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記事に登場する猫トモくん
筆者の飼い猫&編集長
運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫のオス。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中

猫の房毛・リンクスティップとは?耳先の毛が長い品種を含めペットライターが徹底解説

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猫の房毛・リンクスティップとは

【結論】

猫の耳先に生えている毛のことで、風の流れや音を察知する機能があります。

猫には意外と知らない体の部位があります。今回解説する房毛(ふさげ)もそのひとつ。マイナーな部位ですが、実は意外と重要な役割を担っています。

今回は、猫歴20年以上のペットライターである筆者が、猫の房毛・リンクスティップとは何かについて解説します。

たけのこ

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運営者の飼い猫であり当サイトの編集長。保護猫出身。黒猫。甘えん坊な男の子。猫専門配信アプリnekochan公式ライバー。YouTubeも配信中!

執筆者情報
#たけのこ

猫ブロガー
たけのこ(Takenoko)

プロフィール
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猫と暮らして20年以上。猫ニュースメディアのライターとして活動。いままで500本以上の猫に関する記事を執筆!猫たちの幸せに繋がればという想いで当サイトを運営しています。ペットフード/ペットマナー検定合格。飼い猫を主役とした絵本も出版。

目次

猫の房毛・リンクスティップとは

猫の房毛とは、猫の耳先に生えている1〜5mm程度の毛のことをいいます。

猫の房毛は英語だと、リンクスティップ(lynx tips)。オオヤマネコ属のリンクス(Linx)の耳にも長い房毛が生えていることからリンクスの耳毛という意味合いで呼ばれるようになったとか。

房毛はただの毛ではなく、風の流れや超音波を察知する役割があるとされている大事な部位。狩りをするときに必要となる機能を担っています。

その他にも、自分を大きく見せて強さをアピールする飾り毛の役割もあるという意見もあるそうです。

いたずらに触ったり抜いたりするのは止めましょう。

房毛・リンクスティップの長さは猫それぞれ

猫の房毛の長さは、品種や個体によって差があります。基本的には長毛猫の方が房毛は長い傾向にあり、短毛猫は短めです。

雑種猫にも生えており、特にキジトラ猫の耳で見られることが多い印象。元々、猫の祖先の毛柄はキジトラだったといわれていることから、房毛・リンクスティップにも名残があるのかもしれません。

キジトラ猫に関してはこちらで解説

房毛・リンクスティップが長いといわれる猫の種類

猫の中でも特に房毛・リンクスティップが長いといわれる品種が存在します。長毛の大型猫が比較的長い房毛・リンクスティップを持ちやすい傾向にあります。

メインクーン

穏やかな巨人と称されるほど、優しい性格な子が多いメインクーン。大きな体と長い毛並みを持った大型猫であり、耳先に生えている房毛・リンクスティップも長めです。

長毛猫であるため、日頃から毛並みのケアを心掛けてあげることが大切になります。

メインクーンについてはこちらで詳しく解説してます

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは北欧出身の猫種。大きな体にボリューミーな被毛を併せ持つ大型猫です。耳はピーンと立っており、その先端に房毛・リンクスティップがちょこんと伸びています。

温和な性格の個体も多く、順応性も高いため国内でも飼育数が多い品種です。

ノルウェージャンフォレストキャットについて詳しくはこちら

サイベリアン

サイベリアンも大型で長毛な猫。シベリア由来の猫種でがっしりどっしりとした体格が特徴的です。

体が大きく育つ猫種ですが、性格傾向は優しく大人しい個体が多いとされています。そのため、性格面では猫初心者でも飼いやすい品種です。ただし、毛のお手入れが大変な他、体が大きい分、猫用品を頑丈なものにするなどといった苦労もあります。

サイベリアンについて詳しくは下記を参考にしてください

ペルシャ

猫の王様ペルシャにも、房毛・リンクスティップは長い傾向があります。猫種の中でも被毛は長くボリュームがあるので、その関係でしょう。

ペルシャと言えば、低い鼻に真ん丸なお目目と小さめな耳が特徴的。上品な見た目・立ち振る舞いから人気が高い猫種のひとつです。ただし、日頃からブラッシングを行うなどお手入れはこまめに行う必要があります。

ペルシャに関して詳しくはこちらを参考にしてください

猫の房毛・リンクスティップは可愛いチャームポイント

房毛・リンクスティップは風の流れや音を察知し狩りを成功させる役割を持った部位ですが、同時に猫の可愛さを強調するチャームポイントでもあります。ぴょこんと耳先から伸びた房毛・リンクスティップは、見ているだけでも微笑ましい気持ちになれます。

今回の記事を参考に、猫の耳に生えている房毛・リンクスティップを愛でてみてください。

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