【結論】
オオカミみたいな風貌ですが、人懐っこい性格傾向な猫種といわれています。まだ、歴史が浅い猫種で希少性が高いです。
ライコイは「ウルフキャット」という愛称で呼ばれる猫種。一見すると、ワイルドなイメージですが実際は独特な魅力を持った品種です。
この記事では、猫歴20年以上の筆者「たけのこ」がライコイの特徴について解説します。
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ライコイとは
| 英語表記 | Lykoi |
| 毛色の種類 | グレーのローン（黒と白） |
| 瞳の色 | ゴールドなど |
| 体重 | 個体差はあるが 約2.5~5.5kg前後 |
ライコイは、特徴的な外見を持ち新しい猫種であるため近年注目を集めています。オオカミを彷彿とさせるその風貌から「ウルフキャット」とも呼ばれることも。比較的新しい猫種であり、2017年に猫種登録機関「TICA」に公認されたばかりです。そのため、世界的に見てもまだまだ珍しい猫種です。
世界的に珍しい猫種
上記でも少し述べましたが、ライコイは非常に珍しい猫種です。世界中でその存在が知られるようになったのは比較的最近のこと。2017年にTICAに猫種として公認登録されたばかりです。
野生のオオカミを連想させる被毛と野生的な風貌は他の猫種と比べると、特別な魅力を放っています。一方、珍しいということは、入手の難しさにもつながっています。繁殖が限られているため、世界中の猫愛好家の間で非常に価値が高いといわれています。
ローンと呼ばれる被毛パターン
ライコイの最も顕著な特徴は、オオカミみたいな被毛パターン。ライコイの被毛パターンは「ローン」と呼ばれる稀有なタイプ。ローンは、部分的に毛がなく毛色も白と黒が交互に現れています。他の猫種には見られない被毛パターンとなり、ライコイ特有の個性ともいえます。被毛のある場所・ない場所の割合や黒白のバランスは個体によって異なります。
別名「ウルフキャット」
ライコイが「ウルフキャット」という愛称で呼ばれる理由は、野生的な外見が理由。ライコイの被毛・顔の造形・堂々とした態度は、オオカミを彷彿させるものがあります。しかし、見た目とは裏腹にライコイは穏やかで人懐っこい性格傾向といわれています。
性格は穏やかといわれている
先でも述べましたが、ライコイの見た目は野生的でワイルド。オオカミそっくりです。凶暴な印象を持たれる方もいるかもしれませんが、実際は穏やかで人懐っこい性格傾向だといわれています。
もちろん、まだ飼育件数が少なく飼われている方は世界的に希少ですが人間を襲うという心配は不要です。ちなみに、ガチで飼ってはいけないネコに関しては下記の記事をご覧ください。
日本での入手は難易度が高い
日本においてライコイを入手することは、かなりの難易度が高いです。これは、ライコイが非常に珍しい猫種であり、繁殖数自体が限られているため。国内では、まだまだライコイを扱うブリーダーが少なく、希望者が増えても供給が追いつけていないと考えられます。
また、原産国であるアメリカなどから日本へ輸入することにおいても、手続きが複雑であると予想できます。そうした背景から入手を困難にしています。
ライコイの取引価格
ライコイの取引価格は、一般的な猫種と比べて非常に高価であると言えます。ネット上の意見では、100万円以上する可能性があるとのこと。希少なので取引価格相場も定まっていないため、一概にいくらかかるとは言えませんが少なくともペットショップなどで猫を購入する比ではないと考えておくのが無難でしょう。
ちなみに、ライコイはSNSでその姿を見ることができます。ライコイが気になる方は、自分で無理に飼おうとせずSNSで愛でることも検討してみてはいかがでしょうか。
ライコイはオオカミみたいなワイルドさを持った猫種！
ライコイは、そのオオカミを思わせる野生的な外見と、対照的な穏やかな性格を持ち合わせた魅力的な猫種です。まだまだ希少な猫種ですが、日本でもお迎えしやすくなる日が来るかもしれません。
ライコイの持つオオカミのようなワイルドさは、今後も世界中で多くの注目を集めることでしょう。この記事がライコイに対する理解を深める一助になれば幸いです。
