【結論】
猫が嫌いな色は黒です。灰色・赤色は反応が乏しいといわれています。ただし、赤色に関しては近い色であるピンクを好むケースが多いという疑問も存在します。
なぜか、猫が近寄ってくれない…。そうお悩みの方も多いはず。中には、嫌われることをしていないのに避けられている方も。そうした場合、猫が嫌う色の衣服や持ち物を身に付けているかもしれません。
この記事では、猫が嫌いなについて猫歴20年&ペット資格を有する筆者「たけのこ」が解説します。
色について学んで猫と仲良くなりましょう!
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猫と暮らして20年以上。猫ニュースメディアのライターとして活動。いままで500本以上の猫に関する記事を執筆!猫たちの幸せに繋がればという想いで当サイトを運営しています。ペットフード/ペットマナー検定合格。飼い猫を主役とした絵本も出版。
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猫の嫌いな色は黒!
意外かもしれませんが、猫は黒色の物をあまり好まない傾向にあります。理由としては様々な説がありますが、「猫にとって黒は他の色よりもハッキリと認識することができるため、大きな黒い物に恐怖を感じやすい」という意見が多いです。
特に黒くて光沢のある物に対して、警戒心を向けるようです。こちらに関しても理由はハッキリしていませんが、光って見えやすい分、より存在を認識しやすいのかもしれません。
- 家具などインテリア
- 飼い主さんの室内着や上着
- 車など大きい物
野良猫の天敵であるカラスが黒色なのも関係があるかもしれません。猫が暮らす生活空間に置く物には、できる限り「黒色」を選ばない方が無難です。
猫の反応が悪い2つの色
猫が嫌い安いのは黒色ですが、反応が悪い色も存在します。これらは嫌いというより認識しにくいため、反応しないことが多いようです。
①グレー
グレー(灰色)は、猫にはあまり好まれません。猫にとって黒色はハッキリ認識できますがグレーになると見えにくくなるようです。
そのため、グレーのおもちゃなどには反応しにくいようです
②赤色
赤色も猫が認識しにくいとされていますが、正直よく分かっていない部分が多い色覚です。たしかに「赤」に対しては反応が悪いですが、同じ赤系統の「ピンク」は好まれやすいです。
どういうこと……?
余談ですが、猫の好きな色はピンク以外にもあります。おもちゃや猫用ベッドなどを選ぶとき、猫が好みやすい色を取り入れると反応が良くなります。
気になる方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
筆者の猫の場合
上記で、猫が嫌いもしくは苦手な色は黒・灰色・赤と述べました。ただ、正直なところこれはそう言われているというだけで根拠は乏しいです。
筆者も猫を飼っていますが、実際はそこまで嫌がっている素振りは見受けられません。むしろ、子猫の頃は赤いボックスの上で爆睡していることも。たしかに、黒や赤のおもちゃは好んで反応はしませんが、嫌っているという程ではないように感じます。
猫の嫌いな色に注意してあげよう!
今回、猫の嫌いな色について解説しましたが、猫の色覚については、解明されていない点も多いです。個体差も大きいようで黒色や灰色、赤色であっても気にせず反応する子もいます。
今後の猫研究の進展次第で、詳しい猫の色覚や好みなどが判明されることでしょう。
この機会に、生活空間や身に付ける物に猫が嫌いやすい色が多くないか見直してみてはいかがでしょうか。