【結論】
猫のために買ってよかったグッズの一部として自動給餌器、空気清浄機、キャットタワー、珪藻土マット、猫飼育本、トンネル、グルーミンググローブが挙げられます。他にもあるのでぜひ本文をお読みください。
飼い主さんなら、愛猫のために何かいいグッズを買ってあげたいと思うのは自然な考えです。とはいっても、何を買ったらいいのか?買っても使わないのではないかと悩みますよね。
今回は自分の生活費より猫にかけるお金の方が倍くらい高い筆者「たけのこ」が、猫に買ってよかったグッズを紹介します。
微妙だった物も紹介します
猫ブロガー
たけのこ(Takenoko)
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猫と暮らして20年以上。猫ニュースメディアのライターとして活動。いままで500本以上の猫に関する記事を執筆!猫たちの幸せに繋がればという想いで当サイトを運営しています。ペットフード/ペットマナー検定合格。飼い猫を主役とした絵本も出版。
猫YouTuber・ライバー
黒猫トモくん(Tomo)
プロフィール詳細
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運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫。甘えん坊な男の子。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中!
猫のために買ってよかったグッズ
猫のために買ってよかったグッズは、たくさんありますが中でも特におすすめな物を厳選しました。当然、猫によって好き嫌いが分かれる部分はありますが、グッズ選びの参考にしてください。
①猫のためのスマートウォッチ「Catlog(キャットログ)」
Catlog(キャットログ)は、最先端テクノロジーを用いることで猫の健康状態をデータで確認できるハイテク首輪。言うなれば猫用スマートウォッチ的なアイテムです。ややお値段は高いですが、そのぶん性能は優秀。一度設定すれば自動でデータを収集しグラフにして分かりやすく伝えてくれます。
また、猫の様子に懸念が出てきたときは、注意してねと言うメッセージが通知されるため自然と猫に対する健康意識が高まります。
首輪としても非常に優秀。重さがわずか9gしかなく、余計な装飾もないシンプルなデザインであるため猫が嫌がりにくい仕様となっています。筆者の飼い猫は子猫の頃からノー首輪派でしたが、成猫になった頃に着けても違和感なく過ごしています。
猫は自分の体調不良を本能的に隠そうとしてしまう動物。病気のサインにいち早く気付いてあげるためにも導入してあげたいところです。
なお、Catlogの使い勝手について、より詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください!
②一人暮らしに役立つ猫グッズ「自動給餌器」
猫を飼われる方なら、絶対購入を検討した方がいいグッズとして自動給餌器を紹介します。自動給餌器とは、設定時刻に決められたフードを排出してくれる機械。筆者「たけのこ」は、フレッシュエレメントソロという自動給餌器を使用しています。
自動で猫のご飯を用意してくれるため与え忘れがなく、帰りが遅くなっても猫のお腹を空かせずに済みます。フードの量も計量してくれるため、体重管理もしやすい。
5:30にも設定しているため、ご飯が理由で早朝に起こされたこともありません。
なお、自動給餌器の使い勝手について詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください!
③猫の水まき対策「珪藻土マット」
猫は何かと水に対してトラブルを起こす生き物。水を飲まない、撒き散らすなど多くの飼い主さんが猫に関する水問題で悩んでいます。
筆者「たけのこ」の飼い猫トモくんの場合、水は飲むのですが器に入れた水を撒き散らす癖がありました。毎日、帰ってきたら床がびちょびちょになってしまい頭を抱えました。
そこで導入したのが吸水性・乾燥性が優れた珪藻土マット。珪藻土マットの中でも性能が優れたなのらぼ珪藻土マットを購入。飲み水の下に設置することで床が濡れるのをガード。後述する給水器と併せることでなんとか解決しました。
④猫に新鮮な飲み水「自動給水器」
猫の水対策として珪藻土と一緒に取り入れたのが、自動給水器です。導入前までは普通の食器に水を入れて飲ませていましたが、蹴とばしてひっくり返すことも多かったので安定感あるグッズに変えました。
重力で水を補給されていくタイプなので電力不要で稼働音もなし。蹴飛ばされることもなくなったので満足しています。
カタツムリのようなデザインなので可愛いです
⑤猫がくつろげる「猫壱バリバリボウル」
飼い猫トモくんの好みに合う爪とぎを探すときに購入したのが猫壱のバリバリボウル。爪とぎとしても気に入っているようですが、猫用ベッドとしても丁度いいみたいで夜眠るときは、バリバリボウルで丸くなっています。
デザインも可愛い
なお、おすすめの爪とぎを詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください!
⑥猫の飼い方を学べる本「家ねこ大全285」
筆者「たけのこ」は、猫と20年以上一緒に暮らしていますが飼い猫トモくんを迎え入れる際、しっかり勉強しようと思って購入した本が家ねこ大全285です。
フードの選び方から、トイレのしつけ、日常生活での注意点など、猫と暮らすにあたり必要な情報が分かりやすく解説されています。実績ある獣医師が執筆しただけあり飼い主さんが抱く多くの悩みについて解決策も記載されています。
猫を飼うなら必読の一冊です
猫の飼い方を学べる本についてオススメを知りたい方は下記の記事もご覧ください!
⑦猫の毛がよく取れる「空気清浄機」
猫がトイレを使った後の臭いが気になる。そんな悩みの対策として取り入れたのが空気清浄機です。数ある空気清浄機の中から、ペットの抜け毛にも対応しているLevoit(レボイト)空気清浄機Vital100を購入しました。
トイレの臭い問題は大幅。筆者は猫トイレの近くに設置していますが、排泄しても臭いが食卓まで漂わなくなりました。稼働音も大きくないため猫も気にしている様子はありません。
臭いで悩んでいる人は検討する価値があります
⑧抜け毛がまとまる「グルーミンググローブ」
猫をブラッシングする際、筆者はグルーミンググローブを活用しています。正確には買った商品ではなく、かかりつけの動物病院からプレゼントされたものですが、かなり便利なので紹介します。
グルーミンググローブに魅力を感じたポイントは、取り除いた抜け毛がまとまるところ。周囲に散らばったりせず、めくるとキレイに剥がれるため初めて使ったときは感動しました。また、撫でる感覚でブラッシングできるため飼い猫が嫌がりにくく、噛まれたとしてもグローブなので痛くありません。
特に不満点はありませんが強いて言うなら、手のサイズが大きい方ははめると窮屈に感じるかもしれません。購入前に対応サイズを確認されることを推奨します。
一家にひとつあっていいグッズです
使っている様子はこちら
⑨100均猫用品「セリアの猫じゃらし」
筆者は100均で買い物するのが好きですが、猫関連グッズで気に入った商品に出会えることが多いのがセリアです。猫用品から猫モチーフの雑貨まで幅広く取り揃えてくれています。
黒猫グッズが多いのは絶対狙っていると思う
そんなセリアの猫用品の中で飼い猫トモくんの食いつきがとてもよかったのが猫じゃらしです。ハロウィンの季節限定猫じゃらしを衝動買いしたのですが、予想以上に食いつきがよく一晩もちませんでした。
さすがに100均なので耐久性は低いですが、100円でこれだけ猫の反応がいいならコスパいいと感じました。ちなみに、あっという間にゴム紐を引き千切られましたが勿体ないので先端のおもちゃ部分を投げて遊びました。
⑩猫がおもしろいほど食いつく「ブラックタクト」
ブラックタクトは、鈴入りテールと黒い棒の猫じゃらしです。羽やゴム紐のように、すぐ食い千切られるおもちゃだと長持ちしないと考え購入しましたが中々の食いつきぶり。
大ジャンプをしてまで大はしゃぎです
ブラックタクトを選んだ理由として、テール部分が緑色だったこともあります。緑色は猫が見えやすく好みやすい色と言われています。
⑪おしゃれなインテリアにもなる「キャットタワー」
猫の遊び場によし!隠れ家によし!そんなメリットが多いキャットタワーは猫グッズの中でも人気が高いです。我が家にも少し大きめなキャットタワーを導入したところ、予想以上に気に入ってくれています。
キャットタワーの上から朝は外のニャルソック、夕方以降は部屋で過ごす筆者たちを観察。遊び場としても便利で、ジャングルジム感覚で駆け上ってくれます。
そんなに高くなかったので満足してます
⑫キッチン対策に便利「ペットフェンス」
猫を飼っている方なら、直面するであろうキッチン問題。キッチンやシンクには、猫に危険な物が多く不衛生でもあるため入らないで欲しいのに目を離すと忍び込まれる。
筆者の飼い猫トモくんも、キッチン侵入の常習犯でした。そこで、物理的に猫がキッチンに入りにくくしようと購入したのが、ペットフェンスです。
猫の侵入対策としては高さが心許ないですが、筆者はこのペットフェンスをキッチン台に乗せて使用。その他のグッズと組み合わせることで、キッチンが要塞みたいになりました。
そこまで重いフェンスではなく軽い力で持ち上げられます。キッチンを使う際、毎回下ろすのが手間ではありますが次第に慣れていきました。当初は無理矢理ペットフェンスを突破しようとしていましたが、一度ペットフェンスを倒し大きな音に驚いて以来、キッチンに登ることはなくなりました。
⑬ミックスフィーディングが魅力「ピュリナワン」
筆者は20年以上の猫暮らしの中で、キャットフードも試行錯誤。ロイヤルカナン、ヒルズ、プレミアムキャットフードなど知名度が高い物は猫の様子を見ながら与えてきました。
最終的に行き着いたのが、ピュリナワン。
ピュリナワンを選んだ理由は4つ。価格が手ごろ、メーカーの信頼性が高い、ミックスフィーディングが手頃、Amazonで定期便できる。特にピュリナワンはミックスフィーディングに力を入れており、ドライフードに対応したウェットフードも幅広く用意してくれているのが魅力的でした。
キャットフードのドライ・ウェットを組み合わせることで、それぞれのメリットを得る給餌スタイル
Amazonの定期便も結構便利ですよ
⑭猫との遊びが楽しくなる「猫壱キャットトンネル」
猫との遊びがマンネリ化してきた。そんな方におすすめしたいのが猫壱のキャットトンネルです。ガサガサ音がするトンネルで猫じゃらしを振り回せば、今までとひと味違う遊び方ができます。
可愛くて楽しくての一石二鳥です
⑮猫の爪が切りやすい「猫用爪切り」
猫の爪切りは、必ず猫用でないといけないわけではありません。人間用でも慣れれば普通に切れます。ただ、あくまでも人間の使用を想定しているので思うように切れない猫もいます。
一方、猫用爪切りは、猫の爪構造を考慮した設計になっているため人間用よりもスパッと切れます。特に猫壱の猫用爪切りは持ちやすく軽い力で爪が切れるので重宝していました。
⑯猫用サプリメント「kokona」
管理栄養士の筆者にとって、サプリメントの有効性は懐疑的。猫に関しても生命維持に関わる栄養素は総合栄養食で十分賄えると考えています。
しかし、猫用乳酸菌など一部の栄養素は別。種類にもよりますが、獣医師・獣医療関係者の中にも推奨している方がいます。エビデンスは少なめですが、現場の体験として検討する価値があるという声は多いです。
そこで試したのが猫専用サプリメントkokona。猫に対して有効な乳酸菌が配合されています。与えやすいパウダー状で猫の食いつきがいい風味。ふりかけとして筆者はトモくんに与えています。
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おすすめ猫用品【PR】
岐阜県中津川市で100年続く老舗木材会社から誕生したブランドmeet treeで販売されている「猫砂用木質ペレット」は杉100%で製造されている猫砂。木製ですが、猫への安全度が高いという意見が多い杉の木を用いているため安心して使用できます。
杉の木の香りには、優れた消臭力・抗菌性があり猫の糞尿の臭いを軽減する効果が期待できます。
買って微妙だった猫グッズ
猫のために色々グッズを買い漁っている筆者「たけのこ」ですが当然、猫様に不評だったグッズもあります。どれも性能やコンセプトは優れており、他の猫であれば気に入るかもしれませんが、うちの猫様の好みには合いませんでした。
勿体ないので人間が使っています
①ペット用天然石マット
猫の夏バテ対策として購入した、ペット用天然石マット。その名の通り天然石の板1枚です。ペット用と名が付いていますが特別何か仕様が違う訳ではありません。ヒンヤリしているので、夏場は足を置くと心地いいです。
しかし、トモくんにとっては微妙だった様子。近くにおいてもスルーでした。硬いのが気に入らないのか、質感が不満だったのか。理由は定かではありませんが、踏んで通り過ぎることはあっても座って過ごしてくれることは一度もありませんでした……。
②どら焼き型キャットハウス
その名の通り、どら焼きをモチーフにしたキャットハウス。猫の隠れ家・居場所として使ってもらおうと購入しました。商品コンセプトとしては、どら焼きの内部に入ってくつろぐスタイル。筆者もそれを想像していました。
何がどうしてそうなったのか、トモくんは中に入るよりも上に乗ることを好むようになり次第にどら焼きの形を維持できなくなりました。
どうしたいねん……。
③猫プランター
一時期、SNSやネットで話題になった猫プランター。岐阜県の名産品です。筆者「たけのこ」は、ふるさと納税で購入。早速、トモくんにプレゼントしました。はじめは興味津々でしたが、中に入ることはなく結局気に入らなかったようです。
とはいえ、入る入らないは個体差があることを知っていたので、仕方ないかなという感想です。ふるさと納税のついでに貰った物なので損したという気もしませんでした。
猫への贈り物なんて、そんなものです
猫グッズを買うときのポイント
猫グッズを購入するとき、どのような基準で選べばいいのか。長年、猫と暮らしてきた筆者「たけのこ」の経験を交えながら解説します。
価格は妥当か?
価格が妥当であるかは猫グッズを選ぶ際、重要なポイントとなります。ただし、決して高い商品がいけないという訳ではありません。高い商品は、それなりに品質が良く長持ちしやすいのでトータル的にコスパがいい可能性が高いです。
一方で高い商品が最適解とも限りません。少しランクダウンして安くなった猫グッズでも満足してくれるケースは多々あります。
おもちゃやハウスなどがそうですね
猫にとって安全か?
猫グッズを選ぶ際、安全性も意識しましょう。
たとえば、ねこじゃらし。最近では羽やゴム紐タイプのねこじゃらしが増えてきていますが、あまりに小さく細いものだと千切れた際、誤って誤飲してしまう恐れがあります。
猫の誤飲は多いです
それがあると本当に暮らしが良くなるか?
買い物する際、本当にそれがあると生活が楽になるのか?暮らしが楽しくなるのか?を考える癖をつけることも大切です。筆者「たけのこ」の場合、ペット用天然石マットがその失敗例です。サイズが小さいので、猫が座ってもはみ出してしまうし、ちょっぴり冷たいだけ。
あったところで生活が楽になったり、楽しくなるわけではないので失敗しました。
買う前に使っているシーンをイメージしましょう
猫の年齢に見合っているか?
猫グッズは猫の年齢に見合った物を選んであげましょう。
猫の年齢で選んだ方がいい物としてフードや食器などが挙げられます。シニア用の物に変えてあげるだけでも猫の負担を大きく減らすことができます。
7歳を超えたシニア猫は、足腰が弱ってきます。少しでも体の負担を少なくできるよう配慮してあげるのも飼い主さんの務めです。
猫グッズのよくある質問
- 猫を飼うには何が必要?
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猫用品、猫の飼育費、猫に対する教養・知識、猫への愛情と責任が必要です。
猫グッズとしては、食器、フード、トイレ、爪とぎ、おもちゃが必要です。
- 猫グッズの必需品は?
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食器、フード、トイレ、爪とぎ、おもちゃは必須です。
できればキャットタワーなど居場所になるグッズも用意してあげたいところ。
- 猫はトイレどれがいい?
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猫より一回り大きいサイズのトイレが好ましいです。
絶対これがいいという商品はありません。できれば、飼育頭数+1個用意しておくと猫も使いやすいです。
猫用品選びは試行錯誤の連続!
猫のためを思ってグッズを買っても使ってくれなかったというケースは、飼い主であれば誰もが経験しうることです。しかし、これこそが猫と暮らし楽しみ。気に入らないグッズは使ってくれないからこそ、自分が選んだグッズが猫のお気に召したときの喜びも大きくなるのです。
今回紹介した猫グッズはレビュー評価が高く、筆者も満足しているおすすめアイテム。
ぜひ愛猫へのプレゼント候補として検討してみてください