【結論】
ラシーネ(猫)は、日本猫に必要な栄養を配合した専用フードです。獣医師・ペット栄養学の専門家が長年の研究結果をもとに開発しており安全性も高いです。
ラシーネ(猫)は、日本ペットフード株式会社が販売している日本猫に配慮したフード。雑誌「猫DK」でも、本当に優秀なキャットフード部門1位を受賞したことがあります。気になっている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は、ラシーネ(猫)の口コミ評判や安全性やラインナップについて解説していきます。
2023年8月頃、ラシーネキャットフードを販売している日本ペットフード株式会社は、ラシーネ 日本猫および肥満が気になる日本猫以外のラインナップを販売終了する旨を発表しました。日本猫のラインナップは2023年秋ごろにリニューアルされました。
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ラシーネ(LACINE)キャットフードの口コミ評判
キャットフード選びにおいて実際に購入した飼い主さんたちの声は重要。そこでラシーネキャットフードに関する口コミを調査。その傾向を解説します。
ラシーネキャットフードの口コミをアンケート調査
ミミちゃんの口コミ
(三毛猫・3歳・メス)
(三毛猫・3歳・メス)
ハナちゃんの口コミ
(三毛猫・6歳・メス)
(三毛猫・6歳・メス)
ミケちゃんの口コミ
(雑種・2歳・メス)
(雑種・2歳・メス)
ソラくんの口コミ
(ミックス・4歳・オス)
(ミックス・4歳・オス)
ちょんちゃんの口コミ
(日本猫・9歳・メス)
(日本猫・9歳・メス)
クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」にて、猫の飼い主を対象にラシーネキャットフードの評価をアンケート募集しました。
食いつきや価格の評価は概ね好評。当サイトの調査では、店頭購入よりもAmazonで買う飼い主さんが多かったようです。たしかに、Amazonなら自宅まで配送してくれるので地味に重いキャットフードを運搬しないで済みます。良かったと感じることが多い項目として、食いつきや食べやすさが目立ちます。このあたりは個体差や切り替え方によって差があるとは思われますが、口コミ評判としては高評価といえます。
一方、不満点に関してはトッピングのかつお&まぐろ節が食べにくそうという意見が顕著です。たしかに、トッピングの魚節は少々硬く大きめ。猫によっては避けてしまうことも多いでしょう。ただ、ラシーネキャットフードは注目度が高く評判がいいキャットフード。販売メーカーが、今後の商品改良が施す際に改良される可能性は十分あります。
SNSにおける評判
- 優秀なキャットフード第1位だから安心してあげられる
- 猫種別キャットフードは珍しいから購入(2023年8月頃販売終了)
- 硬い魚の節が入っているので、砕いてから与えている
情報元:X(旧Twitter)、Instagram
SNSでラシーネ(猫)に関する口コミ評判を調べた結果、上記のような口コミが見つかりました。
一番多かった口コミは、雑誌「猫DK」にて本当に優秀なキャットフード部門1位だったから安心してあげられる、という内容でした。猫も大切な家族の一員。安心できるキャットフードを与えたいと思っている飼い主さんも多いようです。また、猫種別キャットフードが珍しいから買ってみたという口コミもありました。(2023年8月頃、日本猫以外のラインナップは販売終了)
微妙だった口コミとして、硬い魚の節が食べにくいのではないかと心配する声がありました。たしかに、ラシーネキャットフードには少し大きくて硬めなかつお節・マグロ節が使用されています。ただ、硬めといっても飼い主が少し力を加えただけどパキッと折れる程度。噛む力がしっかりしている成猫なら、そこまで問題はないと考えられます。
ラシーネ(LACINE)キャットフードの特徴
ラシーネ(LACINE)キャットフードが持つ大きな特徴は下記の通り。どれも猫の特性に配慮するために大事なポイントとなります。
- 日本猫の特性に合わせたラインナップ
:日本猫に配慮した専用設計 - 獣医師監修
:獣医師監修のもと、日本猫に適した栄養設計 - かつお節&まぐろ節W節
:W節で風味豊かになっている - 着色料不使用
:猫に不要な着色料は使用していない - 保管が便利な小分けパック
:いつでも作りたてのおいしさ - 研究から開発まで国産キャットフード
:一環したプロセスで高品質なフードを提供 - ヘルシーフードサイエンス研究所による科学的エビデンスに基づいて開発
:獣医師やペット栄養管理士などのペット専門家チームによる研究結果をエビデンスにフードを開発
ラシーネキャットフードは、ネコDK「日本ネコグッズ・オブ・ザ・イヤー2022-2023」本当に優秀なキャットフード部門1位獲得。飼い主さんに安心感、猫に喜びを与える商品として受賞しました。
ネコDKとは「テストする女性誌LDK」の猫版。忖度なしの評価をポリシーとしている雑誌です。そのため、読者からの信頼性も高め。この雑誌に選出されたラシーネも猫の飼い主たちから注目を集めました。
参考記事:日本ペットフード「「ラシーネ 日本猫」が『ネコDK』本当に優秀なキャットフード部門 第1位受賞」
ラシーネ(LACINE)キャットフードのラインナップ
ラシーネ(猫)では、日本猫に合わせた専用設計の商品ラインアップが用意されています。元々は複数の猫種ごとに合わせたラインナップでしたが、2023年8月頃に日本猫のみの販売となりました。内容も2023年秋ごろにリニューアルされています。
日本猫 かつお節&まぐろ節入り
- マグネシウム含有量0.10%(標準値)
- N-アセチルグルコサミンとコラーゲン配合
- トリプトファンを配合
- β-グルカン配合
- オリゴ糖を配合
日本猫に適した栄養設計。日本猫系のミックス・雑種にもおすすめです。粒サイズも日本猫が食べやすいよう設計されています。
日本猫 にぼし削り入り
日本猫が好む厚みあるウルメイワシを贅沢に使用した老舗食品メーカー「マルトモ」の削り節を使用。
日本猫 11歳以上用
歳をとってきた日本猫に配慮し栄養バランスを調整。成猫用のラシーネ日本猫と比べ、グルコサミン&コンドロイチンの配合量が10%増量されています。
日本猫 避妊・去勢後用
去勢・避妊後、太りやすくなる日本猫に配慮し、栄養バランスを調整。通常のラシーネ 日本猫と比較して、脂肪分が約15%カットされています。
販売終了したラインナップ
- アメリカン・ショートヘア
- スコティッシュ・フォールド
- マンチカン
- シャム
- ロシアン・ブルー
- ペルシャ
- メイン・クーン
ラシーネでは元々、複数の猫種ごとに合わせたラインナップを提供していました。しかし、残念ながら2023年8月頃に生産終了が決定。一部のラインナップは在庫があればAmazonなどで購入できますが、いずれ入手できなくなることでしょう。
ラシーネ(猫)の安全性
先に結論を述べると、ラシーネ(猫)は安全性の高いキャットフードです。
ラシーネ(猫)の販売元は、日本ペットフード株式会社。ラシーネ(猫)のほかにも、コンボキャットやビューティープロなども販売しています。日本ペットフード株式会社の工場は、外部機関から食品安全の認証を受けています。また、ペットフードの研究体制も整っており、60年以上に渡ってペットフードの研究・開発に携わっています。
穀物に関しては過剰になる必要はない
キャットフードの評判として「原材料における穀物の使用」が欠点として挙げられます。結論として、穀物に関しては極端に気にする必要はありません。
穀物が問題視される要因のひとつとして、猫が本来食べる食材ではないことが挙げられます。そのため、猫にとって消化の負担が大きいという意見です。ただ、近年の研究で猫は適切に加熱処理をした穀物であれば問題なく消化できることが分かっています。そのため、穀物の消化を過剰に気にする必要はありません。
また、穀物はアレルギー源になりやすいという見解もありますが、猫のアレルギーはどちらかというと肉や魚に多め。もちろん、猫の中には穀物に対してもアレルギーを抱えている子はいますが、特別多いという訳ではありません。
穀物には、ドライフードのつなぎになったり穀物由来の栄養素を補給するといった役割も兼ねています。たしかに猫は、肉食動物ではありますが、過剰にたんぱく質を多くするのが正解という話でもありません。グレインフリー(穀物不使用)のキャットフードがダメという訳ではありませんが優先する必要はありません。
穀物とキャットフードの関係性については、ロイヤルカナンやヒルズのサイトにて詳しく解説されています。(リンクフリーではないのでGoogle検索へのリンクを下記に記載します。)
ミールも心配しすぎなくてOK
キャットフードの原材料には時折、ミールと呼ばれるものが使用されます。ざっくり説明すると、ミールとは肉や魚を粉末状に加工した原材料のこと。価格が安価で必要な栄養をコスパよく配合できるため、多くのキャットフードで使用されています。当然、安全な原材料です。
ただ、ミールの製造には本来「人間の食用」としては使用されない骨や皮、内臓などの部位(副産物)が用いられます。「人間の食用」としては使用されないという情報のインパクトが強い点と、どの動物の副産物が使用されたかミールの詳細が分かりにくいということから、ミールは良くないという主張が出回りました。
とはいえ、ミールとして使用される原材料(副産物)は当然、加圧&加熱処理されます。前述のペットフード安全法の他、原材料の品質チェックが農林水産省によって厳しく実施されています。そのため、ミートミールだろうと過剰に心配する必要はありません。
ラシーネは猫のご飯にオススメ!
ラシーネ(猫)は、日本猫向け栄養設計を最適化している国産キャットフードです。獣医師監修のもと栄養設計が考えられ、おいしさにもこだわっています。日本猫向けに開発されているフードは少ないため、試してみてはいかがでしょうか。