関与分類基準
英国海外産がメイン直径約8mm不使用〇(天然由来)専門知識を有する
スタッフによるサポート
推奨主食FEDIAF
(欧州ペットフード工業会連合)
モグニャンキャットフード詳細情報

モグニャンキャットフードは、猫にとって抜群の香りと味を追求したプレミアムキャットフード。白身魚をフード全体の65%に使用している贅沢仕様。袋を開けたときに広がる白身魚の美味しそうな香りが、猫の食欲をそそります。ただし、タンパク割合が多いため人間にとっては、強烈な臭いと感じるかもしれません。

白身魚を主原料としているため、高タンパクながらも低脂質を実現。プレミアムキャットフードの中ではカロリー・たんぱく質量が比較的控えめであり、ヘルシーな栄養バランスといえます。太り気味な猫にもオススメです。

粒サイズが約8mmと非常に小粒。噛む力が弱めな猫でも食べやすい設計です、粒サイズは猫の食いつきにも影響するポイント。

小さめな粒が好みな猫とは相性が良いといえます。

GRANDS(グランツ)

GRANDS(グランツ)キャットフード
GRANDS(グランツ)
バリエーションチキン&サーモン
チキン成猫用(1歳から全ての年齢)
サーモン成猫用(1歳から全ての年齢)
カロリー
(100gあたり)
チキン&サーモン:361kcal
チキン成猫用:358kcal
サーモン成猫用:361kcal
たんぱく質
チキン&サーモン:36.0%以上
チキン成猫用:32.0%以上
サーモン成猫用:32.0%以上
脂質チキン&サーモン:17.0%以上
チキン成猫用:15.0%以上
サーモン成猫用:16.0%以上
販売企業GRANDS株式会社
通常価格(税込)4,950円
信頼性毎日のごはんに与えたいという声(チキン)※1
雑誌にて紹介※2
製造面における安全性工程ごとに厳しい品質管理を実施
出荷の前には外部機関による衛生検査
グランツ
独自の特徴
500g単位の小分け包装
お試しサンプルが頼みやすい
獣医師相談サポートあり
2つの栄養基準をクリア
オススメできる方小分け包装が希望の方
気軽にお試ししたい方
栄養基準を徹底しているフードを希望する方
獣医師相談サポートを希望する方
詳しい解説はこちら
GRANDS(グランツ)公式サイト
GRANDS(グランツ)の概要
※1:株式会社シー・コネクトが2020年2月に実施したGRANDSチキン成猫用(1歳から全ての年齢)サンプルテストの結果
※2:猫びより・ねこ・ネコまる
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製造国原材料の産地ヒューマングレード粒サイズ香料・着色料酸化防止剤小分け包装ジッパーグレインフリータウリンオメガ3脂肪酸オメガ6脂肪酸カスタマーサポート獣医師たちの関与分類基準
フランス海外産がメイン
原材料の一部はヒューマングレードに該当しない
直径約8mm~1cm前後不使用人口保存料は無添加
(天然由来は使用)
獣医師相談サポート推奨総合栄養食AAFCO(米国飼料検査官協会)及び
FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)
両方を参考
GRANDS(グランツ)詳細情報

GRANDS(グランツ)は、良質なチキン・サーモンを主原料としたプレミアムキャットフードです。

「チキン&サーモン全年齢用」「チキン成猫用」「サーモン成猫用」の3種類があり、愛猫の年齢や好みに合わせて選択が可能。どの種類のフードを選択しても、高タンパクが摂取可能なプレミアムキャットフードとなっています。

1袋が500gでの販売となっていますが、ここにもこだわりが隠されています。キャットフードは1度開封してしまうと、酸化劣化が進みやすいです。そこでGRANDS(グランツ)はフードを小分けに包装することで酸化問題をクリアしています。

小分けタイプのプレミアムキャットフードは数少ないですが、中でもGRANDS(グランツ)は500gの少量サイズで10日前後で食べきれます。フードの鮮度を意識したい方にオススメです。

また、お試しサンプル提供が常時行われている点も魅力的。他プレミアムキャットフードは不定期に表示される広告からの申込限定であることが多いのですが、GRANDS(グランツ)は常時公式サイトから申込できます。3種類100gの小分けパックが税込550円・送料無料で頼めるのは嬉しいポイントです。

さらにGRANDS(グランツ)はFEDIAFとAAFCOと呼ばれる栄養基準を2つもクリアした珍しい総合栄養食。だいたいは、どちらか片方のみであるため栄養面においても安心感があります。

犬猫生活キャットフード

犬猫生活キャットフードと黒猫
犬猫生活キャットフード
バリエーションオールステージ用
シニア用
カロリー
(100gあたり)
オールステージ用:373kcal
シニア用:360kcal
たんぱく質
オールステージ用:31.0%以上
シニア用:28.0%以上
脂質オールステージ用:15.0%以上
シニア用:14.0%以上
販売企業犬猫生活株式会社
通常価格(税込)6,908円
信頼性販売実績1000万食以上※1
食べさせたいキャットフードNo.1※2
財経新聞に掲載※3
製造面における安全性工程ごとに厳しい品質管理を実施
出荷の前には外部機関による衛生検査
犬猫生活
独自の特徴
国産プレミアムキャットフード
獣医師が開発を監修
750g単位の小分け包装
低温加熱製法
ノンオイルコーティング
お試しサンプルが頼みやすい
獣医師相談サポートあり
オススメできる方国産キャットフードに魅力を感じる方
獣医師が開発監修したことに安心感を覚える方
小分けフードを希望する方
詳しい解説はこちら
犬猫生活キャットフード公式サイト
犬猫生活キャットフードの概要
※1:※2022年10月1日までの犬猫生活ブランド累計販売量(1食50g換算)
※2:2019年11月統計研究所調べ、猫飼育者100名を対象
※3:2019年2月13日公開(旧レガリエ)
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製造国原材料の産地ヒューマングレード粒サイズ香料・着色料酸化防止剤小分け包装ジッパーグレインフリータウリンオメガ3脂肪酸オメガ6脂肪酸カスタマーサポート獣医師たちの関与分類基準
日本国産がメイン
(すべてではない)
不揃い不使用不使用獣医師相談サポート監修総合栄養食AAFCO(米国飼料検査官協会)及び
犬猫生活キャットフード詳細情報

犬猫生活キャットフードは、プレミアムキャットフードの中では珍しい国産ブランドです。

国内の工場にて製造され、金沢漁港で穫れた鮮魚など国産原材料も多く使用されています。また、犬猫生活キャットフードには酸化防止剤が使用されていません。代わりの対策として750gの小分け包装・ノンオイルコーティング製法を採用し、フード表面上の油脂酸化が起きないようにしています。

そもそもオイルコーティングとは

フード製造最終工程で油を吹きかけることにより、猫に必要なエネルギーを満たしと同時に食いつきも良くしています。キャットフードの大半が採用している工程です。

犬猫生活キャットフードは新鮮で香り豊かな原材料を厳選することで、食いつき・栄養面をクリアしています。とはいえ、オイルコーティングフードと比較すると嗜好性はやや劣ります。食いつき重視の方は他フードの方が良いでしょう。一方、自然な風味で健康的なフードを希望される方にとって、犬猫生活キャットフードは有力候補といえます。

さらに、獣医師が推奨しているプレミアムキャットフードは多いですが、犬猫生活キャットフードは獣医師が開発監修に携わった総合栄養食でもあります。

フード製造に開発から獣医師が関わっている有名ブランドは、犬猫生活ぐらいです。

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プレミアムキャットフードの特徴

プレミアムキャットフードの特徴

プレミアムキャットフードには、市販フードとはまた違った特徴を兼ね備えています。ここでは代表的なプレミアムキャットフードの特徴を紹介します。

厳選された原材料

プレミアムキャットフードは、厳選された原材料で作られています。主に肉や魚を第一主原料としており、しっかりタンパク質が摂取できるようになっています。人間でも食べられる品質のヒューマングレードが使われることが多いです。

猫にとって重要であるたんぱく質源として、高品質な肉や魚を第一主原料として使用し品質にもこだわっています。

また、プレミアムキャットフードによっては、原材料の産地や使用する目的などが公開されています。

添加物が最低限

プレミアムキャットフードは、安全性を高めるために最低限の添加物しか使用しないことが多いです。特に猫にとって不要といわれている着色料・香料は、ほとんどのプレミアムキャットフードにおいて使用されていません。

ただし、酸化防止剤に関してはフードによって左右されます。酸化防止剤は、フードの酸化を防ぐために必要な添加物。油分を多く含むキャットフードは空気に触れることで、すぐに酸化。品質が劣化し美味しさも損なわれます。そのため、酸化防止剤は必要不可欠な添加物なのです。

安全性が懸念されやすいですが、添加物の使用量はペットフード安全法で基準が定められており、守っていないフードはそもそも流通されません。

一方で酸化防止剤無添加であっても、少量小分け包装・ノンオイルコーティングなどの工夫で酸化を防いでいるフードも存在します。

酸化防止剤は大切な添加物なのは分かったけど、やっぱり不安という方は、GRANDS(グランツ)もしくは犬猫生活キャットフードをオススメします。

グレインフリー

小麦やトウモロコシなどの穀物を使用しないで製造されたフードのことを、グレインフリーフードといいます。

完全肉食動物である猫にとって、穀物は本来食べなくても生きていける食材。むしろ、穀物類は猫にとって消化の負担が大きいのではないかと懸念されています。猫によっては穀物に対して、アレルギーを引き起こすこともあります。

そのため、多くのプレミアムキャットフードはグレインフリーにすることで、消化に負担をかける可能性が低くなるよう設計されています。

グレインフリーの必要性

近年キャットフードにおけるグレインフリーは必要性が疑問視されています。

  • 猫は適切に加熱した穀物であれば問題なく消化できることが各ペットフードメーカーの研究にて報告されている。
  • 穀物には猫にとって有益な栄養素も多く含まれており、フード成型を助けるつなぎとなる重要な役割もある。
  • 猫の食物アレルギーは、穀物よりも牛肉など動物性のものが多い。

また、グレインフリーフードは穀物を使用しない代わりに動物性たんぱく源の割合が増えるのも特徴。猫にとって大切な栄養であるたんぱく質が豊富になることは魅力であると同時に、割合が高すぎると老猫などには負担が大きい懸念もあります。

グレインフリーは悪とは限らない

最近では、必要性の低さやデメリットが目立ちがちなグレインフリーフードですが、必ずしも悪という訳ではありません。

穀物に対してアレルギー反応を示す猫にとって、グレインフリーフードは非常に有益なフードです。グレインフリーフードはプレミアムキャットフード以外に市販フードでも販売されています。愛猫が穀物に対してアレルギーを持ている場合は、相性が良い物を選んであげましょう。また消化の面においても、問題の焦点となっている穀物が使用されていない時点で消化への負担は大きくないともいえます。

穀物を使っていない代わりに他の食材で栄養バランスを整えているため、穀物アレルギーではない猫もグレインフリーを選んで問題ありません。

ダイエットには不向き

プレミアムキャットフードは、全体的にカロリーが高め。量を調整してカロリーを抑えようとしても、知識が不足がちな飼い主さんがプレミアムキャットフードでダイエットに取り組むのは骨が折れます。

プレミアムキャットフードの中にもダイエット用のものがありますが、有名なブランドだとラインナップされていないため、マイナーブランドになりがちです。強いて有名プレミアムキャットフードの中でダイエットに向いている物を挙げるとしたら、ヘルシーなモグニャンキャットフードが候補となります。ただし、給餌量には配慮する必要があるため、専門家のサポートは必要です。

愛猫が肥満気味でダイエットを考えている人は、プレミアムキャットフードではなく、獣医師に相談しダイエット用療法食などを処方してもらうことを推奨します。獣医師を頼ることで、フード量の切り替えやダイエットの経過について相談できる、心強い味方となってくれます。

療法食は獣医師に指導・管理に従い給与する必要があります。市販でも購入できますが、飼い主さんの独断で切り替えると思わぬトラブルを招く恐れがあるため、必ず獣医師に相談してから取り入れましょう。

安全・安心感がある

プレミアムキャットフードの多くは、メーカーがどこの工場で、どのように製造・管理・流通させているかを公開しています。特に大手プレミアムキャットフードブランドでは、厳しい衛生基準(FEDIAFなど)をクリアした施設にて徹底的な品質チェック・管理が行われています。

また、カスタマーサポートも整っており、何か困ったことがあれば専門知識を持っているスタッフに質問・相談ができます。ブランドによっては獣医師に相談できる窓口も用意されています。

獣医師相談窓口があるプレミアムキャットフード
  • GRANDS(グランツ)
  • 犬猫生活キャットフード

こうした製造・管理面、サポート体制が整っていることで購入者が安全・安心を感じられる点もプレミアムキャットフードを利用するメリットのひとつと言えます。

オールステージ用フードが多い

プレミアムキャットフードには、オールステージ用フード(全年齢対応フード)が多いです。

オールステージ用フードは量を調整することで、どの年齢の猫にも必要な栄養量を供給できます。また、年齢ごとにフードを切り替える必要もないため、フード選びで悩む回数が少なくなるメリットもあります。

ただし、シニア猫にとってプレミアムキャットフードは高カロリー・高たんぱく質になりがち。年齢を重ねた猫は腎臓など様々な機能が衰え始め、補給してあげた方が好ましい栄養素も変化してくるためシニア用に調整されたフードに切り替えた方が好ましいです。

数こそ少ないですがプレミアムキャットフードの中でもシニア用に栄養を調整した物もあります。たとえば、犬猫生活キャットフード(シニア)は、腎臓が弱りがちな猫に配慮しリンやナトリウムバランス、たんぱく質量を調整しています。年老いてきたけど愛猫がグルメ、原材料にはこだわりたいという飼い主さんに強くオススメできます。

ウェットフードの種類は少ない

プレミアムキャットフードにはドライフードのラインナップが多い一方で、ウェットフードの種類は少ないです。人気ブランドだと、カナガンくらいしか取り扱いがないのが現状です。マイナーなプレミアムキャットフードも含めればもう少し選択肢は増えますが、知名度・実績が低いブランドはあまりオススメしません。

ウェットフードは、猫にとって不足しがちな水分を補給できるメリットを有します。風味豊かで嗜好性にも優れており、猫の食いつきも抜群。積極的に取り入れてあげたいフードといえます。ただし、プレミアムキャットフードのウェットフードは限られているため、カナガン以外だとマイナーブランドか市販品を選ぶ必要があります

ドライフードとウェットフードに関しては下記の記事でも詳しく解説しているので、参考にお役立てください。

価格が高め

プレミアムキャットフードは、市販フードと比べて高価。流石「プレミアム」と名がつくだけはあります。

一方で、プレミアムキャットフードはお値段が高い分、原材料が厳選され、製造・品質管理にも力を入れています。獣医師・専門知識を有するカスタマーサポートも付いているため、お値段相応の価値はあるといえます。

ただし、「プレミアムキャットフードを買い続けているせいで生活が困窮している」となっては元も子もありません。愛猫にプレミアムキャットフードを与えるかどうかは家計とも相談しましょう。

プレミアムキャットフードの栄養基準

キャットフードの栄養基準

プレミアムキャットフードには明確な基準・定義は存在しません。メーカーがプレミアムキャットフードと言えば、それに該当する状態が現状です。一方、栄養基準に関しては各国で採用している栄養ガイドラインの基準をクリアしています。

ペットフードにおける栄養ガイドラインは、大きく分けて2種類。AAFCO(全米飼料検査官協会)とFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)があります。

採用している国が異なるだけで、どちらの基準が優れているということはありません。日本ではAAFCO(全米飼料検査官協会)基準のフードが多いですが、FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の基準フードでも問題ありません。

AAFCO(全米飼料検査官協会)

AAFCO(全米飼料検査官協会)とは、ペットフードの栄養基準やラベル表示に関するルールなどを規定しているアメリカの団体です。

日本における総合栄養食も、AAFCOの基準を満たした物を指すことがほとんど。ペットフード公正取引協議会も、このAAFCOの栄養ガイドラインを採用しています。

ただし、AAFCOはあくまで基準を設けているだけであり、フードをひとつずつ審査・認定している訳ではありません。

FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)

FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)も、ペットフードの製造や栄養ガイドラインを定めているヨーロッパ機関です。英国などで製造されているプレミアムキャットフードは、このFEDIAFの基準で製造されています。

FEDIAFにはペットフードの製造施設に関しても、厳しい基準を設けています。プレミアムキャットフードの「カナガン」や「モグニャンキャットフード」もFEDIAFをクリアしたイングランドの工場で製造されています。

日本で流通している総合栄養食はAAFCOを参考にしているため、FEDIAF基準のプレミアムキャットフードは厳密には総合栄養食ではなく主食として扱われます。

失敗しないキャットフードの選び方

失敗しないキャットフードの選び方

日本に流通しているプレミアムキャットフードは種類が豊富。愛猫に合ったフードを選ぶためには、しっかりと要点を押さえておく必要があります。

キャットフード選びにおいて重要なのは、下記の項目です。

  • メーカーの信頼性
  • 食いつきの評判
  • 原材料のこだわり
  • 製造面における安全性
  • 予算とマッチしているか

この中でも特に重要視したいのは、販売・製造しているメーカーがどれだけ信頼できるかです。キャットフードのメーカーは、世界中にたくさん存在します。優れたメーカーがいれば、低品質なフードを作るメーカーもいます。当然、低品質なメーカーが作るキャットフードは安全面において大きな懸念があります。だからこそ、メーカーがどれだけ信用できるかが重要なのです。

メーカーの信頼性を推し量りたいときは、下記の項目を判断材料にすることを推奨します。

  • 販売実績・年数・地域(国)
  • フード開発に科学的根拠を取り入れているか
  • 独自にフード研究・開発を行っているか
  • 獣医師などのお墨付きはあるか

近年はペットフードの品質は向上し、そこまで露骨な低品質フードは見かけなくなってきました。とはいえ、万が一にも粗悪品を掴むことがないようメーカーの信頼性を十分吟味してから猫に与えてあげましょう。

プレミアムキャットフードのお試しサンプル

プレミアムキャットフードのお試しサンプル

プレミアムキャットフードには、手軽に試せるお試しサンプルが用意されていることが多いです。

1袋5,000円前後のプレミアムキャットフードは、なかなか手を出しにくい高級品。奮発して購入したのに肝心の飼い猫が食べてくれなかったらと思うと、購入をためらってしまいます。

そんな飼い主さん向けに提供されているのが、キャットフードのお試しサンプル。1パック数百円程度で高級プレミアムキャットフードを試せる有難いサービスです。お試しサンプルを購入したからといって、定期購入を申し込まなければいけない訳でもありません。サンプルだけで注文を止めても大丈夫です。

ただし、お試しサンプルで貰えるのは数日分のみ。猫が継続的に食べ続けるかを判断するには、やや量不足です。お試しセットでアレルギーの有無を判別した後、1袋だけ購入し食いつきを判断することを推奨します。

プレミアムキャットフードの購入方法

プレミアムキャットフードの購入方法
  • 公式サイト
    :お得な定期便や割引が用意されている
  • Amazon
    :通常価格で販売されているケースが多め。ただし、割引されることは少ない。
  • 楽天市場
    :公式以外の出品が多め。割高で販売されることも多い。
  • フリマアプリ
    :非推奨。保存管理体制に懸念があり品質が劣化しているなどの恐れも考えられる。

プレミアムキャットフードの購入方法は、基本的にはオンライン通販です。

大半のプレミアムキャットフードは、高品質な原材料を使用するため販売価格が高くなりがち。店頭販売すると流通コストが重なることで、さらに価格が高くなり消費者は手が出しにくくなってしまいます。

そのため、プレミアムキャットフードは公式サイト、もしくはAmazonが主な購入方法となります。

楽天市場にも販売されることはありますが、公式出店されているケースは少ないです。別業者によって出品されるケースもありますが、価格は一回り以上高く品質面でも懸念があるため、あまりオススメできません。

プレミアムキャットフードを購入するのであれば、公式サイトが最もオススメです。品質面において安心度・信頼性が高く、お得な定期便が用意されています。お得な割引や特典なども用意されているのも魅力的。

お値段が高くなりがちなプレミアムキャットフードを少しでもお得に購入したいのであれば、公式サイト一択といえます。

市販フードとの比較

市販フードとの比較
プレミアムキャットフードをオススメするケース市販フードをオススメするケース
原材料の品質や製造方法にこだわったフードがいい
価格よりも安全性・品質を優先したい方
原材料や添加物にそこまで強くこだわらない
高級フードは家計的に厳しい方

プレミアムキャットフードと市販フード、どちらがいいか?という疑問を抱く方も多いはず。結論としては、飼い主さんが何を優先するかによって異なります。

たとえば、「原材料にこだわりたい!ヒューマングレードがいい!」という方は、市販よりもプレミアムキャットフードの方が条件に合っています。一方で「スーパーなどで買いたい!お値段は安い方がいい!」という方にとっては、市販フードの方が性に合っているはずです。

プレミアムキャットフードは、お値段が高い分たしかに高品質です。ただし、栄養面においては市販フードの総合栄養食でも猫に必要な栄養は十分補えます。最近の市販フードは優秀です。企業努力によって品質は向上し、猫の食いつきがいい商品もたくさん存在します。

市販フードにしたいけど、安すぎるのも不安。という方は、以下のメーカーをオススメします。

  • ロイヤルカナン
  • ヒルズ
  • ピュリナ

上記3つは世界的にも有名なメーカーです。フード開発にも科学的根拠を多く取り入れています。フード研究に力を入れるため、お値段は市販にしてはややお高めですが選ぶ価値はあります。

プレミアムキャットフード まとめ

プレミアムキャットフード

プレミアムキャットフードは、市販のフードよりも、高品質な原材料を使用している点が特徴的。添加物なども極力使用を控えているため、愛猫に与えるフードとして安心感があります。

ただし、プレミアムキャットフードの定義はあやふやで、すべてが良質という訳でもありません。必ず原材料や栄養成分、製造メーカーの信頼性を確認することが大切です。

今回の記事をプレミアムキャットフード選びの参考としてお役立てください。

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モグニャンキャットフード成分口コミお試しやばい怪しい楽天Amazon
モグニャン
キャットフード

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ナウフレッシュ
カロリー
100gあたり
379kcal405kcal389kcal373kcal332kcal361kcal387.5kcal381kcal352~397kcal
たんぱく質27%以上34%以上33%以上31%以上31%以上36%以上40%以上36%以上30~33%以上
脂質11.0%以上16.7%以上15.0%以上15%以上15%以上17.0%以上20.0%以上14.44%以上各フードによる
通常価格税込4,708円
(1.5kg×1)
税込4,708円
(1.5kg×1)
税込5,456円
(1.5kg×1)
税込6,908円
(750g×2)
税込2,370円(50g×20)税込4,950円
(500g×3)
税込4,708円
(1.5kg×1)
税込5,082円
(1.5kg×1)
各フード・購入量による
特徴原材料65%以上に白身魚使用
約8mmの小粒
比較的ヘルシー
原材料60%以上にヒューマングレードのたんぱく源
ウェットフードがある
歯石・プラークに関する特許取得成分配合(※特許日本第4648611号)

カナガンとサプリメントのコラボレーション
国産フード
獣医師が開発監修

750g単位の小分け包装
嬉しい小分け包装
ミール不使用
低リン設計
500g単位の小分け包装
お試ししやすい
2つの栄養基準をクリア
たんぱく質割合がトップクラス

動物性原材料約80%
珍しい高級食材を贅沢に配合
厳選された自然原材料10種類で製造
牛・豚・穀物・乳製品不使用
ラインアップが豊富
ミールフリー
小粒設計
お試し
サンプル
不定期販売
100円(50g)
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不定期販売
100円(50g)
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100円(50g)
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公式サイトにあり
2種セットお試し(980円(税込)
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あり
50g×2種類
公式サイトにあり
3種セットお試し(550円(税込)
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提供なし提供なしAmazonや各種イベントなどで入手可能
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