MENU
記事に登場する猫トモくん
筆者の飼い猫&編集長
運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫のオス。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中

猫のシンク対策4選!キッチン流し台への侵入を防ぐ方法を猫の飼い主が体験談を交え解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
猫シンク対策
猫のシンク対策で有効なのは?

【結論】

シンクを物理的に塞ぐことです。

しつけるより水切りラックやダスクホルダー、ウォーターガイドで防ぐ方が効果的です。日常の利便性と猫対策のバランスが重要です。

  • 叱っても飼い猫がシンクに入る
  • 両面テープなどの対策で効果がなかった

いくら対策を施しても、目を離した隙に猫がシンクに入ってしまうとお悩みの方も多いはず。

シンクは猫が好みやすい条件が揃っているスポットのため、本能的に上ろうとする場所になりますが浸入を許し続けると、様々なトラブルが生じる恐れがあります。

今回はシンクのイタズラを解決できる対策を猫と暮らして20年以上の筆者「たけのこ」が解説します。

たけのこ

具体的に解説していきます

キッチン全体における猫よけ対策を知りたい方は下記もご覧ください

シンク悩みの種類
悩んでいる猫のシンクトラブルはどれですか?

執筆者情報
#たけのこ

猫ブロガー
たけのこ(Takenoko)

プロフィール
(タップで詳細を表示)

猫と暮らして20年以上。猫ニュースメディアのライターとして活動。いままで500本以上の猫に関する記事を執筆!猫たちの幸せに繋がればという想いで当サイトを運営しています。ペットフード/ペットマナー検定合格。飼い猫を主役とした絵本も出版。

登場する猫

猫YouTuber・ライバー
黒猫トモくん(Tomo)

プロフィール詳細
(タップで詳細を表示)

運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫。甘えん坊な男の子。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中!

目次

猫がシンクに侵入する4つの理由

猫はどうしてシンクに侵入したがるのか?

この理由を知ることが、猫シンク対策の第一歩です。猫により理由は異なってきますが、代表的な理由を4つを解説していきます。

①猫は蛇口の水が好き

実は猫と水の好みについては、よく分かっていない部分が多いですが、以下の要素が理由ではないかと考えられています。

  • 流れる水が好き
  • 水道水が好き
  • 食器や水の設置場所が気に入らない
  • 用意している水が古い
たけのこ

猫によって理由は様々だと思われます

②残飯臭に猫が惹かれている

シンクには生ゴミが溜まります。嗅覚に優れている猫は、この生ゴミ臭に引き寄せられてシンクに入ることがあります。特に三角コーナーは、生ゴミが溜まり猫がちょっかい出しやすい場所です。

③猫は隠れ家が大好き

猫は木の上で休んでいた野生の名残から、高い場所を安全と考える習性があります。

キッチンは大人の腰から上までの高さがあり、シンクは穴のようにへこんでいるため、猫が隠れ家にしてしまうケースが多いです。

蛇口から水も飲めるので、猫にとっては「ドリンクバー付きネットカフェ」みたいなものかもしれません。

④飼い主さんがかまってくれるから

シンクに侵入する猫の中には「飼い主さんがかまってくれる」という理由で入ろうとする甘えん坊な子もいます。この「かまう」というのは、優しく対応する以外にも「怒鳴る」「シンクから離す」なども含まれるため非常に厄介です。

たけのこ

かまえばクセになるし、かまなければ居座る…

猫がシンクで引き起こすトラブル

猫がシンクに侵入しイタズラしてしまうと様々なトラブルが生じ、飼い主さんにも被害が及ぶ可能性があります。

  • シンクに猫の抜け毛・砂・ゴミなどが落ちる
  • 蛇口を舐めて猫アレルギーの原因物質が付着
  • シンク内で粗相をする
  • 猫が盗み食いをし中毒を引き起こす

中でも危険なのが盗み食いです!猫に危険と有名なタマネギやチョコレート以外にも危ない食べ物はたくさんあります。

盗み食いを防ぐ方法はこちら

猫のシンク侵入防止対策4選

猫は社会性が低い動物なので「しつけ」でシンクに入ることを止めさせるのは難しいです。そこでオススメなのが、猫がシンクに入れないよう環境を整える方法です。猫がキッチンに入れなければイタズラも起きません。

シンクを使えなくするのはちょっと…

そう思われる方でも安心して導入できるよう、使いやすさも意識した対策を紹介していきます。

①物理的に塞ぐ

猫シンク対策水切りラック

猫が入れないようシンクを塞ぐなら「折りたためるシンク用水切りラック」がオススメです。猫のシンク対策以外にもキッチンスペース確保ができ、取り外しも簡単です。

その他に筆者は必要に応じて下記の道具も導入しています。

猫シンク対策100均
猫シンク対策洗い桶

セリアやダイソーのような100均で簡単に手に入るので、水切りラックだけで侵入を防げない方は追加で設置してみてください。

使っていると黒カビが発生することがあるので、キッチンハイターなどで定期的に水切りラックを洗うことを推奨します。

②生ゴミには触らせない

猫シンク対策ダストホルダー

三角コーナーに捨てた生ごみの臭いに釣られて漁ってしまう子もいます。そんなとき重宝するのがフタつきダストホルダーです。

使った感想
  • フタつきで臭いを感じにくい
  • 簡単に設置できる
  • お手入れが毎回楽
  • 価格も高くない
  • デザインも気に入っている
たけのこ

シンク内の生ごみ処理に困っているなら「これ一択」です

中の網は取り外ししやすい反面、うっかり生ゴミに混ざりやすいので注意!筆者はいつの間にか捨ててしまったようです…

③蛇口にカバー

猫シンク対策

猫に蛇口を舐められることは衛生的に好ましくなく、猫アレルギーの発生リスクにおいても対策は施すべきです。

そんな蛇口問題に役立つのがウォーターガイドです。本来は子どもや身体が不自由な方の手洗いを補助する用途ですが、角度を調整すれば猫が蛇口を直接舐めづらくできます。

たけのこ

100均にもありますが、デザイン・耐久性に優れたタイプもオススメです

裏側に汚れが付いていくので、たまに洗った方がいいです。

④ジャンプ地点を隠す

猫シンク対策すだれ

猫がジャンプしてキッチン台に上るとき、着地地点が見えないと猫も上りにくくなります。隠す方法は何でもいいのですが、個人的にオススメなのがすだれです。安い!通気性が良好!和風なデザイン!の3拍子が揃った「すだれ」は日本人にとって馴染み深く風情あふれるアイテムです。

ただ、筆者の知人からは以下のような声もありました。

ジャマそうだし、ダサい(笑)

「すだれ」は100均でも買えて、和風でカッコイイよく、どかすのも数秒で済むから個人的には満足していますが、人によって価値観は異なります。「すだれ」が気に入らない方には、オシャレデザインで機能性にも優れているカーテンシェードがおすすめです。

たけのこ

好みに合わせて選んでください

効果が薄かった猫のシンク対策

上記で猫のシンク対策を紹介しましたが、試していて効果が薄いと感じた対策もあります。

たけのこ

試してみましたが、どれも突破されました

①匂いで対策

猫がキライな柑橘系やハッカの匂いがする洗剤をシンクで使うことで近寄らせない対策があります。個体差はあるかもしれませんが、残念ながら筆者が飼育している猫には効果が薄かったです。

たけのこ

はじめはある程度警戒してましたが、すぐ慣れました…

また、筆者の家庭ではシンクで猫の食器も洗います。

何かの拍子で猫の食器に柑橘やハッカの匂いが移るとストレスの原因になる可能性もあったため、使用を中断しました。

②しつけ

猫のシンク対策として、しつけも有名です。

シンクに猫が登ったタイミングで、コラ!やダメ!など短く簡潔に注意することで「これは怒られる行動なんだ」と教えていくのですが、毎回はムリでした。

そもそも、猫にしつけは非常に困難です。音や霧吹きなどのしつけ方法も有名ですが、正直効果が薄いです。両面テープもこまめに張り替えないといけない他、ジャマ、猫が慣れるなどの難点があります。

たけのこ

そもそもタイミングよく使えない

留守中にシンクに近寄った場合も注意できないため、あまり有効ではないと感じました。

③100均手作りラックだけ

上記で水切りラックを対策方法として紹介しましたが、それより前は100均のワイヤーラックに重しを装着した手作りラックを使用していました。ある程度の侵入対策として効果があり、猫はシンクに入れなくなりました。

その一方で、とにかくジャマでした。

たけのこ

毎回、どかすのが億劫でした

その後、利便性に優れた「くるくる折り畳める水切りラック」を発見し、そっちをメイン対策として採用しています。

100均の素材で手作り対策するのも有効ですが、利便性はイマイチです。

猫のシンク侵入防止対策 まとめ

シンクは猫にとって居心地のいい場所であると同時に危険が多い場所でもあります。猫のシンク対策は、しつけでは難易度高めですが、今回紹介したようなシンクに侵入できないようにする対策を施すことは、手軽に安く実践できます。

ぜひ、この記事の内容をご家庭用にアレンジしてみてください。

猫シンク対策

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事を書いた猫

猫歴20年の「たけのこ」と申します!黒猫と一緒に生活中。好きな食べ物は「きのこの山」。【猫と飼い主の暮らしを‘‘ストレスフリー‘‘に!】そんな想いでブログ運営してます。ライター依頼受付中。【保有資格:ペット看護師/ペットセラピスト/ペットフード・マナー検定合格/管理栄養士/「上級心理カウンセラー」「JADP認定メンタル心理カウンセラー®」他】

目次