【結論】
猫に嫌われやすい人の特徴としては、以下が挙げられます。
- 間違ったスキンシップ
- 騒がしい
- 怒りやすい
- 男性
- 猫が嫌う匂いがする
- 猫が怖がることをする
- 猫が嫌う色をつけている方
猫好きな方の中には「いつも猫が近づいてくれない」「猫が好きなのに猫に威嚇される…」など、猫に嫌われている方もいらっしゃると思います。猫は気難しい生き物なので、些細なことで嫌われてしまいます。ただし、嫌われている特徴を改善することで、猫にモテる人間になることも可能です。
そんな方達が猫と仲良くなれるよう、20年以上猫と暮らしてきた筆者「たけのこ」が 猫に嫌われる人の特徴と改善方法について解説していきます。
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猫と暮らして20年以上。猫ニュースメディアのライターとして活動。いままで500本以上の猫に関する記事を執筆!猫たちの幸せに繋がればという想いで当サイトを運営しています。ペットフード/ペットマナー検定合格。飼い猫を主役とした絵本も出版。
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猫に嫌われる人の特徴7選
猫の方から近づいてこない、近づいたら威嚇される場合、自分が分かっていないだけで猫に嫌われることを連発している可能性があります。猫と人間は感覚が違うので、思わぬことで嫌われることも。
どんな人が猫に嫌われているのか、特徴を紹介します
①間違ったスキンシップ
なでたり、ブラッシングなどは、猫との信頼関係を築くために大切です。ただし、過剰にかまったり、タイミングを間違えると逆効果です。
- 猫の機嫌を気にせず行う
- 嫌がっているのに続ける
- 長時間拘束する
元々、猫は警戒心が強い生き物なので、身体をたくさん触られることを嫌がります。
②騒がしい人
猫は聴覚が発達している生き物。大声を出す・ 大きな物音をたてるなど、騒がしい存在を猫は脅威と感じます。
特に小さい子どもが、猫は苦手です
③怒る人
猫を叱る、注意するなど怒る行為も嫌われる原因です。自分に危害を加えた、もしくは加えようとした存在を猫は警戒します。
やりがちなのは、しつけようとして「叩く」「怒鳴る」行為です。とはいえ、一度や二度、猫を強く叱ってすぐに猫から嫌われるかというと、そうとは限りません。本当に猫のことを大切にしているなら、ある程度はガマンしてくれることが多いでしょう。猫が許してくれるかは、分かりませんが…。
これを機に猫の叱り方を見直しましょう
④男性
猫が人間の好きか嫌いか判断する要因に、多少なりとも人間の性差があります。実は男性よりも女性の方が猫に好かれやすいです。その理由は、女性の方が猫が聞き取りやすい高域のトーンで言葉を発するからです。
一方、男性の低い声は、唸り声だと勘違いしやすく怖いようです
ただし、あくまでも傾向がある程度の話。実際は男性でも猫から好かれる人は存在します。
⑤猫が嫌う匂いがする
猫は嗅覚も発達しており、ちょっとした匂いにも敏感。そのため猫は嫌いな匂いがする人には、あまり近づこうとしません。
- 本能的に嫌いな柑橘系の匂い
- 人間にとっても臭いたばこの匂い
- 知らない猫の匂い
普段、喫煙されている方はタバコの臭いもアウトです
⑥猫が怖がることを行っている
- 見下ろしている姿勢で、いきなり猫に触ろうとする行為
- ジィーと猫を見つめる行為。
猫に嫌われている人は気付かない内に、怖がらせる行動をとっている可能性があります。
上記はNGな行動例の一部。まず、見下ろしている姿勢で、いきなり触ろうとする行為は、猫からすると、自身を見下ろす強大な敵が襲おうとしている風に映る可能性があります。「自分より何倍も大きい巨人が襲い掛かってくる」そんなイメージに近いです。
ジーっと見つめて、視線を合わせようとする行動もNG。人間同士ではロマンチックな行動ですが、猫に対しては敵意がある・威嚇しているというサインになります。
⑦猫の嫌いな色を身につけている人
猫には嫌いやすい色があり、服装や持ち物に該当すると関心を示さないことがあります。
諸説ありますが、その内のひとつは黒色。「黒」は猫がハッキリ近くすることができる色のため、大きい黒色の存在も認識しやすいからと考えられています。
とはいえ、猫と色の関係については、研究途上であることも多く明確になっていない部分があります。個体差も大きいと考えられます。実際、筆者も黒い服を好んできていますが関係ないと言わんばかりに膝上に乗ってきます。あくまでも嫌われやすい要素のひとつ程度の話と捉えてください。
猫に嫌われない接し方
自分はたくさん当てはまったから、一生猫には好かれないのかな…?と思われた方は、ご安心ください。
たしかに一度、壊れてしまった信頼関係は簡単には元に戻らず仲直りにも時間が必要です。その一方で、猫から嫌われる原因が分かったのなら、それらを一つずつ改善していけばOKです。
猫に触るのは機嫌がいいとき&短時間のみ
猫とのスキンシップで守るべきポイントは以下の3つです。
- 基本的に猫にはなるべく触らないように心掛ける
- 猫が甘えてきたときや機嫌がいいときだけ撫でる
- 短時間で切り上げる
猫の機嫌が悪いときや過剰なスキンシップは逆効果ですので避けましょう。
怖がらせない行動を意識する
猫に好かれるためには、自分は安心できる存在と思ってもらうことが大切です。
- 猫に近づいて触るときは、しゃがんで体勢を低くする
- 大きい物音・声を出さない
- しつけ目的であっても叩いたりなど攻撃を加えない
- 猫と目が合ったら、ゆっくり目を逸らす
高い声を意識をする
猫と接するとき、普段よりも高い声を意識しましょう。いわゆる猫なで声です。少々他人や知り合いに聞かれると恥ずかしいですが、猫とふたりきりのときは試してみる価値があります。
意識するだけなので簡単です
猫に嫌われたくないなら匂いにも気を配る
嗅覚が発達している猫にとって匂いは重要です。日常で扱う匂いにも気を配る必要があります。ここでは、猫と匂いについて解説していきます。
香水やアロマなど芳香剤は控える
香水は猫にとっては強烈な匂いの原因となり、近寄らない原因となりかねません。
猫に懐かれたい方は全く使わないか、使用頻度は減らすなど、香水の使用量を見直しましょう。アロマに関しても、猫に対しての安全性が確立されていない部分が多いため使用は避けた方が賢明です。
でも、人付き合いとかでどうしても香水をつけなければいけない。そんな方は「オブセッション・フォーメン」という香水を試してみてはいかがでしょうか。猫が比較的好むとされている香水です。
タバコはNG
タバコは人間だけでなく猫も嫌う匂いを放ちます。特に副流煙に含まれる有害物質は猫の健康にも悪影響を及ぼす恐れがあります。人間だけでなく猫の寿命にも悪影響を及ぼしかねないため、早期の禁煙を推奨します。
この機に禁煙しましょう
なかなか禁煙に成功しない方は、メンタル面から変えてみるのも一つの作戦です。
こちらの本では、メンタリストとして有名な「メンタリストDaiGo」さんが禁煙方法について科学的根拠に基づいて解説されています。
「メンタリストDaiGo」さんは愛猫家としても有名。猫好き芸能人について下記の記事で紹介してます。
ファブリーズなどはセーフ?
「猫を飼うと消臭剤も使ってはいけないの?」と気になる方もいらっしゃると思いますが、結論としてはダメではありません。ファブリーズ公式サイト(マイレピ)では、ペットに対する安全性について下記のように公表しております。
個々の成分及び製品全体の安全性データについての検討結果から、ファブリーズがペットの目に入ったり、布製品をなめたりして口に入った場合でも、安全性上の問題は特に考えられません。万が一、目に入った場合には、念のため多量の水で目をすすぎ、十分に洗い流してください。また、異常な症状があらわれたり続いたりした場合は、獣医師にご相談ください。なお、ファブリーズをペットに対して直接スプレーしないでください。
猫と20年近く暮らしている筆者「たけのこ」も、ファブリーズなどを日常で使っていて嫌われたことはありません。ただし、近年の研究にて消臭剤の類が猫に悪影響を及ぼす可能性が懸念されています。
ちなみに我が家は、ファブリーズプレミアムを使ってます
猫が好む色を身につける
- 黄色
- 青
- 緑
- ピンク
色の中には、猫が好む種類もあります。おもちゃやベッドに採用すると、猫が気に入りやすくなるかもしれません。
特に筆者の飼い猫トモくんは、比較的青色のおもちゃに対して好反応を示します。
ペット用品メーカーPetioでも検証の結果。青色をメインとしたおもちゃが反応しやすと判断し、シリーズ商品を販売しています。
猫に嫌われる人の特徴を理解しよう!
猫にも嫌いな人間のタイプは存在し、改善しない限り一生猫に避けられ続けるかもしれません。猫好きだけど猫に嫌われているという方は、ぜひ今回の記事を参考に猫との関わり方を改善してみてください。
改善していけば、きっと猫に好かれやすい人になれます
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