MENU
記事に登場する猫トモくん
筆者の飼い猫&編集長
運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫のオス。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中

子猫が餌を食べないときの工夫6選!今から簡単にできる方法を猫ライターが動画を交え解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
子猫が餌を食べないときの対応は

【結論】

まずは子猫が安心できる環境づくりから始められることをオススメします。フード量・種類の見直しも有効です。長期間食べない場合は動物病院での診断も視野に入れます。

子猫がご飯を食べてくれない!新しく迎え入れた子猫がご飯食べなくて心配!子猫が、あまりにも食べてくれない日が続くと心配ですよね。飼い主さんとしても、早く元気にもりもりご飯を食べる姿を見て安心したいはず。

そこで今回は猫歴20年以上の筆者「たけのこ」が体験談を交えながら、子猫の食欲不振の対処法と注意点について解説していきます。

たけのこ

子猫の育て親デビューしましょう

犬猫専用の悩み相談サービス

DOQAT

  • 無料で登録&利用可能!
  • いろんな飼い主さんの体験談・工夫が知れる
  • 検索では見つからなかった答えがあることも!

\完全無料で利用可能!/

執筆者情報
#たけのこ

猫ブロガー
たけのこ(Takenoko)

プロフィール
(タップで詳細を表示)

猫と暮らして20年以上。猫ニュースメディアのライターとして活動。いままで500本以上の猫に関する記事を執筆!猫たちの幸せに繋がればという想いで当サイトを運営しています。ペットフード/ペットマナー検定合格。飼い猫を主役とした絵本も出版。

登場する猫

猫YouTuber・ライバー
黒猫トモくん(Tomo)

プロフィール詳細
(タップで詳細を表示)

運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫。甘えん坊な男の子。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中!

目次

子猫がご飯を食べない理由

「どうして子猫がご飯を食べないのか?」考えられる理由はいくつかあります。まずは子猫が食べてくれない理由について詳しく解説していきます。

①環境の変化で緊張している

まずは「いままでと環境が変わり怖がっている」パターンです。お家に来たばかりの子猫は環境の変化に緊張しています。人間でも慣れない土地やお家に引っ越ししたら、多少なりとも落ち着かない方はいらっしゃいますよね。

猫は変化にかなり弱い生き物です。生活環境が変わるだけで食欲不振などの不調を起こすことは知っておいてあげましょう。

②食事内容に問題がある

子猫は成長途中なので、身体の機能が未熟です。歯と噛む力も弱いため、成猫用フードだと硬くて食べにくい子もいます。

栄養量も子猫の月齢によって変動します。特に理由がなければ、子猫には「子猫用フード」を与えるのが好ましいです。

③病気やケガ

食欲不振で怖いのが、病気やケガです。特に子猫の場合は成猫よりも体力・免疫力がないため、感染症などのリスクが高いです。

感染症の病状は、ワクチン接種の有無でも変動します。子猫は重篤化しやすいので、食欲不振が続くようであれば早めに動物病院に相談してみましょう。

子猫が食べないときの対処法6選

理由は分かったけど、具体的にどう対処すればいいのか?ここからは「たけのこ」が実際に行っていた工夫を交えて、子猫がご飯を食べないときの対処法を解説していきます。

成猫にも共通する対応に関しては、下記の記事にまとめてあります。併せて参考にしてください。

①フードを月齢に合わせたものに変更

フードの種類が子猫の月齢に適していない場合は、子猫用に切り替えましょう。子猫用フードを選ぶ際は「総合栄養食」と記載があるものを選ぶのがセオリーです。

総合栄養食とは?

猫に必要な栄養素を水分以外摂取できるフードの名称。規定量を与えていれば猫の健康に必要な栄養素を摂取できる基準で製造されている。人間の食事で例えるなら「栄養バランス定食」みたいなもの。

筆者は、子猫にロイヤルカナンの子猫用(キトン)フードを与えていました。月齢に合った形状・栄養バランスで猫にとっての嗜好性も高いです。

ちなみに、こちらが初めて子猫に与えているときの様子。子猫が食欲不振の方はぜひ、参考にしてみてください。

②フードの適量を確認する

子猫がフードをどのくらい食べているかも確認しましょう。猫を飼うのが初めての方は、食べてないと思っていたが実際は必要量与えている可能性があります。

たけのこ

意外と食べているかもしれません

猫のご飯は計量して、どのくらい食べているのかを把握しておきましょう。フードの目安量は品種などにもよりますが、基本的にフードパッケージ裏に記載されております。摂取目安近くの分量を与えて月間の体重が増えていればOKです。

参考までに上記で紹介した「ロイヤルカナン子猫用(キトン)フード」の摂取目安量をまとめておきます。

月齢給餌量
生後1~2ヶ月30~50g
生後2~4ヶ月40~65g
生後4~6ヶ月55~70g
生後6~12ヶ月60~80g
ロイヤルカナン(キトン)※ドライフードのみの場合

毎回猫のご飯を計量するのは負担が大きい。そう思われている方には自動給餌器をおすすめします。一回設定するだけで自動で決められた時刻にご飯を計量して用意してくれます。

③餌の置き場を変える

おすすめな猫の餌の置き場
  • 廊下の端っこ
  • リビングの近く
  • 人通りが少ない場所

食事を与える場所も重要。洗濯機の近くや人通りが多い廊下など騒がしい場所では、食事に集中できない子猫もいます。

人でも周りがうるさいと食事に集中できない方はいらっしゃいますよね。子猫が餌を食べない場合、食事環境を見直してみるのも効果的です。

④フードを少しふやかす

子猫の中でも生後2~3か月程度の子であれば猫用ミルクやぬるま湯でふやかすのも効果的。ふやかすことで柔らかく食べやすくなります、

このとき、ぬるま湯などでフードを温めると匂いが出て猫の嗜好性が増すのでオススメです。

たけのこ

簡単にできます

下記は老猫に対して、フードをふやかしている動画ですが子猫も同様でOKです。

⑤遊んであげる

子猫が食欲不振のとき遊んであげることも大事。

狩りを連想させる遊びは、エネルギーを消費させ狩猟本能を刺激し食欲を引き出すことも期待できます。遊びは子猫にとって大切なライフワークです。猫には1日に数分の遊びをこまめに取り入れてあげるのが好ましいです。

遊ぶことによって緊張している子猫の気を紛らわすこともできます。

⑥動物病院に連れていく

子猫が長期間、餌を食べない場合は動物病院に連れて行きましょう。

もしかしたら餌を食べない理由が病気やケガによるものかもしれません。子猫の場合、12時間以上全くの絶食状態だと要注意です。

いつから食べていないか?、トイレの状態(便の状態、頻度)も大切なポイント。日頃から可能な限り把握しておきましょう。

子猫が食べないときの5つの注意点

子猫が食べないとき、いくつか注意しておかねばならないこともあります。知っておくだけでも、より子猫の食欲不振改善に役立ちます。

①排便状況はこまめに確認

子猫が食欲不振の際、ウンチ出ているか?も確認するようにしましょう。

ウンチが正常に出ていて、体重も順調に増えていればOKです。食事を摂って成長できているので、そこまで心配する必要はありません。下痢のようになっていないか?回数は1日何回か?など記録しておきましょう。

猫の排便の記録は何か病気になった際、獣医師に伝えることで治療の助けになることも多いので習慣にしたい行動です。

排泄状況をチェックするならCatlogボードがおすすめ!

②なるべく置き餌は避ける

猫が餌を食べないとき、やりがちなのが置き餌です。

長時間、餌を放置すると酸化したり風味が飛んでしまって品質が劣化しています。置き餌によっていつでも餌が食べれる状態になると、猫のご飯への興味も薄れていくこともあります。

特に夏季はフードが傷みやすいので、食べ終わった後は残っていても廃棄しましょう。

たけのこ

筆者も、もう食べないと判断したら即廃棄しています

③強要しない

痺れを切らして子猫に食事を強要するのも避けましょう。

子猫が食事に対して恐怖心を抱く恐れがあります。猫に行動を強いること自体リスキーです。

食事をとらない猫に対して強制給餌という選択肢はありますが、これも最終手段だと考えた方がいいです。強制給餌は獣医師と必要かどうか、相談してから行いましょう。

ただし、子猫の口元に少量のご飯をくっつけ食べさせる程度であれば問題ありません。警戒している子がフードを食べるいいキッカケとなります。

注意④かまいすぎない

迎え入れた初めの数日間はあまり子猫にかまいすぎないことが大切です。

子猫は見ず知らずの場所に急に連れて来られて緊張しています。全くの放置もNGですが距離感は大事です。

実際の距離感に関しては下記の動画を参考にしてください。

注意⑤おやつを与え過ぎない

おやつは猫にとって風味があり嗜好性も高いため、食欲不振の猫に有効です。有名な商品だと「ちゅーる」ですね。

一方で、おやつの与え過ぎには注意する必要があります。与えるおやつも子猫用を選択し、なるべく生後6か月以降の子猫から与えるのが好ましいです。

人間の子どもでも、おやつの食べ過ぎて肝心のご飯が食べれなくなる子がいますよね。

子猫の食欲を取り戻そう!

猫はライフステージが変化するたび、食事の事情も変化します。特に子猫と老猫の場合は、様々な理由で急に餌を食べなくなることも多いです。子猫はまだ若く、病気やケガよりも嗜好・環境が原因である場合も多いので改善の余地も大きいです。

ぜひ今回ご紹介した方法を試してみて、子猫がしっかり餌を食べられる環境づくりを目指してみてください。

目次