【結論】
北里大学獣医学部との共同研究によって誕生したキャットフード。a-iペプチドを配合しているという他フードにはない魅力を有しています。
ミャウミャウは、アイシアから販売されているa-iペプチドという成分を配合したキャットフードです。フードのラインナップも充実している他、猫の食いつきが良いという評判もチラホラ見受けられます。
今回は猫歴20年以上の筆者「たけのこ」が、ミャウミャウの特徴について詳しく解説します。
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ミャウミャウの口コミ評判
ミャウミャウの口コミをX(旧Twitter)にて調査すると、食いつきに関しては良好という意見が目立つている印象でした。キャットフードの食いつきに関する口コミは、猫の好みによって評価が分かれやすいポイントであるため、食いつきがいいという声が目立つのは、ある意味珍しいといえます。
ミャウミャウのデメリットに関してはあまり言及はありませんでしたが、強いて挙げるならば値上げ以降少し割高に感じるという声がチラホラありました。ただ、値段はキャットフード全体に言えること。全体的に見ればミャウミャウはコスパが優れたキャットフードだといえます。
アイシア ミャウミャウの特徴
ミャウミャウには、どういった特徴を兼ね備えたキャットフードなのか?他キャットフードにはない魅力を含め詳しく解説していきます。
a-iペプチドを配合したキャットフード
ミャウミャウ最大の特徴は、「a-iペプチド」という成分を配合したキャットフードであるという点。ペプチドとは、たんぱく質が分解される過程で発生する物質。たんぱく質よりも吸収しやすいとされています。
加えて、ペプチドはアミノ酸よりもコクが豊富で猫の嗜好性向上に大きく貢献するといわれています。「a-iペプチド」もそのひとつ。
また、a-iペプチドには下記のような効果があるとアイシアは公式サイトにて述べています。
北里大学獣医学部 有原圭三教授とアイシアが共同研究したa-iペプチドは、愛猫の心の健康維持をサポートするペプチドです。
引用:アイシア公式サイト
北里大学獣医学部と共同研究
アイシアのミャウミャウは、北里大学獣医学部との共同研究によって誕生したキャットフード。北里大学獣医学部、有原圭三教授と共同で研究に取り組み、a-iペプチドを配合したミャウミャウが完成したようです。
販売メーカーはマルハニチログループのアイシア
アイシアを販売しているのは、日本でも大手企業であるマルハニチログループのアイシア。ミャウミャウ以外にも、黒缶や金缶など日本国内キャットフードのベストセラーを取り扱っているペットフードメーカーです。
水産加工食品業で有名なマルハニチログループに属しているだけあり、キャットフードのメイン原材料も魚が多め。アイシアが販売しているキャットフードはマグロやカツオ、しらすなどの水産品をメインに使用したラインナップが多いです。
ミャウミャウのラインナップ
ミャウミャウは、多くの猫の嗜好性・条件に合うよう多彩なラインナップが提供されています。それぞれのラインナップについて特徴を簡単に解説します。
MiawMiawとびきり(ウェット・缶詰)
- まぐろ
- ささみ入りまぐろ
- しらす入りまぐろ
- おかか入りまぐろ
- ささみ
- しらす入りささみ
- 15歳からのまぐろ
- 15歳からのささみ入りまぐろ
缶詰タイプのウェットフードは、パウチ商品よりも原材料の中身がシンプルで賞味期限も製造から3年と長持ちします。まとめ買いできる3缶パックがあるのも嬉しいポイント。
ただし、缶詰タイプのミャウミャウは一般食。人間の食事でたとえるなら「おかず」だけに近い栄養バランスとなっています。基本的には食事のトッピングとして与えるのが無難です。
MiawMiawジューシー(ウェット・パウチ)
- 子ねこ用あじわいまぐろ
- 子ねこ用ほろほろチキン
- あじわいまぐろ
- おさかなミックス
- おにくプラス
- シーフードブレンド
- とりももほぐしみ
- ふっくらしらす
- 香るおかか
- しっとりサーモン
- ごちそうたい
- ぜいたく舌平目
- やわらかビーフ
- 15歳頃からのあじわいまぐろ
- 18歳頃からのあじわいまぐろ
- 1歳頃からの成猫用MiawMiawジューシーお肉とお魚ミックス(まぐろ入り、かつお入り、サーモン入り、おかか入り)
- MiawMiawグレービー(ツナ味、ほたて味、サーモン味、ビーフ味)
- MiawMiawクリーミー(ほたて風味、ずわいがに風味、甘えび風味、本枯れ節風味、名古屋コーチン風味、和牛風味、15歳からのほたて風味)
ミャウミャウのパウチタイプは、ラインナップが豊富。ライフステージごとに豊富な味わいが用意されているため愛猫の条件・好みに合ったフードを見つけやすいです。
また、パウチのラインナップの多くは、規定量与えることで1日に必要な猫の栄養を補えるよう調整された総合栄養食。普段使いとしては、こちらのパウチタイプをメインにすることが多いです。
MiawMiawカリカリ小粒(ドライ)
- まぐろ味
- かつお味
- ささみ味
- 子ねこ用(おにくとおさかなブレンド)
- シニア猫用(まぐろ味、かつお味)
ミャウミャウにはドライフードのラインナップも用意されています。ドライフードも総合栄養食であるため、ウェットフードと併用して与えるミックスフィーディングと呼ばれる給餌方法と相性が良いです。ミックスフィーディングに関しては下記の記事をご覧ください。
カリカリ小粒という名称通り、ミャウミャウのドライフードは粒の厚みが薄くなっています。噛む力が弱い子猫や老猫にとっては食べやすい仕様です。一方、噛む力がある程度ある成猫にとっては、噛み応えが足りない可能性もあるため、様子を見ながら与えてみましょう。
MiawMiawスナッキー(スナック・おやつ)
- かつお味
- まぐろ味
- ローストチキン味
- 2種のアソート焼き(えび味・ほたて味)
- 2種のアソート(ビーフ味・チーズ味)
- 4種のバラエティ(まぐろ味・かつお味・焼きえび味・ほたて味)
- 4種のバラエティ(まぐろ味・ローストチキン味・ビーフ味・チーズ味)
ミャウミャウには、ドライタイプのおやつ版も用意されています。使い勝手がいい小分けタイプとなっているため、酸化の心配がなく開けたての美味しさをいつでも楽しめる仕様です。
ミャウミャウの安全性
結論として、ミャウミャウは安全性が高いキャットフードです。ミャウミャウを販売しているアイシアは長年、国内のキャットフード販売を手掛けてきた大手ペットフードメーカー。キャットフードの研究開発にも力を入れており、品質管理にも力を入れています。特にミャウミャウは、北里大学獣医学部との共同研究によって誕生したキャットフードであるため、科学的根拠を取り入れたフード開発といえます。
よくある質問
まとめ
ミャウミャウは、a-iペプチドを配合した稀有なキャットフード。ストレスに弱い猫にとっては、画期的なフードといえます。室内飼育が主流と化した現在においても、猫はストレスと無縁ではありません。不適切な生活環境や運動不足などの要因によって、ストレスを感じてしまうことが多々あります。
そうした猫たちにとってa-iペプチドを配合したミャウミャウは、頼もしい味方となってくれるかもしれません。