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記事に登場する猫トモくん
筆者の飼い猫&編集長
運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫のオス。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中

猫を夜に寝かせる方法5選を解説!うるさいと怒る前にしたいことを飼い主が解説

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猫を夜に寝かせる方法
猫を夜に寝かせるためには

【結論】

猫を夜に寝かせるには、日中活発に遊ばせる他、食事を頻回食にする、安心できる寝場所を提供するなどの工夫が効果的です。加えて飼い主さん自身が規則正しい生活習慣を心掛け、猫が夜に騒いでも無視することも有効な方法です。

猫が夜に活動することで飼い主さんの睡眠が妨げられるケースは珍しくありません。あまりにも猫が夜に騒ぎすぎると近所迷惑が不安なのに加え、眠れないことにイライラしてしまう方も多いはず。

この記事では、猫歴20年以上の筆者「たけのこ」が、夜間に猫を寝かせるために効果的な方法を解説します。

執筆者情報
#たけのこ

猫ブロガー
たけのこ(Takenoko)

プロフィール
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猫と暮らして20年以上。猫ニュースメディアのライターとして活動。いままで500本以上の猫に関する記事を執筆!猫たちの幸せに繋がればという想いで当サイトを運営しています。ペットフード/ペットマナー検定合格。飼い猫を主役とした絵本も出版。

登場する猫

猫YouTuber・ライバー
黒猫トモくん(Tomo)

プロフィール詳細
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運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫。甘えん坊な男の子。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中!

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目次

猫を夜に寝かせる方法

猫が夜中に元気いっぱいで、なかなか寝てくれないと、困っちゃいますよね。でも大丈夫、飼い主さんが工夫すれば多くの猫が夜にスヤスヤ眠ってくれるようになります。ここでは、猫が夜に眠ってくれないという悩みを解決する方法を解説します。

飼い主さんが規則正しい生活を過ごす

眠る黒猫

猫は飼い主さんの生活リズムに対してとても敏感。飼い主さんが毎日同じ時間に睡眠&起床すると、猫も生活リズムを合わせようとします。夜暗くなってくると「あ、そろそろ寝る時間なんだな」と感覚的に覚えていきます。

そのため、猫を夜眠らせるには飼い主さんも規則正しい生活を意識することが大切です。

反対に飼い主さんが頻繁に夜更かしていると、猫も眠れず夜型の生活リズムとなってしまうかもしれないので要注意です。

うるさくても無視する

顔を触られる黒猫

夜中に猫が、かまってほしくて「ニャーニャー」と鳴いてしまうことがあります。ここで大事なのは、鳴き声に反応して相手しないこと。夜中に猫が鳴いて、かまってしまうと「鳴けばかまってもらえる」と覚えてしまいます。一度、成功すると以降も継続して鳴いてしまう習慣が身に付いてしまいます。

そのため、夜鳴かれたとしても無視することで、猫に「鳴いても相手しないよ」「夜は静かにする時間だよ」と教えてあげることが大事。

最初は心配かもしれないし、なかなか鳴き止まない猫にモヤモヤするかもしれませんが少しずつ慣れてくるはずです。

できるだけ日中遊んであげる

遊ぶ黒猫

猫が夜に寝ない理由のひとつは、エネルギーを使い切っていないから。そこで、日中にたくさん遊んで、猫の体力を使わせることも効果的な対策となります。猫と遊ぶ際おすすめなのは、猫じゃらしやボールを使った定番の遊び。猫の狩猟本能を刺激し、たくさん動くのでエネルギーを消費させるのにもってこいです。

猫と遊ぶときは、1回5~15分程度の遊びを複数回行ってあげるのがベスト。日中に何回か遊ぶ時間を設けてあげると、猫が疲れて夜ぐっすり眠るようになるでしょう。

日中は家族全員仕事に出かけていて遊ぶのが難しいときは、全自動のおもちゃを導入することをオススメします。

頻回食もおすすめ

ご飯を食べる黒猫

猫にとって、1日に何度も少量のご飯を食べる「頻回食」は、生態的に自然に近い食事リズム。猫に1日分の食事に4~6回程度に小分けにして与えると、空腹感を抑制しやすくなり結果的に夜にお腹が空いたと鳴き叫ぶことが少なくなることが期待できます。

夜、猫が落ち着いて眠りやすくする以外にも肥満対策や消化の負担を軽減させる、吐き戻し対策などのメリットもあるため積極的に食生活に組み込みたいところです。

日中は外出し、こまめに猫の食事を用意してあげられないという方には、自動給餌器がおすすめ。決まった時間に食事が排出されるので、頻回食を実現させやすいです。

安心して眠れる場所を用意する

ダンボールに入る黒猫

猫が夜にゆっくりと眠れるようにするには、安心してリラックスできる場所を作ってあげることも大切です。猫は暖かくて静かな場所を好みますから、ベッドやクッションを用意して、家の中の静かな場所に置いてみましょう。柔らかい毛布を敷く他、身を隠せるよう箱やハウスを用意してあげると、さらに猫が落ち着きやすい空間となります。

また、猫は高い場所を好む傾向があります。キャットタワーの上など、少し高い位置に安心できるスペースを作るのもひとつの方法です。

こうした猫専用の居場所を用意してあげることで自分だけの特別な場所があると感じ、夜に安心して眠れるようになることでしょう。

なぜ猫は夜に寝ないことが多いのか

夜中起きている黒猫

猫は夜行性だから夜寝ないと思われがちですが、そういう訳ではありません。猫はもともと薄明薄暮性の動物。夕暮れ時や夜明けにメインに狩猟をする習性がありました。逆に昼間や夜間は体力を回復しようと睡眠に入ることが多いです。

それでは、なぜ猫は夜に寝ないのか?可能性はいくつかありますが、ひとつは人間と暮らすことで生じた生活リズムの変化。夜になっても明るい室内や活動している飼い主に合わせて起きている子は少なくないはず。

加えて、夕暮れ時や夜明けに使うはずだった体力を上手く発散できないためストレス解消のために、夜に走り回るケースもあります。

猫の睡眠時間は14時間以上

眠る黒猫

猫とは元々、「寝る子」と書いて「ねこ」と読まれていたそうです。そうした経緯があるだけあって、猫の睡眠時間は長め。成猫は14時間、子猫なら18時間以上眠るそうです。

ただし、猫の睡眠時間は生活環境によっても変動するとされています。騒がしい環境下ではその分、睡眠時間も短くなるようです。

猫が夜うるさいとき体罰はNG

布団に埋もれる黒猫

猫が夜中鳴いたり、物を落としたり、走り回ったりしてうるさい時でも、体罰は絶対にしてはいけません。体罰は猫にとって非常に強いストレス。飼い主さんとの信頼関係を壊してしまう原因にもなります。強く怒鳴るといった行動も好ましくはありません。

猫が夜にうるさいとき、何かしらの原因があるはずです。飼い主さんを困らせたいなど悪意を持って行っているわけではないことを理解しましょう。

猫がうるさいから寝れないときにオススメなアイテム

前述したとおり、猫が夜中に鳴いたり物音を立てたりするとき、基本的にはスルーの姿勢を貫いた方がいいです。しかし、あまりにもうるさいと眠れない方も多いはず。ここでは、夜中に猫が騒いでも、快適な睡眠を得られるようサポートしてくれるグッズを紹介します。自分の好みや寝室の環境に合わせて選んでみてください。

耳栓

最もシンプルで効果的なのは耳栓です。耳栓には様々な種類がありますが、長時間快適に使える柔らかい素材のものを選ぶと良いでしょう。耳栓は一見地味なようで、聞こえる猫の鳴き声や足音などを大幅に減らしてくれるため、ぐっすりと眠りにつくことができます。

なるべく遮音性が優れている商品を選ぶと、なおベストです。

ノイズキャンセリングヘッドフォン

ノイズキャンセリングヘッドフォンもおすすめです。耳栓と違って癒しBGM、ASMRなどを聴きながら、外部の音を遮断できます。寝るときにリラックスできる環境音やBGMを流して眠りにつくのも試してみたいところです。

ただし、耳栓よりも大きく眠るときジャマになりやすい点には注意が必要です。

ホワイトノイズマシン

あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、ホワイトノイズマシンも有効です。ざっくり解説すると、ホワイトノイズマシンとは、雑音を出す機械のこと。調整された雑音は、猫の鳴き声やその他騒音を軽減してくれるため、落ち着いて眠るのに役立ちます。

眠るとき耳に何も装着したくないときは、試してみることをオススメします。

猫を夜だけケージに入れるのもアリ

猫を夜だけケージに入れるという方法もあります。あらかじめ、ケージトレーニングを正しく行っていれば、猫もケージを安全で快適な場所と認識するようになります。夜だけケージに入れることにより飼い主さんが寝ている間に、猫がイタズラしたり誤飲誤食するのを防げるため、安心して眠れるでしょう。

一方、慣れていない猫をいきなりケージに入れると逆に出ようと大暴れする懸念もあります。体力があり余っているのに、ケージに入れられることで動き回る子もいるでしょう。夜間、猫をケージに入れるときはある程度、運動させてストレスを発散させてからが好ましいです。

加えて、日頃からケージの中で過ごさせる習慣を身に付けさせておきましょう。

猫が走り回る夜の運動会をやめさせるには

夜中に走る黒猫

夜中、猫が急に元気になって走り回ることを「夜の運動会」と言います。この時間に猫が活動的になるのは、特別おかしなことではありませんが、飼い主さんにとっては睡眠の邪魔になることも少なくありません。

夜の運動会をやめさせるために大切なのは、日中に十分な運動をさせること。猫は運動をすることで余分なエネルギーを使い、夜になっても静かに過ごしやすくなります。日中に猫じゃらしなどを使って遊ぶ時間を作り、猫が十分に体を動かせるようにしましょう。

猫が夜中に運動会を始めたら、静かに対応することも大切です。大きな音を立てたり、猫に注意をしたりすると、猫はそれを遊びと勘違いしてさらに興奮してしまうかもしれません。基本的に猫の運動会はだいたい30分前後で終了します。放置していても勝手に止めるため、気にせず眠るのもひとつの選択肢です。

より詳しい解説はこちら!

よくある質問

猫に夜寝をしてもらうには?

猫に夜に寝てもらうためには、日中に十分な運動をさせてエネルギーを消耗させることが大切です。夜の時間に遊ぶルーティンを作り、夜は寝る時間であるという習慣をつけさせることも有効です。

猫が夜鳴きするのは寂しいから?

猫が夜鳴きする理由はいくつかありますが、寂しさが原因で鳴くこともあります。また、退屈やストレス、空腹なども夜鳴きの原因となることがあります。

猫に夜起こされないためにはどうしたらいいですか?

猫に夜起こされないためには、日中の活動を増やして夜は落ち着いて過ごす習慣をつけさせることが効果的です。

猫の横で毎晩一緒に寝たらどのような影響がありますか?

猫と一緒に寝ることで、猫との絆が深まることがありますが、生活リズムも同じにできます。ただし、あまりにも長時間一緒に過ごすことが多いと、猫が飼い主さんに対して依存してしまう心配もあるのでバランスを意識しましょう。

猫は夜一緒に寝たがるのはなぜ?

猫が夜一緒に寝たがるのは、安心感を求めたり、体温を共有することで快適に感じるためです。

猫は一緒に寝る人を選ぶタイプですか?

猫は一緒に寝る相手を選ぶことがあります。信頼と安心感を感じる人と一緒にいることを好むため、親しみを感じる飼い主と一緒に寝ることが多いです。

猫が夜うるさいのはなぜ?

猫が夜うるさいのは、退屈やエネルギーの余剰、空腹感などが原因かもしれません。

猫が夜眠るのはどのくらい・何時から寝る?

猫の睡眠パターンは個体によって異なりますが、猫は夕方から早朝以外の時間で断続的に眠るケースもあります。

猫が夜にアオーンと鳴くのはなぜですか?

猫が夜に大きな声で鳴くのは、交尾期のメスがオスを呼ぶ行動、縄張りを主張するオスの行動、または何らかの不満や要求を伝えるための行動であることが多いです。

猫は夜何をしているの?

猫は夜間、眠っている他、探索活動をしたり、遊んだり、時には鳴いたりしています。

猫の夜鳴きを止める方法はありますか?

猫の夜鳴きを止めるためには、日中に適切な運動と遊びを提供し、夜は静かに過ごす環境を整えることが重要です。また、夜鳴きが病気やストレスによるものである場合は、獣医師に相談することも必要です。

猫を夜静かにさせるために工夫しよう!

夜起きている黒猫

猫が夜静かに過ごすためには、日中の適切な運動と飼い主さんの工夫が重要です。飼い主さん自身が、規則正しい生活を心掛けることも大切です。飼い主さんが夜更かししてしまうと、猫も眠れずに起き続けてしまいます。猫にとって静かな睡眠環境を整え、夜はゆっくり休めるよう心がけましょう。

今回の記事を参考に猫との生活習慣を見直し、お互いストレスがない生活を目指してみてください。

猫を夜に寝かせる方法

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この記事を書いた猫

猫歴20年の「たけのこ」と申します!黒猫と一緒に生活中。好きな食べ物は「きのこの山」。【猫と飼い主の暮らしを‘‘ストレスフリー‘‘に!】そんな想いでブログ運営してます。ライター依頼受付中。【保有資格:ペット看護師/ペットセラピスト/ペットフード・マナー検定合格/管理栄養士/「上級心理カウンセラー」「JADP認定メンタル心理カウンセラー®」他】

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