こんにちは!蜘蛛の巣見るだけで顔が引きつる「たけのこ」です。

蜘蛛は、猫にとっては狩猟本能を満たす格好の獲物です。
特に生活の中で、よく見かける小蜘蛛は手軽に狩れるため、うっかり食べてしまうケースもあります。
今回は蜘蛛を見ることもイヤな筆者「たけのこ」が猫が蜘蛛を食べてしまう危険性と対策について解説します。

【保有資格・実績】
「猫飼育歴20年以上」「ペット看護師」「ペットセラピスト」「ペットフード/ペットマ ナー検定合格」 「WEBライター活動中」「管理栄養士」 「上級心理カウンセラー」「JADP認定メ ンタル心理カウンセラー®」「SEO検定1級」
Twitterはコチラ:
たけのこ@猫主夫
\蜘蛛とか本当にムリなあなたへ/
目次
猫が蜘蛛を食べるのは危険?
家の中で見かける蜘蛛の大半は毒を持たず、気性も大人しめなので、猫がちょっかいを出したり食べても大きな問題にならないケースが多いです。
むしろ、蜘蛛は他の害虫を捕食し減らしてくれる益虫となり、古来日本では縁起がいい虫であったそうです。
不衛生ではあるため、猫の様子をしばらく見守り必要に応じて動物病院に相談されることを推奨します。
特に赤いラインが特徴的な外来種「セアカゴケグモ」は強力な毒を持ち、猫だけでなく人間にとっても危険なため注意が必要です。
もし、猫がセアカゴケグモに接触した可能性があるなら早めに獣医師に診察してもらった方がいいです。
下記に家の中で見かけることが予想される蜘蛛の特徴とGoogle画像検索のリンクをまとめました。

蜘蛛の名前 | 特徴 | 外見 | Google画像検索 |
アダンソンハエトリグモ | いわゆる小蜘蛛 微弱な毒しかなく巣も張らない コバエ、ダニ、ゴキブリなどの害虫を捕食してくれる蜘蛛 | 黒いボディに白が混じっている | アダンソンハエトリグモのGoogle画像検索 |
チャスジハエトリグモ | こちらも小蜘蛛 毒は微弱、巣も張らない コバエ、ダニ、ゴキブリなどの害虫を捕食してくれる | 茶色と白の縞模様 | チャスジハエトリグモのGoogle画像検索 |
アシダカグモ | デカい蜘蛛 毒は微弱、巣も張らない 家中のゴキブリを捕食してくれるすごい蜘蛛 だけど生理的にムリ
| 10㎝くらいの大きさ | アシダカグモのGoogle画像検索 |
イエユウレイグモ | 足がすごい長くて体が細い蜘蛛 微弱な毒しかないが巣は作る パッと見、弱そう | 白くて細くて長い | イエユウレイグモのGoogle画像検索 |
ヒラタグモ | 小蜘蛛 毒は微弱で巣は作る
| 平べったいボディに黒い斑点 | ヒラタグモのGoogle画像検索 |
ジョロウグモ | やや危険な蜘蛛 少し強めの毒持ち 外で巣を張っているタイプ | 黄色と黒の縞模様 | ジョロウグモのGoogle画像検索 |
セアカゴケグモ | ヤバイ蜘蛛 外来種 強烈な毒持ち | 全体的に黒色 赤いラインが入っている お尻が大きくて丸い | セアカゴケグモのGoogle画像検索 |

猫が蜘蛛を食べる!対策のポイント
ほとんどの蜘蛛が害が少ないとしても、やはり多くの人にとって蜘蛛は受け入れがたい虫なはず。
とはいえ、益虫である蜘蛛を無闇に駆除してしまうと餌であるコバエやダニ、ゴキブリなどの害虫が増殖する恐れがあります。
猫に対する有害度でいえば、コバエ・ダニ・ゴキブリの方が上です。

①コバエ退治
アダンソンハエトリグモなどの小蜘蛛はコバエを餌としています。
しかし、コバエは繁殖能力が凄まじく倒しても倒しても、数が減りにくい害虫です。
そんなコバエ対策として有効なのが「めんつゆトラップ」です。
作り方は簡単で、コバエが好む「めんつゆ」に中性洗剤を混ぜ込むだけです。
詳しいコバエ対策については下記の記事をご覧ください。
②ダニ退治
ダニは猫を飼う上で無視できない害虫です。
完全室内飼育であっても完全にダニの脅威から逃れることは難しく、寄生されると様々な危険要因を媒介します。
ダニが媒介した危険要因が猫を経由して人間に伝播する可能性も拭切れません。
ダニ対策としては、猫に予防薬を点滴する、布団や枕カバー、絨毯などダニが潜む恐れがある物を定期的に洗ったり乾燥させることが挙げられます。
③アリ退治
害が少ないように思えるアリですが、猫の餌などに群がられると衛生的ではありません。
アリも蜘蛛にとって餌となりうる害虫ですので、対策を施しておいた方が無難といえます。
アリの退治法として、アース製薬の「アリの巣コロリ」が役立ちます。
猫に配慮した具体的な設置方法については下記の記事を参考にしてください。
④ゴキブリ退治
害虫の代名詞といっても過言ではないのがゴキブリです。
衛生面はもちろん、猫にとって有害な寄生虫を運ぶ危険な虫です。
アシダカグモと呼ばれる大型の蜘蛛がいれば、家中のゴキブリを駆逐してくれるといわれていますが、あまりに大きく不気味なためお断りしたい方も多いはずです。

ゴキブリ対策として定番なのが「ブラックキャップ」です。
上手に活用することで蜘蛛の餌となるゴキブリを巣ごと殲滅させられます。
より詳細なゴキブリ対策については下記の記事を参考にしてください。
⑤目の前に蜘蛛がいる場合
目の前の蜘蛛を、どうしても追い払いたい場合は決して素手で触らず、ホウキやチリトリなど物を使って外に追い払いましょう。
蜘蛛の中には人間に対しても強烈な毒を持つ種類がいます。
また、虫退治用のスプレーは猫がいるご家庭に対してはあまりおすすめできません。
スプレーによって噴出された薬剤は床や壁に残留し、猫の体に付着して最終的に舐めとってしまう恐れがあります。
大抵の蜘蛛は周囲の害虫退治に貢献してくれるため、叩いて倒すより外に追い払う方が無難です。
プロの害虫駆除業者に相談するのがオススメ
あまりにも蜘蛛の出現数が多い場合は、プロに相談した方が手っ取り早いです。
【害虫駆除110番】 では、蜘蛛をはじめ害虫駆除の経験が豊富な優良業者を紹介してくれます。
猫に配慮した方法を提案してくれるため、安心して相談できます。

\サヨナラ!蜘蛛が出る毎日!/
猫が蜘蛛を食べる!まとめ
家の中で見かける蜘蛛の大半が危険性が低く、猫が襲っても心配ないことがほとんどです。
放置しておけば、他の害虫を処理してくれるため無理して倒す必要はありません。
ただし、セアカゴケグモなど一部の毒蜘蛛が相手だと猫が危険な状態になる恐れがあります。
素人が蜘蛛の危険性を目視で判断するのは難しいため、決して素手で対応しないよう注意して下さい。
\愛猫のためにもクモ退治/