【結論】
年齢別に総合栄養食のドライ・ウェットフードを販売しています。世界中で販売されているキャットフードブランドであり信頼性も高いです。
カルカンは、日本国内でもよく見かける有名キャットフードブランドのひとつ。長年、販売され続けてきたことから知名度も高く、愛猫の選択肢として検討される方も多いはず。
今回は猫歴20年以上の筆者「たけのこ」が、カルカンキャットフードの特徴について詳しく解説します。
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カルカン(kalkan)とは
カルカン(kalkan)は市販フードの中でも、知名度が高い部類に入るであろう商品のひとつ。ラインナップが豊富でスーパーやドラッグストア、ディスカウントストアなど幅広い店舗で販売されています。猫用フードを探す際、一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ここでは、カルカン(kalkan)の主な特徴を解説します。
ロイヤルカナンと同じマースグループのキャットフード
カルカン(kalkan)を販売しているのは、マースグループという世界的大企業。日本では、マースジャパンという日本法人として営業しています。マースグループが手掛けるキャットフードとしては他にもロイヤルカナンなどが挙げられます。
30年以上の販売実績
カルカンは日本で30年以上の販売実績を有しており、アメリカやイギリスなど世界中で販売されているグローバルなキャットフードです。長年、世界中で猫のご飯を提供し続けてきた実績を有していることから、ブランドの信頼性も高いといえます。
年齢別の総合栄養食
カルカンのキャットフードは年代ごとに最適な栄養を補給できるよう、年齢に合わせた販売を行っています。子猫期から成猫期、シニア期まで一貫してカルカンを与え続けられます。
カルカンのラインナップ
カルカンのキャットフードは、子猫期からシニア期まで幅広い年齢別に用意されています。加えて、ドライ・ウェット両方の総合栄養食がある点も強み。猫が食べやすいようにゼリー・スープ・パテ仕立てにするといった配慮も嬉しいポイントです。
子猫用フード
- パウチタイプ(ゼリー仕立て:まぐろ、かにかま入り、まぐろ、まぐろたい入り、まぐろ入りかつお)
(ミックスシリーズ:まぐろかつお・白身魚入り、まぐろかつお・たい入り、まぐろかつお・ささみ入り)(お肉シリーズ:やわらかチキン) - ドライタイプ(かつおと野菜味 ミルク粒入り)
カルカンの子猫用フードにおけるラインナップは上記の通り。パウチ(ウェットフード)の種類が豊富で、噛む力がまだ弱い子猫でも食べやすい設計となっています。
一方、ドライフードの種類は一種類だけですが栄養価が高く調整されており、カルシウムも配合。子猫でも食べやすい小粒仕様となっています。
ドライフード
- 子ねこ用フード(かつおと野菜味 ミルク粒入り)
- 成猫用フード(かつおと野菜味、まぐろと野菜味、チキンと野菜味、毛玉ケア、下部尿路の健康維持、腎臓の健康維持用、室内ねこ用)
- シニア猫用フード(11歳から毛玉ケア かつおとチキン味、15歳から かつおと野菜味)
カルカンはドライフード(通称カリカリ)の種類も豊富。特に成猫期における選択肢が充実しています。子猫期やシニア期向けのラインナップが用意されているのも特徴的。
ウェットフード
成猫用フード
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- ゼリー仕立て(まぐろ・まぐろたい入り・まぐろ舌平目入り・まぐろさけ入り・かにかま入りまぐろ・かつお節入りまぐろとささみ・まぐろ入りかつお・まぐろかつお節入り・まぐろ白身魚入り・ミックスシリーズ)
- やわらかパテ(まぐろ・かつお・味わいとりささみ・まぐろ ほたてだし入り・まぐろ たい入り・ミックスシリーズ)
- お肉シリーズ(とりささみ まぐろ入り・味わいチキン)
- スープ仕立て(まぐろ・かつお たい添え・チキン入り 味わいお魚)
シニア猫用フード
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- 11歳から・ジューシーゼリー仕立て(まぐろ、かつお節入り、まぐろとささみ)
- 15歳から・ジューシーゼリー仕立て(まぐろ、まぐろたい入り、まぐろ入りかつお、ミックスシリーズ 、味わいチキン)
- 18歳から・やわらかゼリー仕立て(まぐろ、まぐろたい入り、まぐろ入りかつお、ミックスシリーズ)
子猫期用フード
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- ゼリー仕立て:まぐろ、かにかま入り、まぐろ、まぐろたい入り、まぐろ入りかつお、ミックスシリーズ)
- お肉シリーズ:やわらかチキン
缶タイプ
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- 成猫用フード:まぐろ味、まぐろ入り白身魚、まぐろ たい入り、まぐろ ささみ入り、まぐろ入りかつお、ビーフ&フィッシュ
- シニア猫用フード(11歳から):まぐろ味、まぐろ入り白身魚
カルカンのウェットフードはパウチと缶の2タイプが用意されています。といっても、缶の方のバリエーションは現在少なく、パウチの方が充実しています。ウェットタイプのカルカンは、ドライフードよりもバリエーション豊か。
カルカンパウチがやばい・体に悪いという噂は勘違い!
カルカンキャットフードを検討する上で無視して通れないのが、商品の安全性。結論を述べると、カルカンパウチの安全性は高く品質に対して過度な心配は不要です。
そもそもの話として、日本にはペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)が存在しています。これは端的に言うと、国内に一般流通するペットフードの安全性を確保するための法律。添加物・原材料なども種類や量が規制されています。このペットフード安全法がある以上、過剰なフードに対する心配は不要でしょう。
カルカンのリコール
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カルカンは過去に何度かリコール対応しました。ひとつは2017年頃、製品にビニール片が混入したことによるリコール。もうひとつは2004年ごろ、台湾において犬の体調不良が報告されアジア圏の商品がリコールされたとのこと。前者は異物混入と典型的なリコール例ですが、後者に関しては猫ではなく犬の問題かつ明確な関係性は判明しなかったとのこと。念のためのリコールだったようです。
リコールがあったとはいえ、それから数年以上経過した2023年現在においても、カルカンは問題なく営業販売を行えています。そこまで大きく不安に感じる必要はありません。
カルカンは安全性が高いフード
カルカンは世界中で販売されているキャットフードブランドのひとつ。子猫から老猫まで幅広い世代の猫たちが、食べやすいよう配慮しており栄養バランスも調整されています。ドライフードだけでなくウェットフードの種類が多いのも魅力でしょう。
今回の記事を参考に愛猫のご飯にカルカンを検討してみてはいかがでしょうか。