【結論】
肋骨を触ってみてなんとなく骨の存在を感じる場合は適正な体重である可能性があります。わき腹を触っても肋骨の感触はなくぷにぷにしている場合は肥満、逆にハッキリと肋骨の感触が分かる場合は痩せている懸念があります。
飼い猫は適切な体型なのか?そんな不安を抱かれている方がこの記事をご覧になっているはず。
今回は猫歴20年以上の筆者「たけのこ」が、専門知識がない素人でもできる猫の体型を判断方法について解説します。
簡単な診断ツールをご用意しましたのでご活用ください
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※あくまでも当ブログの判断基準に基づいた結果になります。
※結果はあくまでも参考程度に捉えてください。
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猫の体型3種類を判断する方法
- 標準
- 肥満
- 痩せ
猫の体型は上記3パターン。素人でも、猫のおなか(肋骨付近)の感触や数値の変化などで判断できます。
①標準
猫の標準体型を手の感触で判断する目安は、肋骨を触ってみてなんとなく骨の存在を感じるかどうか。優しく触って骨の硬さを感じる程度の体型であれば標準です。
人間の手の甲と似たような感触があります
- 体重3~5kg
- 猫が1歳になった頃の体重数値(適正体重)
数値で判断する場合、上記のような判断基準もあります。
ただし、猫の標準体重数値は品種や性別、環境などによって個体差があります。たとえば、メインクーンやサイベリアンなどはオスで8kg前後が理想体重だったりします。判断するには多少なりとも専門知識が必要です。
②肥満
- 猫が1歳になった頃の体重から15%以上増加している
- 猫の肋骨付近を触ったときの感触がぷにぷにしている
- くびれがなく、骨の存在を視認できない
上記の特徴に該当したら、肥満の疑いがあります。
太っている猫も可愛いですがダイエットしましょう
③痩せ
- 猫の体重が2kg以下
- 猫の肋骨付近を触ると骨のゴツゴツした感触がわかる
- 上から見るとお腹周りがくぼんでいる
- 骨の存在が簡単に視認できる
上記の傾向がある場合は、猫が瘦せている心配があります。あたりまえですが、猫の痩せすぎも好ましい状態ではありません。
猫の肥満体型・痩せ体型の対処法
標準ならともかく、猫の肥満・痩せには対策が必要です。具体的にどのような対応が必要なのか?それぞれ詳しく解説していきます。
どちらも放置は厳禁です!
猫が肥満体型の場合
猫が肥満体型の場合は、まず食生活を見直されることをオススメします。猫の肥満の理由として、特に多いのが飼い主さんによるご飯やおやつの与え過ぎ。飼い猫が欲しがる度にご飯やおやつを追加で与えてしまっては、猫もあっという間に太ってしまいます。
また運動不足も猫の肥満を助長させる要因。近年では室内飼育が主流となり、家でのんびり過ごす猫も多くなりました。安全性が確保されている反面、飼い主さんが意識してあげないと運動量が不足し肥満に繋がってしまいます。
ちなみに筆者も猫のダイエットを行ったことがあります。そのときの経験は下記の記事でまとめています。
猫が痩せ体型の場合
猫が痩せすぎている場合は、まず動物病院を受診し、どうして痩せてしまっているか理由をハッキリさせることを推奨します。もしかしたら何かの病気が原因で、痩せているのかもしれません。
- いつごろから痩せ始めたか?
- 一日ご飯はどのくらい食べているか?
- 最近変わったことはないか?
猫が痩せてきたと思ったら、上記の情報をまとめて獣医師の先生に相談してみてください。
また高齢化などによって食欲不振が原因の場合は、ご飯に工夫を施すことである程度食欲を取り戻すことができます。下記の記事にまとめているので、そちらも併せてごらんください。
まとめ
猫の体型は健康を維持してあげるためにも非常に重要な項目です。太りすぎ痩せすぎは猫にとってよくないので、対策を講じてあげましょう。猫の体重を管理し適正状態を維持してあげられるのは、飼い主さんだけ。
今回の記事を参考に、猫が太っていないか・痩せすぎていないかをチェックしてあげてください。