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記事に登場する猫トモくん
筆者の飼い猫&編集長
運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫のオス。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中

猫が蜂に刺された!今できる行動を3STEPで解説!【虫画像なし】

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猫に蜂は危険

【結論】

非常に危険です。特にスズメバチは人間にとっても危険な毒針で攻撃してきます。万が一、猫が蜂に刺された場合は、できるだけ早く動物病院を受診されることを推奨します。

この記事の虫画像に関して

筆者「たけのこ」は蜂が怖いため、当記事には蜂に関わる画像を極力除いています。見たい方はご自身で虫を検索してご覧ください。

害虫の中でもトップクラスに危険度が高い「蜂」。蜂が持つ毒が危険なことは多くの方がご存じのはずです。そんな蜂に猫が刺された場合、迅速に動物病院に相談することが重要です。

この記事では蜂に猫が刺されたときの対処方法と予防策について、虫嫌いな筆者「たけのこ」が解説します。

たけのこ

蜂こわい…

ライターたけのこ
黒猫トモ@猫主夫

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目次

猫は蜂に刺されるのは危険?

猫に蜂は危険

猫も蜂に刺されると危険です。人間同様、猫も蜂に刺されることで重篤な症状が起こる恐れがあります。スズメバチやアシナガバチなど有名な蜂は当然として、大人しいイメージのミツバチも攻撃してくることがあります。

飼い猫が迂闊にネコパンチを繰り出そうものなら、危険な針で反撃されることは容易に想像できます。

当たり前ですが、猫が蜂を食べてしまうのも危険な行為です。

猫が蜂に刺された場合の3STEP

猫蜂危険どうしたらいい

万が一、愛猫が蜂に刺されてしまったら心配で混乱してしまいますよね。ここでは猫が蜂に刺された場合の対処法について解説します。

①猫と蜂を引き離す

まずは猫と蜂を引き離しましょう。スズメバチやアシナガバチは、針を敵に残さず何度でも刺そうとします。

事態が悪化するのを防ぐため、可能な限り迅速に猫を別室へ避難させましょう。蜂の撃退方法で安全性が高いのは、窓を開け、カーテンを閉めて部屋を暗くし外に出ていってもらう方法です。

蜂は明るい方向に誘導される習性があるため、室内が暗くなれば自然と部屋の外を目指します。

殺虫スプレーも選択肢のひとつですが、迂闊に使用すると蜂に反撃される恐れがあります。

大半の蜂撃退スプレーは、屋外用となっており室内で使用すると成分が床や壁に付着するため、後日猫が誤って舐めてしまう恐れもあります。

慌てて物音を立てたり、焦って激しく動くことも蜂に攻撃されやすくなる要因なため要注意です。

②猫の状態を確認

  • 刺された箇所はどういった状態か?
  • 猫に異変が起きていないか?
  • いつ刺されたのか?

蜂を退けたら急いで猫の状態を確認しましょう。上記を確認し、動物病院に相談する際、情報共有しましょう。刺された確証がなくとも、万が一に備えて、動物病院へと連れていく準備と獣医師に相談されることを推奨します。

③動物病院に連絡

猫の状態を確認したら、急いで動物病院に連絡しましょう。猫が蜂に刺されたとき、下記のような応急処置方法があります。

  • 刺された箇所を流水で洗い流す。
  • 氷水などで刺されたところを冷やす。

ただし、応急処置は猫に負担をかける可能性があり、素人判断で大丈夫だろと思い込んで状態が悪化する恐れもあります。

必ず動物病院に相談し、応急処置は獣医師より指示があった場合のみ行いましょう。

猫に優しい蜂対策ポイント5選

猫蜂怖い

蜂対策は普段からの対策も重要です。網戸の隙間やエアコンの排気口、洗濯物の取り込み時など蜂が室内に侵入してくる場面は多いです。

とはいえ、蜂対策は猫との相性が悪いものが多く、できる対策は限られています。ここでは猫に配慮した蜂対策のポイントと注意点について解説していきます。

①専門家に相談する【最もおすすめ】

蜂対策で最も有効なのは、専門的な知識と技術を持っているプロに相談することです。家の近くで蜂を見かけた、室内に蜂が侵入してきた経験がある場合、近くにハチの巣がある可能性も考えられます。

蜂の種類がスズメバチであった場合、凶暴性・危険度はかなり高く、素人が相手をするにはリスクが高すぎます。

【害虫駆除110番】 であれば、蜂対策に精通したプロの業者を紹介してくれます。猫に配慮した駆除・予防対策も相談可能ですので、検討する価値は大いにあります。

素人がスズメバチの相手をするのは危険です。襲われる前から専門家に相談しましょう。

\大事な猫が蜂に刺される前に!/

②防虫ネットを設置【おすすめ】

蜂の侵入を防ぐのに防虫ネットは非常に効果的な方法です。網目が極めて細かいため、蜂の侵入も物理的に防げます。蜂のシーズンは、夏が始まる7月から冬が始まる11月頃。

この期間中だけでも防虫ネットを張っておくと、安心感が大きく向上します。

ただし、賃貸の方は使用できるか事前に確認しておきましょう。

③ハッカ油は猫の安全性から非推奨

多くの害虫同様、蜂もハッカ油の臭いがキライです。服やカーテンに吹きかけておくことで、蜂の侵入対策が期待できます。ただし、猫を飼育されている家庭では非推奨な方法です。

ハッカ油をはじめとした精油は猫にとって有害である可能性が示唆されています。

たけのこ

猫の飼い主さんは他の方法で蜂対策を行いましょう

④木酢液は有効だが猫も嫌がる可能性がある

木酢液とは、木材が燃えたときに発生する液体を分離・蒸留を繰り返すことで生成される燻製臭がする液体です。蜂は火事を連想させる木酢液の臭いを忌避するため、蜂よけとして有効な方法の一つです。

使い方としては木酢液を同量の水で希釈し、ペットボトルなどの容器に入れて玄関先やベランダなどに置くだけです。ただし、木酢液の忌避効果は猫にも及ぶ可能性があります。

生活空間にあるとストレスを与える恐れがあるため、猫が近寄らない位置に設置しましょう。

あくまでも忌避剤となるため目の前の蜂を撃退することも期待できず、人によっては苦手に感じる匂いかもしれません。

実際に木酢液を試してみた

猫も嫌がる可能性があるとはいえ、効果的なスズメバチの予防策も少ないのが正直なところ。そのため、物は試しに筆者宅でも木酢液を設置してみました。

使い方は2種類、ベランダに少量撒く方法と穴を空けたペットボトルに入れ替えて設置する方法。筆者は両方をベランダの各所に設置しました。

たしかに設置当初は虫がベランダ付近に近寄る頻度が少なかった印象でした。ただ、日が経つうちに木酢液の効果が薄まったようです。2週間たった頃には、当たり前のように虫がベランダに出現。スズメバチが木酢液を設置した箇所の近くに現れたこともありました。

継続的に撒き続ければ効果も見込めそうですが、木酢液自体のお値段もやや高め。短期間の間、蜂除けをしたいときに有効な対策といえます。

⑤ハチよせつけない線香はスズメバチに効果がない

金鳥から発売されている「家のまわりにハチ・アブよせつけない線香」は、蚊取り線香の蜂バージョンです。

従来の蚊取り線香同様、焚くことで蜂をはじめとした害虫に対して忌避効果を発揮します。手軽に使うことができ、効果も1巻きで6時間ほど発揮されます。

ただし、この商品。スズメバチには効果がありません。

たけのこ

一番危険な奴に効かないんですよ

⑥おにやんま君

おにやんま君

スズメバチに対する効果的な対策が限られている中、筆者が最終的に行ったのが「おにやんま君」の導入です。おにやんま君とは、その名の通りトンボのオニヤンマを模した虫除けグッズ。実はオニヤンマは虫の中でもかなり強い存在。必ず勝てるわけではありませんが、スズメバチを捕食するケースもあります。

おにやんま君

そんなオニヤンマそっくりな見た目のおにやんま君は設置するだけで虫除けが期待できる優れもの。特別な薬剤なども使用されていないので、猫がいる家庭でも安心して使用できます。

おにやんま君が対象とする虫の種類

蚊・ハエ・蜂・アブ・ブヨ

おにやんま君

実際、スズメバチに対してどのくらい効力を発揮するのは未知数。しかし、SNSなどではおにやんま君の効果を実感したという声も多め。累計販売数も50万個を突破した大ヒット商品であるため試してみる価値はあります。

おにやんま君はその人気から、海外の偽物が出回ることもあります。必ず商標登録・意匠登録番号を確認しましょう。(商標登録:5971736・意匠登録:1575239)

あかねちゃんも販売されている

あかねちゃん

あかねちゃんは、おにやんま君と同じメーカーが販売する姉妹品。おにやんま君よりひと回り小さいアキアカネを模しています。アキアカネはオニヤンマほど強力なトンボではありませんが、小型虫を捕食する習性があります。そのため、蚊やコバエに対しては有効な虫除けグッズとなります。

あかねちゃん

おにやんま君は黒と黄色を基調としており大きい虫のイメージが強め。苦手な方は敬遠しがちです。一方であかねちゃんは赤が基調で小さめなので、おにやんま君よりも可愛らしいデザインとなっています。

他の害虫にも注意!

スクロールできます
ネコノミダニ小蟻蜘蛛ムカデハエナメクジゴキブリ
危険度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
猫への危害アレルギーや寄生虫を媒介ダニの種類にもよるが、いずれも悪影響を及ぼす基本的にはそこまで高くない。ただし、ヒアリがヤバイ蜘蛛の中には毒を持っている種類もいる痛み
アナフィラキシー
アレルギーとフィラリア不衛生猫肺虫・肺吸虫のリスク細菌や寄生虫のリスク
人間への危害血を吸われる
アレルギー
マダニがヤバイヒアリがヤバイセアカゴケグモがヤバイ猫と同じく痛み
アナフィラキシー
感染症を媒介サルモネラ菌やO157寄生虫媒介のリスク猫と同じく細菌や寄生虫のリスク
有効な対策駆除薬
ブラッシング
駆除薬
ブラッシング
駆除薬他の害虫対策
熱湯
ゴキブリ対策
蚊取り線香
フィラリア予防
めんつゆトラップ
駆除薬
カフェイン
駆除薬
駆除薬
害虫駆除業者
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猫と害虫の危険度比較表

猫が蜂に刺された!まとめ

蜂は人間だけでなく猫にとっても危険な存在です。そんな危険な存在であるにもかかわらず、対策は素人ではかなり限られています。

本格的に蜂トラブルに備えておきたい方は、プロの害虫駆除業者に対策を相談されることをオススメします。

たけのこ

蜂の脅威に備えておきましょう!

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この記事を書いた猫

猫歴20年の「たけのこ」と申します!黒猫と一緒に生活中。好きな食べ物は「きのこの山」。【猫と飼い主の暮らしを‘‘ストレスフリー‘‘に!】そんな想いでブログ運営してます。ライター依頼受付中。【保有資格:ペット看護師/ペットセラピスト/ペットフード・マナー検定合格/管理栄養士/「上級心理カウンセラー」「JADP認定メンタル心理カウンセラー®」他】

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