【結論】
フレッシュロックや米保存容器の他、100均の密閉容器などがコスパが良くおすすめです。多少お金をかけていいのであればフードディスペンサーやoxo、フードストッカーなども候補に挙がってきます。
キャットフード保存容器はどれがいいのか分からず、自宅にある空き缶やクリップなどで保存されている方も多いはず。しかし、それだけではフードの酸化を食い止めることは難しいです。本当に猫のご飯を新鮮かつ安全に保ちたいのであれば、保存容器にも気を遣う必要があります。
今回は20年以上猫と暮らしている筆者「たけのこ」が、キャットフードの保存にオススメな容器を紹介していきます。

ぜひ愛猫のご飯を保存する容器を見直してみてください
- キャットフードおすすめ保存容器ベスト7
- 保存容器と一緒に用意したいアイテム3選


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キャットフードの保存容器は大事!


キャットフードにコーディングされている脂質は、非常に酸化しやすい性質を有しています。酸化が進行してしまったキャットフードは、猫にとっての「おいしさ」が低下するだけでなく、栄養バランスも低下する恐れがあります。


キャットフード保存容器おすすめ7選
キャットフードの酸化を食い止めるには、密閉性が高く保存性に優れた容器選びが重要です。ここでは、筆者が厳選したキャットフードの保存容器を紹介します。



正直どれを選んでも、キャットフードの保存性は高くなります
①ニトリのフレッシュロック


まずは、お値段以上で有名な「ニトリ」で購入した「フレッシュロック」です。フレッシュロックは軽くて丈夫な素材が使われ、高気密性も有している保存容器です。
大口径であるため、キャットフードを補充しやすく、ワンタッチで楽々開閉できるのも嬉しいポイントです。ただし、熱に弱く60℃までしか耐熱性がないため、熱湯をかけたり煮沸消毒は避けましょう。購入して開けた直後は、インク臭がするので軽く洗われることをオススメします
②無印良品の米保存容器


続いて紹介するのが「無印良品」で購入した「米保存容器」です。縦長のスリムタイプなので、キッチンのスペースを占領することなく保存ができ、付属の計量カップでキャットフードの計量もできます。


微妙に感じた点としては、サイズが2kgしかないため小分け保存には利用しにくいです。あと、無視できない点がもうひとつ。


これ…開かないんです。計量カップは取れますがフタに該当する部分は外れません。



水筒用スポンジなどで洗いましょう
③100均の密封容器


次に紹介するのが、みんな大好き100均で購入した「密封容器」です。まずダイソーで購入したのは上記写真のタイプ。4つのツメでシリコンパッキン付きのフタを押さえ、しっかり密封保存できる商品です。容量は780mlで小分け保存に便利。やや小さめなので猫用おやつの保存に丁度良さそうです。
使い勝手としては100均なだけあり「ニトリや無印良品より丈夫さは劣るかなー」という印象。密閉性もやや劣りそうです。その一方で、100円なので、こまめに交換できる強みもあります。替えが効く分、コスパが良いです。


ダイソー以外にも100均キャンドゥで購入した「スタッキングキャニスター」を紹介します。フタを開けて締めるだけのシンプルな構造。物自体も軽く扱いやすく、口径も大きいためキャットフードの小袋を入れるのに便利です。
ただし、やはり100均商品であるため耐久性と密閉性が心許ないです。



でも、100均だから試しに買ってみるのもアリです
④自動給餌器フレッシュエレメントソロ
キャットフードの保存容器として「自動給餌器」を使用する選択肢もあります。自動給餌器は基本的に密閉性が高く、フタなどに乾燥剤などをセットできるので湿度対策も行うことができます。
また、自動給餌器を導入する最大のメリットは「とにかく猫のご飯タイムが楽になる」点です。「早起きしなくていい」、「自動で計量してくれる」、「帰宅前にご飯をあげられる」など自動給餌器がもたらしてくれる恩恵は計り知れません。



自動給餌器があるとないでは天地の差です


筆者は「フレッシュエレメントソロ」という自動給餌器を使用していますが、コスパが良く重宝しています。


⑤フードディスペンサー※本気の方向け
みなさんはフードディスペンサーというものをご存じでしょうか?簡単に言うと「蛇口付き保存容器」です。キャットフード量を調整しやすく、下にある古い物から排出されるためフードの劣化を防ぎやすいです。何よりオシャレでインテリアにもなるので、お客さんにも自慢できます。
ただし、この「フードディスペンサー」…高いんですよ。安い物でも2,000円前後となるので、フードの保管にそこまでお金をかけたくない人には不向きです。



逆に猫のために徹底したキャットフードの保存・保管をしたい!という方にはオススメできます
⑥oxo(オクソ)ポップコンテナ※本気の方向け
「oxoポップコンテナ」は、キャットフードの保存容器として利用している方も多い商品。最大の特徴は、フタについているボタンを押すだけで簡単に密閉できるところです。販売サイズも豊富なので、ご家庭で必要としている大きさを選べます。
ただし、フードディスペンサー同様「oxoポップコンテナ」も、保存容器にしては高めで3,000円前後します。



こちらも本気で愛猫に鮮度の高いフードを与えたい方のみオススメします!
⑦HAGOOGI(ハゴオギ)フードストッカー※本気の方向け


HAGOOGI(ハゴオギ)フードストッカーは自宅で簡単にフードを真空保存できる容器です。容器フタについているボタンをワンプッシュするだけで、容器内部が真空状態になります。保存容器内部を真空状態にすると、酸化の原因となる空気やカビを繁殖させる湿気が取り除かれ、よりフード品質を維持しやすくなります。
従来であれば、真空保存を行うためには専用の機械と袋を用意しなければいけません。一方、HAGOOGI(ハゴオギ)フードストッカーは特別な準備・道具を用意しなくとも真空保存が可能となります。
真空保存対応
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キャットフードの保存容器と一緒に用意したいアイテム3選
ここまでオススメのキャットフード保存容器を紹介してきました。ここからは、より保存・保管性能を高めるために、容器と一緒に用意したいアイテムを3つ紹介します。



安くて用意も簡単なので、検討してみてください
①脱酸素剤


まず一つ目は「脱酸素剤」です。その名の通り、容器内の酸素を取り除く薬剤で、お菓子などに付いている小さい包みです。この「脱酸素剤」を保存容器内に入れておくと、酸化対策の補助となります。



ただし、うっかり猫が食べるご飯に混ざらないよう注意しましょう
②密閉袋


「密閉袋」はポピュラーで手軽に購入できるアイテムです。使い方もシンプル。キャットフードを密閉袋に入れ、さらに容器に仕舞うだけです。キャットフードを出すとき少々不便ですが、より酸化を防ぐことはできます。



オススメは「ジップロック」みたいな商品です
③珪藻土


最後に紹介するのが「珪藻土」です。「猫は珪藻土が好き」という噂をみなさんも一度や二度、耳にしたことがあるのではないでしょうか?
植物プランクトン「珪藻」が化石となった物質で、「二酸化ケイ素」が主成分となります。
高い除湿性能を有しているので湿気対策にもなります。乾燥剤(シリカゲル)は万が一、混入すると中毒を引き起こすリスクがある一方、珪藻土は猫が舐めても体内に吸収されるないため、より安全な湿気対策となります。
筆者は、珪藻土マットを購入した際、「珪藻土パウダー」を特典で貰ったので保存容器に入れています。


猫の餌 保存保管 方法 まとめ


キャットフードの保存は手を抜きがちですが、実は気を付けないとすぐに品質が劣化してしまいます。酸化が進行してしまったフードは猫にとっておいしくないだけでなく、栄養バランスも低下する恐れがあります。





この機会にぜひ、ご自宅のキャットフードの保存方法を見直してください