【結論】
筆者「たけのこ」がおすすめするのはLevoit(レボイト)の空気清浄機です。猫の抜け毛やフケを吸引できる仕様となっておりお値段もお手頃。操作もシンプル。
猫を飼っていると悩ましいのが抜け毛。服やベッドに付きコロコロだけでは、なかなか取り除けません。猫の抜け毛はアレルギーの原因にもなりうるため対策は必須です。空気清浄機を生活に取り入れると猫の抜け毛だけでなく、トイレの悪臭も取り除いてくれます。
今回は猫歴20年以上、ずっと猫の抜け毛対策を続けてきた筆者「たけのこ」が猫の毛がよく取れる空気清浄機を紹介します。
けっこう使い心地いいですよ!
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猫の毛がよく取れるLevoit(レボイト)空気清浄機
型番 | Vital100 |
待機電力 | 0.5W未満 |
定格電力 | 最大約55W |
運転音 | 23dB-50dB (筆者の感覚的にはうるさいと感じない) |
サイズ | 32cm x16cm x41cm |
重量 | 4.2kg |
対応除去物質 | 花粉・ウイルス・細菌・細いホコリ・アレルゲン・カビ・PM2.5 |
空気中の猫の抜け毛 | 対応 |
室内に漂う猫のフケ | 対応 |
猫トイレの悪臭 | 対応 |
適用面積 | 17畳 |
清浄時間 | 8畳13分 |
消灯機能 | あり |
タイマー設定 | あり(2・4・8時間) |
電源 | コード式 |
筆者の自宅で愛用しているのが、Levoit(レボイト)の空気清浄機です。
Levoit(レボイト)は、アメリカの空気清浄機メーカー。海外メーカー製の空気清浄機ですが優秀な性能でコスパも良好。稼働音も個人的に中の風量であればうるさいとは感じませんでした。ただし、強風量だと多少音は発生します。
操作パネルもシンプル。簡潔すぎて電源かパワー調整くらいしか使ってないです。
ペットの抜け毛を吸い取るのに長けた空気清浄機
Levoit(レボイト)空気清浄機Vital100は両側面のワイド吸気口より、猫の毛や皮脂・フケなどを吸引します。吸気口が左右にあるため、空気清浄機を壁にくっつけてもOKです。
大型ファンにより吸引力もなかなかのパワーで遠くに漂う抜け毛なども吸引可能。コアンダ効果という流体現象の応用により8畳の空間を約13分で清浄できます。
8畳はちょっと広めな部屋くらいの範囲です
猫アレルギー対策にも役立つ
猫アレルギーの原因は抜け毛だと思われがちですが正確には猫の唾液に含まれる物質です。猫が体を舐めるとき唾液が毛やフケに付着し、結果的にアレルギーの原因となります。
Levoit(レボイト)空気清浄機Vital100では、猫の唾液が付着した抜け毛やフケも吸引した後、複層フィルターで除去されます。
猫アレルギーは後天的にも発生します。アレルギーになると猫の飼育する負担が大きくなるため日頃から対策されておくことを推奨します。
猫トイレの悪臭対策としてもおすすめ
筆者は、猫トイレの横にLevoit(レボイト)空気清浄機Vital100を設置しています。
猫トイレは猫砂の埃だけでなく排泄物の悪臭が発生しやすい場所。しっかり対策を施しておかないと飼い主さんたちの生活に支障をきたします。
Levoit(レボイト)空気清浄機Vital100は、埃やペットの悪臭除去にも対応。CTC100棒状活性炭脱臭フィルター(消臭効果が期待できる活性炭を使用したフィルター)が臭いを除去します。
常時稼働させておくのもアリです
猫暮らしに空気清浄機は必要か?
そもそも猫との暮らしに空気清浄機は本当に必要か?その疑問に対する筆者「たけのこ」の回答としては「別に必ず必要なわけではありません。」
しかし、空気清浄機を猫との生活環境に設置することで大きなメリットが得られます。
- 猫の抜け毛・アレルギー問題
- 猫トイレ問題
①猫の抜け毛・アレルギー問題
猫の抜け毛は多くの飼い主が悩む問題。猫の抜け毛はアレルギーに繋がる恐れもあるため定期的に掃除する必要があります。しかし、衣服やソファー、ベッドに付着した抜け毛を粘着テープなどで取るのはなかなか骨が折れます。
②猫トイレの臭い対策
空気清浄機は抜け毛やホコリだけでなく臭いも除去してくれる優れものです。猫の臭いの中でもトイレは一緒に暮らしている飼い主さんにとっても臭いと感じることが多い場所。
猫の排泄物は尿も便も強烈です。猫は元々、水分が少ない地域の生き物。少ない水分で老廃物を排出するため臭いも凝縮されています。また肉食動物である猫は臭いの原因となるたんぱく質を多く摂取するためウンチの臭いも凄まじいです。
こうした強烈な臭いに対し、消臭スプレーを吹きかけただけでは思うように臭いを中和できません。
来客時、ホントに困る……。
③ペットの花粉症対策に空気清浄機が有効
定かになっていないことも多いですが、猫にも花粉症に近い症状は現れると言われています。春先になると人間同様、ペットもくしゃみや鼻水が増えやすいです。Levoit(レボイト)は「ペットの花粉症に関する実態調査(VeSync調べ)」をインターネットで実施し公開しています。
調査によると大半の人がペットの花粉症を知らなかったそうです。逆に知っていると回答した方の中で具体的な花粉症対策を聞いたところ、空気清浄機を対策として導入している方がダントツで多く、高い割合で効果を実感していると回答しています。
空気清浄機の電気代
空気清浄機は家電の中でも消費電力が少ないため、月々の電気代も低め。例として以下の条件で算出してみます。
- Levoit(レボイト)空気清浄機Vital100
- 定格電力:最大約55W(0.055kw)
- 電力料金単価:31円/kWh(税込)
- 1時間当たりの電気代=消費電力kw×電力料金単価
この空気清浄機を最大消費電力で稼働させた場合、1時間あたりの電気代は約1.7円。24時間フル稼働で約41円程度。空気清浄機の風量を弱~標準(20W程度)に設定すれば、1時間あたり約0.6円、24時間で約15円しかかかりません。
標準風量ならつけっぱなしでも1ヶ月500円くらいで済みます
空気清浄機の口コミ
空気清浄機の口コミをX(旧Twitter)にて調査してみました。
- 猫が上に乗る
- フィルターがすぐ猫の抜け毛で汚れる
特に多く見られたのが、空気清浄機の上に猫が乗ってしまうという声。
空気の出入りが気持ちいのか器用に空気清浄機の上に乗っている猫たちがたくさんいるようです。しかし、空気清浄機に乗るとき、意図せず操作パネルをいじってしまうため勝手にスイッチを止められてしまうことも。
実際、筆者の飼い猫トモくんも好んで空気清浄機の上に乗る傾向があります。もしかすると、送風が気持ちいのかもしれません。
一部の空気清浄機には、チャイルドロック機能も備わっているため愛猫が空気清浄機に乗っているという方は活用してみることをオススメします。
また、空気清浄機のフィルターに猫の毛がたまるという声も。フィルターに猫の毛が溜まり過ぎると清浄効果が薄れるため定期的に掃除しましょう。
猫向け空気清浄機の選び方
空気清浄機といっても、その種類は様々。最近では加湿機能付きの商品も販売されています。
猫との暮らしに配慮した物の中でおすすめなのが上記で紹介した「Levoit(レボイト)空気清浄機Vital100」ですが、他の商品も探してみたい、という方向けに空気清浄機の選び方を解説します。
適用面積
30分間で空気を清浄化できる部屋面積の広さ
空気清浄機を選ぶポイントとして「適用面積」という項目が重要視されます。この適用面積が実際の部屋空間よりも狭いと十分効果を発揮できません。逆に実際よりも高ければ手早く空気を清浄できます。家電量販店などでは2~3倍を推奨されることが多いです。
たしかに、あちこちに漂っていたり落ちている猫の毛を取り除きたいのであれば意識したいポイントですが、自宅の広さが何畳かを知らない方がほとんど。最近の空気清浄機は15畳以上カバーできる性能が多いため、あまり過剰に気にする必要はありません。
一方で、猫トイレの悪臭をメインに取り除きたい場合は、適用面積を意識しなくてもいいと筆者「たけのこ」は考えます。何故なら猫トイレの横に置いてしまえば済む話。
デザインや機能を優先してOKです
メーカー
- シャープ
- パナソニック
- ダイキン
- Levoit(レボイト)
家電を購入するときメーカー選びも重要です。メーカーによっても得意とする家電は様々。機能や性能も異なります。実績があるメーカーだと不良品に遭遇する可能性が低く、保証もしっかりしているため安心して使えます。
ちなみに筆者はLevoit(レボイト)派
搭載されている機能が必要かどうか
空気清浄機を選ぶ際「本当にその機能は必要?」と考えてみるのも大切です。
たとえば、空気清浄機に搭載されることが増えてきた加湿機能。加湿空気清浄機とも呼ばれ、空気をキレイにしながら加湿もできます。空気が乾燥しやすい冬などには重宝するかもしれません。
しかし、機能が増えると価格も高くなりがち。加湿機能が増える分メンテナンスの手間も増えてしまいます。
機能がたくさんあっても使いきれません
空気清浄機の正しい使用方法
あたりまえですが空気清浄機は正しい使用方法でなければ、しっかり効果を発揮しません。
空気清浄機にも使い方があるのです
空気清浄機の置き場所
猫の抜け毛対策として空気清浄機を使用する際、周囲に障害物が少ないところに置くのがおすすめ。特に部屋中心は人通りの際、埃や抜け毛が舞うことが多く空気も循環しやすいため設置場所として好ましいです。
定期的なメンテナンス
空気清浄機は、定期的にメンテナンスを施しましょう。フィルターが汚れていると空気の吸引・放出性能が低下してしまい、しっかり抜け毛・臭いを吸引できなくなります。
空気清浄機と一緒に使いたい抜け毛対策グッズ
猫の抜け毛対策は、空気清浄機以外のグッズも併せて使うことで、より効果的になります。ここでは筆者「たけのこ」が実際に使用してオススメできると感じた猫の抜け毛対策グッズを紹介します。
ルンバ
自動で掃除機をかけてくれると人気が高いルンバ。筆者「たけのこ」の家庭でも導入しています。
実際に使用した上で正直な感想を伝えると、ルンバは特別、猫の抜け毛が取りやすいわけではありません。通常の掃除機と同じくらいの吸引力です。
では何が良いのか?ひとつはやはり時短です。稼働させるだけで自動で室内に掃除機をかけてくれるのがルンバ最大の強み。その間に他の家事を進められます。
掃除機をかけている間、別の部屋に避難できる点は猫アレルギーを持っている人にとって大きな魅力です。掃除機をかけると猫の抜け毛が舞い散りますがルンバなら、その場にいなくていいため問題ありません。
ペットブラシグローブ
ペットブラシグローブとは、その名の通り手にはめて使うグローブ型のペットブラシです。猫を撫でる感覚でブラッシングができ、気持ちいくらい抜け毛が取れます。
筆者「たけのこ」の飼い猫トモくんに対して使ってみたところ、大きな毛玉ができました。取り除いた抜け毛もまとまって取り除けるため、周囲に散らばる心配がありません。
捨てるときも楽々
猫は空気清浄機に乗る
猫によっては空気清浄機に乗ることがあります。筆者「たけのこ」の飼い猫トモくんは好奇心旺盛な男の子。
空気清浄機の稼働音に興味を持って乗ろうとチャレンジします。見ていて微笑ましいですが、猫が空気清浄機の上に乗ると転倒する恐れがあります。
故障の原因にもなるためご注意下さい……。
猫アレルギーに空気清浄機は効果がないという疑問について
猫アレルギー対策として、空気清浄機は効果がないのではないか?という疑問を持たれている方もいらっしゃるはず。回答としては、万全の対策ではないがある程度の軽減効果は期待できます。
まず、猫アレルギーは猫の唾液に含まれる物質「Feld1」によって引き起こされると報告されています。毛繕いの際、唾液が体毛に付着するので猫の抜け毛やフケの除去がアレルギー対策で重要と言われているのです。
空気清浄機は、アレルギー物質が付着した抜け毛・フケを部屋から除去するのに有効です。窓を開けた換気だけでは、物質である抜け毛・フケの除去は難しいですが、室内の空気を循環させ吸引する空気清浄機なら効率よく取り除けます。
とはいえ、アレルギー対策として限界があるのも事実。空気清浄機だけでは万全の対策と言い切るのは厳しいでしょう。猫アレルギーに悩んでいる方は、ピュリナから販売されている「プロプラン リブクリア」なども併せて検討してみましょう。
猫暮らしに空気清浄機を導入しよう!
猫との暮らしに空気清浄機は必要という訳ではありません。しかし、設置するメリットは大きく飼い主さんだけでなく猫も今より快適に暮らせるようになります。
生活が快適になりますよ