こんにちは!猫と20年以上一緒に暮らしている「たけのこ」です。

・猫が脱走しかけてヒヤリとした
・飼っている猫が脱走して大変な目に遭った
・いつ脱走してしまうか不安
猫を飼われている多くの方が上記のような思いをしたことがあります。
筆者「たけのこ」も猫の脱走を経験していますが、あの時の心労は計り知れませんでした。
今回は、その時の経験を基に必要性が高い猫の脱走対策を解説していきます。

【保有資格・実績】
「猫飼育歴20年以上」「ペット看護師」「ペットセラピスト」「ペットフード/ペットマ ナー検定合格」 「WEBライター活動中」「管理栄養士」 「上級心理カウンセラー」「JADP認定メ ンタル心理カウンセラー®」
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たけのこ@猫主夫
\猫を失わないために備える保険/
猫の脱走は危険!
上記について、みなさんは答えられるでしょうか。
・猫が事故に巻き込まれる
・ノミやダニ、感染症、ケガのリスクがある
・野良猫やカラスに襲われる
・心無い人間に虐待される
様々な理由が挙げられますが、意外と知られていないのが「帰ってこれないリスク」です。
明確な研究調査はありませんが、一説によると猫が自力で帰宅できる可能性は限りなく低いと言われています。

現在、猫が脱走している方は下記の記事で解説している迷子猫の探し方も参考にしてください。
家猫が脱走する理由4選

猫が脱走する理由①|好奇心
猫が脱走する理由として最初に挙げるのは「好奇心」です。
品種や育った環境、性格などにより好奇心の度合いは異なりますが、若い猫ほど外の世界に興味を示します。
好奇心旺盛な子は、勢いで脱走してしまうケースがあるため油断できません。
猫が脱走する理由②|外猫時代の名残
元々、外猫として育った子の場合、そのときの名残で外に出ようとします。
しかし、外には野良猫やカラスなどの外敵、感染症リスク、交通事故に遭う危険や心無い人間の存在など猫にとって危ないものだらけです。

猫が脱走する理由③|発情期
猫は2~4月の春と6~8月の夏に発情期を迎えます。
発情期の脱走は避妊・去勢手術をすれば自然と止めることが多いです。
猫が脱走する理由④|室内への不満とストレス
室内に不満・ストレスを抱いている猫は脱走を試みる傾向にあります。
もしかしたら以前の環境に戻ろうとしているのかもしれませんね。

主な猫の脱走ルート
猫が脱走する経路は多岐に渡りますが、中でも発生件数が多いのが玄関・窓・ベランダです。

猫の脱走ルート①|玄関
玄関は猫が脱走するリスクが高い場所の一つです。
中には玄関の扉前で待ち構え、すれ違いで出ようとする子もいます。
扉が開いた瞬間、走って逃げだそうとするため油断も隙もありません。

猫の脱走ルート②|窓・網戸
次に注意が必要なのが窓・網戸です。
換気や洗濯物を干そうとして開けた瞬間を狙い、猫は猛スピードで脱走します。
また意外に危険なのが「網戸」。
閉まっているから大丈夫!なように思えますが、猫は網戸程度なら簡単に開けられます。
「ちょちょい」と前足と鼻先を器用に使ってスライドさせます。

猫の脱走ルート③|ベランダ
実は「ベランダ」も猫の脱走ルートとして定番。
2階以上の高さにあるベランダは、一見猫が脱走できないように思えます。
しかし実際はフェンスの僅かな隙間から脱走してしまうことがあります。
猫はバランス感覚がよく、高いところでもスイスイ移動しますが、突然の出来事には弱い生き物。

完全室内飼い猫の脱走防止対策6選
猫の脱走を防ぐには日頃からの対策が必要不可欠!


そこで、どういった対策を施せば猫の脱走を防げるのか、具体的に解説していきます!
猫脱走防止対策①|玄関には「にゃんがーど」を!
まず対策を施すべきは「玄関」です。
玄関を開けた途端、猫が足元を通り抜けるのを防ぐための対策が必要です。
種類は様々で楽天やアマゾンで購入できます。
脱走扉の中で筆者がオススメするのは「にゃんがーど」です。
お値段は他の脱走防止扉より一回り高めになっていますが、他商品にない利点が満載です!
✔自宅の採寸に合わせたオーダーメイド
✔賃貸でも使える突っ張り型
✔壁・床・柱を傷つけない設計
✔猫が飛び越えたり、よじ登れない構造
✔猫が開けない両開きタイプのドア
✔30分未満で組み立て可能
✔耐久性・耐水性に優れたひのき・ヒバ製
✔安心のアフターサービス付き
✔返金保証制度あり
他商品でありがちな「見栄えが微妙」、「強度が弱く突破されやすい」、「採寸の微調整ができない」などの心配がありません。
猫の脱走対策として多くの飼い主さんから愛用されており、インスタグラムでは設置した!という投稿も目にします。
この投稿をInstagramで見る
(ねこ工房公式アカウント)


上記のような方は市販品より「にゃんがーど」の方が向いています
\猫の脱走による不幸を防ぐために!/
猫脱走防止対策②|洗濯物の出し入れ時に便利な柵を用意
猫が脱走しそうでヒヤヒヤするのが、洗濯物を出し入れするタイミングです。
筆者「たけのこ」も、いつの間にか猫が足元に忍び寄ってきてくるので警戒しています。
猫のジャンプ力は凄まじいため、完全に脱走を防止できるわけではありませんが走り抜ける程度であれば防げます。

猫脱走防止対策③|扉にステッカーを貼るのもオススメ
直接に脱走を防ぐことには繋がりませんが、玄関に「猫の脱走注意ステッカー」を貼っておくのも対策の一つです。
重要度は低いですが、手軽に設置できるのでオススメです。
猫脱走防止対策④|窓や網戸にはストッパーをつけよう
定期的に室内の換気を行われている方は、窓や網戸にロック・ストッパーをつけることをオススメします。
ロック・ストッパーといっても使い方は簡単で、窓や網戸の上部に、設置するだけです。
窓・網戸用のストッパーは100均でも販売されています。

猫脱走防止対策⑤|見晴らしのいいキャットタワーなどを設置
室内環境の不満はキャットタワーで解消できます。
見晴らしのいいキャットタワーはあるだけで猫のストレスを緩和させることが期待できます。

猫脱走防止対策⑥|diyで代用してもOK
ここまで猫の脱走対策について解説してきました。
猫との安心・安全な暮らしのためには、すべての対策を導入したいところですが、出費がかさんでしまうのがネックなところ。

そんな方は今回紹介した脱走対策をDiyで代用するのもオススメです!
「Diy」と聞くと日曜大工みたいなことをしないといけなそうでハードルが高く感じるかもしれません。
ただし、初心者のDiyは作りが甘くなりがちで耐久性・脱走防止機能は劣りやすい点は注意しましょう。
【併せて行いたい】猫の脱走への備え3選
猫が脱走しないように設置する対策は上記の通りですが、それ以外にも「脱走したとき役立つ備え」があります。
どれも簡単に用意できるので、防止対策と併せて一緒に準備しておきましょう。

猫の脱走備え①|マイクロチップ
まず一つ目が「マイクロチップ」です。
勘違いされやすい点として、マイクロチップにGPS機能はなく、脱走猫の居場所を特定することはできません。

猫の脱走備え②|首輪・迷子札
猫の脱走対策として定番なのが「首輪」です。
首輪を装着していると飼い猫だと一目で認識してもらいやすく、脱走時の分かりやすい特徴になります。
また迷子札を付けておけば、より脱走猫が発見される可能性が高まります。
筆者「たけのこ」の飼い猫トモくんは束縛されるのが大嫌いな男子なので首輪を装着できません。

猫の脱走備え③|保険
実は猫の脱走は「保険」で備えられるということを、みなさんご存じでしょうか?
猫の保険の必要性は議論が分かれるテーマです。
そもそも保険とは有事に対する備えのこと。
補償対象になるかのギャンブルみたいなものなので、あって助かる方もいれば、加入しても利用しなかった方も当然存在します。
迷子猫を捜索する際、ペット捜索のプロに依頼する「ペット探偵」という選択肢があります。
素人が捜索するよりも高い確率で発見に至りますが、捜索日数がかさむと当然費用も高くなります。
その際、「迷子捜索サポート」が特約に含まれている保険に加入しいると費用の一部を肩代わりしてくれます。

上記で触れた通り、ペット保険はすべての家庭にオススメ!という代物ではありませんが必要性が高いケースも存在します。
この機会にご自身の家庭の場合はどうか検討してみてください。
\迷子で猫を失わないために!/
猫の脱走対策 まとめ
今回の内容をまとめると以下になります。
猫の脱走の怖さは一度経験すると嫌でも痛感します。
大多数の脱走は、飼い主さんの日頃の備えで防ぐことができます。

\「もしも」が起きたらもう遅い!/