こんにちは!猫に甘噛みされ続けてきた「たけのこ」です。
この記事では【子猫の甘噛み】について解説します。
子猫の甘噛みは多くの飼い主さんが直面される問題です。
前提として子猫の甘噛み自体は自然な行為でやめさせるのは難しいです。
特に乳歯から永久歯に変わる生後3~6か月は特に噛み癖が激しくなります。

そこで今回は子猫に甘噛みされ続けた筆者「たけのこ」の経験を交えて「子猫の甘噛み対策」について解説します。
この記事を最後まで読んでいただけると、専門書などに載っていない実体験に基づく対策が分かります。


「猫飼育歴20年以上」「ペット看護師」「ペットセラピスト」「ペットフード/ペットマナー検定合格」
「WEBライター活動中」「管理栄養士」
「上級心理カウンセラー」「JADP認定メンタル心理カウンセラー®」
Twitterはコチラ:たけのこ@猫パシリな栄養士
目次
「子猫の甘噛み」とは
「甘噛み」は、子猫にとって様々な意味を持ちます。
・母親に甘えたいから。
・猫の社会化を学ぶため。
・歯がムズムズするから噛んで解消したい。

子猫の甘噛みは生後2ヶ月から1歳までが大半
元々、甘噛みは子猫の時期に多く見られる行動です。
甘噛みは子猫の習性に由来し、成長にも欠かせない行動です。

子猫が甘噛みする理由① 母親に甘えたいから
これは人間だけでなく猫も同じです。
ご家庭では飼い主さんが母猫代わりとなります。

子猫が甘噛みする理由② 歯がむず痒いから
子猫が色んな物を手当たり次第に噛んでいる場合は、歯が生え変わりが原因です。
子猫は生後しばらくすると、乳歯から永久歯へ生え変わります。
子猫が甘噛みする理由③ 猫社会の勉強
甘噛みは子猫にとって社会勉強でもあります。
・母猫が獲ってきた獲物を甘噛み
などを行うことで「狩りの仕方」や「牙・爪の使い方」を育て、力加減なども覚えていきます。
室内飼いの子猫でも、その習性は変わらず、兄弟・親がいなければ代わりの存在に甘噛みします。

子猫の甘噛みを乗り越える8つのしつけ対策
筆者「たけのこ」も子猫の甘噛みには苦労し続け、どうにかならないかと考えていた時期がありました。
ここからは、「たけのこ」が子猫の甘噛みを乗り越えるために実践した8つの対策を解説します。
子猫の甘噛み① 「痛い」のは我慢!
甘噛みとはいえ、ずっとカミカミされると、だんだん痛くなってきます。
しかし、痛いからといって【強く叱ったところで子猫は甘噛みをやめません】
・大声で怒鳴る
・子猫を叩く
・物に八つ当たりする
むしろ興奮して逆効果になったり、猫に敵認定されて嫌われる可能性があります…
効果的な対策は低めの声で「痛い!」と一言だけ伝えるだけで、子猫の相手をしないことです。

➡猫に嫌われる人の特徴を7つ解説【一生嫌われ続けないための改善策とは】
子猫の甘噛み②足は「スポーツインナー」&「靴下」でガード
「噛まれたときの対応」だけを続けても、甘噛みが落ち着くまで、痛い思いをし続けることに変わりありません。
子猫の甘噛みは「かまってほしいアピール」であることが大半で、本気で噛むことは少ないです。
素肌ではそれなりに痛いですが、「インナー&靴下」を装着するだけで大きく軽減できます。

子猫の甘噛み③撫でていて噛まれたら「ほんの少し手を奥に入れる」
猫を撫でていると、指や手を甘噛みされることがあります。
筆者「たけのこ」が行っている対策は「あえて手をゆっくり奥に入れていく」方法です。
少しずつ押していくと、猫も予想外の動きに「ウェッ」となって口を離します。

子猫の甘噛み④電源コードには「コードカバー」を装着!
子猫は歯の生え変わりのムズムズを解消しようと、色んな物に甘噛みしようとします。
コードが傷つき漏電するリスクがあります。
子猫を飼われている飼い主さんは、ご自宅にある電源コードに「コードカバー」を装着することをオススメします。

子猫の甘噛み⑤ こまめに遊ぶ
子猫のストレスも、甘噛みの原因となります。

遊びは甘噛み同様、子猫にとって勉強の意味合いもあります。
甘噛みの原因であるストレス解消だけでなく、飼い主さんとの信頼関係の構築にもなります。
➡猫と楽しく遊ぶ方法|時間・場所も大事?【オススメグッズ3選】も含めて解説
子猫の甘噛み⑥ 手足を「おもちゃ」にしない
子猫と遊ぶとき、飼い主さんの手や足を「おもちゃ」にして遊んではいけません。

猫にはしっかりと【猫専用おもちゃ】で遊んであげましょう。
・ヒモ付きおもちゃ
・ぬいぐるみ
子猫の甘噛み⑦噛まれたら「ぬいぐるみ」を差し出す
猫に甘噛みされた時「ぬいぐるみ」を差し出すのも効果的です。
対象が「ぬいぐるみ」に、すり替わり代わりにカミカミされます。

「ぬいぐるみ」が損耗したり汚れてきたら、洗うか新しい物と交換するなどしてあげましょう。
子猫の甘噛み⑧どうしても「カチーン」ときたら別室に逃走
人間は痛みに対し反射的に怒りを感じてしまう生き物です。
そんな時、筆者「たけのこ」が行っているのが、【捨て台詞を吐いてその場から逃走】です。

と呟き、トイレやお風呂など猫が入れない空間にダッシュで逃げ込みます。
そこで頭を冷やし、感情を落ち着かせてから戻ることで猫に怒鳴らなくて済んでいます。
子猫の甘噛み まとめ
子猫の甘噛み対策で大切なことをまとめると以下になります。
②スポーツインナー&靴下で足をガード
③手を噛まれたら少しだけ手を奥に入れる
④電源コードにカバーを装着
⑤子猫とこまめに遊ぶ
⑥手足は「おもちゃ」にしない
⑦噛まれたら「ぬいぐるみ」の出番
⑧頭に来たらその場から離れる
頑張って甘噛みしてくる子猫の姿は初めは微笑ましいです。
しかし、子猫のうちに甘噛みをしつけしなければ、成猫になっても行うようになります。

甘噛みを克服することで、将来の猫暮らしがもっと楽しくなります。
このブログが少しでも多くの飼い主さんと猫たちの幸せにつながることを祈っております。