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記事に登場する猫トモくん
筆者の飼い猫&編集長
運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫のオス。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中

猫トイレ置き場所はリビングがベスト!ワンルームやマンションも含め解説

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猫トイレ置き場所
猫トイレの置き場所は

【結論】

最もオススメなのはリビングです。

ただし、他の場所でもデメリットに対して工夫が施されていれば猫が気に入る可能性があります。

猫を飼い始めたとき、多くの飼い主さんがトイレの設置場所に頭を抱えます。

なるべく快適な場所を選んであげたいけどスペースがない、どこがいいか分からないなどの理由で悩まれる方は少なくありません。猫トイレの置き場所が気に入らないと、肝心の猫が利用してくれないことも。

今回は、猫と20年以上暮らしてきた筆者「たけのこ」が、猫トイレの置き場所について解説します。

たけのこ

体験談も交えて解説していきます

執筆者情報
#たけのこ

猫ブロガー
たけのこ(Takenoko)

プロフィール
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猫と暮らして20年以上。猫ニュースメディアのライターとして活動。いままで500本以上の猫に関する記事を執筆!猫たちの幸せに繋がればという想いで当サイトを運営しています。ペットフード/ペットマナー検定合格。飼い猫を主役とした絵本も出版。

登場する猫

猫YouTuber・ライバー
黒猫トモくん(Tomo)

プロフィール詳細
(タップで詳細を表示)

運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫。甘えん坊な男の子。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中!

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目次

猫トイレはリビングが置き場所としておすすめ

リビングのデメリットと対策
  • 臭いが気になる
    →空気清浄機の設置
  • 外観が気になる
    →すだれやトイレカバーの設置
リビングのメリット
  • スペースが広い
  • 換気性能も優秀
  • 猫トイレの使用状況を観察しやすい

猫トイレの置き場所として、リビングの隅は優秀です。リビングは人も過ごす場所であるため寒くなり過ぎず、スペースも広く換気性能も整っています。

猫トイレの使用状況も日常生活の中で観察しやすいメリットもあるため、基本的にはリビングの隅に設置をおすすめします。

猫トイレがリビングだと臭い場合

猫トイレをリビングに置くとなると、気になるのは臭いです。リビングで食事をとるご家庭も多く、ご飯中に猫がトイレに入ると臭いがツラいと感じてしまいがちです。

そこでオススメするのが、空気清浄機です。

最近の空気清浄機は優秀で1万円前後の物だと、トイレの臭いだけでなく空中に舞った猫砂の埃や猫の抜け毛、フケも取り除いてくれます。動作音も静かなので気になりません。

筆者は、猫トイレの近くに空気清浄機を設置していますが、稼働していても飼い猫トモくんは気にせずトイレに入っています。

たけのこ

猫トイレの近くだけでなく、部屋全体が変わった気がします

猫トイレの隠し方

リビングに猫トイレを置くと臭いの他に景観の悪化が懸念されます。お客さんが来ることが多いご家庭だと、目に見える位置に猫トイレが置いてあると気にしてしまうかもしれません。

たけのこ

アイテムを上手に使うことで、オシャレに隠せます

①すだれ

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リビングにはお客さんも来るから猫トイレを隠したい

そうお考えの方におすすめなのが「すだれ」です

安い!軽い!和風!の3拍子が揃っており、使い勝手も優れており、筆者は個人的にオシャレだと思って 取り入れています。

すだれで囲ってあげることで、猫が周囲を気にせずにリラックスしてトイレを利用できます。通気性も優れているため、中でトイレの臭いがこもることもありません。

すだれのメリット
  • 100均でも買える
  • サイズが様々
  • 安心の天然素材

ただ、すだれは竹やアシの欠片が落ちやすく、人によってはダサいと感じることもあります。

たけのこ

すだれ便利なんですけどね…

②猫トイレカバー

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既に使っている猫トイレがあり、もっと洋風でオシャレに隠したいという方には、猫トイレカバーをオススメします。

猫トイレカバーとは、その名の通り猫トイレを仕舞ったり、上から被せることで見栄えよく隠すことができる便利アイテムです。少しお値段が高い物になると、家具といえるくらいオシャレでしっかりした造りとなります。

多少お金を払ってでも、見栄えよくしたいという方は検討される価値があります。

猫トイレの置き場所候補9選

リビング以外にも猫トイレの置き場所として選ばれているところはたくさんあります。猫トイレの置き場所は家庭の状況によってベストな位置が変化します。

それぞれの場所の特徴やデメリットを理解し工夫を施すことで、猫が気に入るトイレ置き場の選択肢を増やせます。

①窓近く

窓近くのデメリットと対策
  • 寒くなりやすい
    →耐熱シートの装着
  • 窓が音を立てることがある
    →少しだけ窓と距離を離す
窓近くのメリットと対策
  • 換気しやすい

窓の近くは換気がしやすいメリットがあるため、匂い重視の方にとってはおすすめできる場所です。

ただし、窓の近くは冬になると寒くなりがち。猫は寒いとトイレを我慢することがあるため、寒くならないよう断熱シートなどを貼る工夫が必要です。

風や雨が強い日には窓がガタガタと音を立てて、落ち着いてトイレできない猫もいるため少し離した位置に置くことを推奨します。

また、日光に当てることで猫トイレの衛生面が改善されることもありません。

たけのこ

夏だと暑い日差しで排泄物の匂いがパワーアップします

②玄関

玄関のデメリットと対策
  • 人通りが多い・気温が変化する
    →カバーなどで隠し遮断
  • 脱走の恐れ
    →ペット用柵の設置
玄関のメリットと対策
  • 日常生活で猫トイレの臭いに悩むことが減る

玄関に猫トイレを設置されるご家庭は多いです。

設置スペースを確保しやすく、リビングや寝室からも離れているため在宅中に臭いで悩むことは少ないです。

一方で「人の出入りが多く落ち着いて排泄できない」「扉の開閉で気温が変化する」などの理由によって、猫がトイレを利用しないというケースもあります。急にドアが開いたことに猫が驚いて外に逃げ出すリスクもゼロではないため、脱走対策を施しておく必要があります。

③洗面所

洗面所のデメリットと対策
  • 洗濯機の音がコワイ
    →できるだけ距離を離す、カバーでトイレと遮断する
  • 洗濯物がトイレに落ちる
    →インテリア風カバーを屋根代わりにする
洗面所のメリットと対策
  • 換気しやすい
  • 掃除しやすい

洗面所はリビングから離れ、換気扇や窓があって換気しやすいことから猫トイレを置かれる家庭が多い場所です。

撥水性が優れた床材を使っていることも多いため、おしっこがトイレ外に落ちても掃除しやすいメリットもあります。ただし、洗面所には洗濯機置き場も併設されていることが多いです。

洗濯機のガタガタという稼働音が気になって、トイレを使わなくなる猫も多いです。一見、平気そうに思えても猫の聴力は人間よりはるかに優れているため、音に気付いている可能性もあります。

たけのこ

洗濯物が猫トイレに落ちるのもコワいです

④台所

台所のデメリットと対策
  • 衛生面
    →できるだけ台所からトイレを離す
  • 臭いや埃
    →空気清浄機でガード
  • 台所に猫トイレを置くメリットがない

台所は猫のトイレを置くのに適した環境ではありません。

その理由は、「衛生面で懸念があるから」「猫砂の埃が台所に落ちる恐れがあるから」です。

たけのこ

ご飯作る場所の傍に、トイレはあまり好ましくないです

また台所に猫が自由に出入りできるようにしていると、シンクやコンロに近づくようになり、思わぬトラブルを招く恐れがあります。

台所には、しっかり猫対策を施されることを推奨します。

⑤廊下

廊下のデメリットと対策
  • 住宅によっては寒くなりやすい
    →カーペットの設置、隙間風を塞ぐ
廊下のメリット
  • 人通りが少なく猫も落ち着きやすい

廊下は賛否が分かれる場所ですが、個人的には置き場所としてアリな場所だと考えています。端の方であれば、人通りが少なく静かですので、猫も落ち着いてトイレに入れます。

ただし、廊下が冷えやすい場合は、その限りではありません。猫は寒いとトイレに行くのを我慢してしまう傾向にあります。

隙間から風が入って来たり、断熱施工が施されてなく対策も難しい場合は、廊下への設置を諦めましょう。

たけのこ

人間も寒いと、トイレ行くのが億劫ですよね

⑥フードや水の近く

フードや水近くのデメリットと対策
  • トイレの臭いを気にして、フードや水を摂取しない
    →置き場所としては非推奨
  • 猫トイレを置くメリットがない

猫の物を一か所にまとめようと、フードや飲み水の近くに猫トイレも置くのはNGです。猫がトイレの匂いを気にして、フードや飲み水を避ける可能性があります。

たけのこ

トイレ近くでご飯を食べるのはイヤですよね

⑦クローゼットや押入れ

クローゼットや押入れのデメリットと対策
  • 臭いが充満する
    →よりこまめな掃除と空気清浄機の設置
クローゼットや押入れのメリットと対策
  • 猫が落ち着いて過ごしやすい

室内に猫トイレを置くスペースがないため、クローゼットや押入れに設置されている方もいます。閉鎖的な空間なので、猫が身を潜めやすく落ち着いてトイレに入れます。

ただし、とにかく換気性能が悪いです。

換気できないためトイレの臭いが充満しやすく、室内環境悪化の原因となり得ます。

たけのこ

臭いがこもって掃除のとき、シンドイですよ

⑧階段の下

階段下のデメリットと対策
  • 目立ったデメリットはないが、階段がある家庭に限る
階段下のメリット
  • 省スペース
  • 猫も落ち着いてトイレに入りやすい

ご家庭の階段下に空きスペースがある場合、猫トイレの置き場所として検討する価値があります。廊下に置くよりも、省スペースで猫トイレがジャマにもなりにくいメリットがあります。

猫にとっても階段下は、身を潜めやすく落ち付ける場所です。

人によってはおしゃれに階段下を猫トイレとして活用しています。

⑨人間用のトイレ

人間用トイレのデメリットと対策
  • 実現させるまでが大変
    →猫用ドアを自作するか、DIYする必要がある
人間用トイレのメリット
  • 空調環境が整っている
  • 人通りが限られている

人間用のトイレに猫トイレも置かれているご家庭もいらっしゃいます。

元々、トイレとして機能している環境ですので空調・換気機能も備わっており人通りも限られているため設置場所の条件は満たしています。

ただし、猫が出入りできる扉を設置する必要があるため、実現させるにはハードルが高いです。トイレ前に設置するとしても、スペース的にジャマになりやすいため、無理して選ぶメリットはありません。

ネット上の意見では、「人間用のトイレに猫の排泄物を流せる」といった記載も見受けられますが、ペットの糞尿処理は自治体によって異なります。

トイレに流してOKな地域もあれば燃えるごみとしての廃棄をしている自治体もあります。また、猫の排泄物は水に溶けにくく詰まりの原因となりやすいため注意して処理しましょう。

住まわれている自治体のホームページもしくは問い合わせ窓口にて、ペットの糞の処理方法をご確認ください。

たけのこ

正直な話、処理の仕方が曖昧な自治体も少なくありません

猫トイレ置き場所の変更方法

猫トイレ

猫がトイレの場所に不満を抱いていると感じた場合は、設置地点の変更も検討しましょう。

猫トイレ置き場所を変更するには、既存トイレはそのままにし、新たに設置したい箇所にトイレを増やす方法がオススメです。猫が新しいトイレの位置を気に入ったら、以前のトイレを撤去します。

時間と場所が必要になりますが、急に使っていたトイレがなくなると猫も混乱し粗相するかもしれません。

たけのこ

猫が新しいトイレを使い始めてから古い方を片付けましょう

猫トイレの置き場所 ワンルーム

黒猫トイレ玄関

ワンルームだと部屋の区切りがないため猫トイレの置き場選びは、さらに難しくなります。部屋が一つしかないワンルームで猫トイレを置く場所のポイントは以下の通りです。

ワンルームの猫トイレ
  • できるだけ隅に置く
  • ベッド・食事場所からは、できるだけ離す
  • 窓際だと換気しやすい
猫トイレワンルーム

筆者も一時期、猫とワンルームで生活していました。そのときは、玄関横と廊下の隅に設置していました。玄関は気温が低くなりやすく脱走のリスクもありましたが、他に設置場所もなかったため止む無く設置。

結果的に脱走されることはなく、猫も気にせず使ってくれていました。

たけのこ

当時、一人暮らしで人の出入りが少なかったのも要因と考えられます

猫トイレの置き場所 マンション

トイレ近くで眠る黒猫

マンションの場合も、猫トイレの設置場所はリビングが最もオススメです。

ただし、マンションやアパートなどの共同住宅の場合、窓際は避けた方が無難です。ペット可住宅であっても、猫トイレの臭いが近隣の部屋に漂うとトラブルの原因になりかねません。

ベランダも、脱走や近所トラブルに繋がる他、風で猫砂が近隣に飛散する可能性もあるためオススメできません。

猫トイレ置き場所に風水はある?

風水において、トイレとは不浄な気が溜まりやすい場所と考えられています。そのため、人間用トイレと近い位置に猫のトイレも置いた方が風水的には好ましいです。

一方で、玄関は気の入り口であるためトイレを置くには適していません。人が集まりやすいリビングも隅っこであれば問題ありませんが、中央近くに置くのは好ましくないです。

なお、猫のスピリチュアルについて詳しく知りたい方は下記の記事も併せてご覧ください!

風水の運気を上げるために、猫トイレカバーで隠す、フェイク植物など緑を飾ってみるのもオススメです。

植物は猫に有害であることが多いため、必ずフェイク植物にしましょう。

猫トイレ置き場所の注意点

猫トイレを置く際、いくつか注意点が存在します。

注意点を知っていると知らないでは、猫と飼い主さんの暮らし心地が大きく変わります。

①猫トイレは複数置いた方がいい

単頭飼育であっても、猫トイレは複数用意してあげた方が好ましいです。

トイレが汚れている、砂の状態が気に入らないなど猫が不満に感じていても、もう片方を使うことができます。ベッドやソファーへの粗相、トイレを我慢したことによる体調不良などトラブルの回避にも繋がります。

猫トイレの個数は飼育頭数+1個が理想とされています。

②家電の近くは様子見が必要

一般的に猫トイレの置き場所として、家電の近くは好ましくないとされています。

代表的な家電としては洗濯機が挙げられ、ガタガタという稼働音を猫が気にしてトイレに不満を持ちやすいです。一方で、使用頻度が少ない、大きな音を出さない家電の場合は、猫によっては気にしないこともあります。

筆者宅でもスペースの関係で仕方なくテレビ裏と冷蔵庫横に置いていますが、飼い猫トモくんは気にせず入っています。

トイレ近くの家電を気にするかは猫の個性にもよります。試してみてダメなら他に移動させる程度の感覚でOKです。

たけのこ

利用頻度を様子見して、不満そうであれば位置を変えてあげましょう

猫トイレの置き場所を見直そう!

猫のトイレ置き場は、条件だけを考えるとリビングがおすすめです。

一方で、最適な位置はご家庭の間取りや猫の気分によって異なり、猫によっては玄関や廊下、洗面所でも気にせず利用してくれます。

それぞれの場所のデメリットを理解し対策を施すことでも、猫が利用してくれる可能性は高まります。

たけのこ

この記事を参考に試行錯誤してみてください

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