【結論】
アメリカを原産国とする比較的新しく誕生した猫種です。交配にはマンチカンやベンガル、サバンナが用いられたとされています。フレンドリーで人懐っこい性格傾向ですが、日本ではまだまだ希少性が高い品種で入手の難易度も高め。飼育数もそこまで多くありません。
猫愛好家から注目を集めているのが、「ジェネッタ」という名の新しい猫種。ジェネッタはマンチカンやベンガルなど、他の猫種との交配によって生まれた新種で、独特な外見と魅力的な性格を持ち合わせています。日本国内ではまだ珍しいですが少しずつ名前が知られるようになってきました。
この記事では、猫歴20年以上の筆者「たけのこ」が、ジェネッタの魅力や特徴などを解説します。
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ジェネッタとは
英語表記 | Genetta |
毛色の種類 | ブラック チョコ シナモン |
瞳の色 | ブルー グリーン |
体重 | 個体差はあるが 約2.5~5kg前後 |
平均寿命 | 個体差はあるが 12~15歳という意見が多い |
ジェネッタは、短めの四足と長めの胴体、ワイルドな斑点模様の毛並みを持つ、比較的新しい猫種。アフリカンジェネットというアフリカに生息するジャコウネコ科に似た猫種を創出させようと複数の品種交配によって誕生しました。
原産国はアメリカ。2006年に登場したばかりで猫種登録機関TICAにおいては2023年12月時点で予備登録段階です。日本ではまだまだ珍しく希少性が高い品種。そのため、他人気猫種と比べて入手ハードルは高めです。
マンチカンやベンガルなどの交配種
ジェネッタの創出には、マンチカンとベンガル、サバンナ、オリエンタルショートヘアなどが用いられました。マンチカンからは短い足、ベンガルとサバンナから野生的な斑点模様(スポットタビー)を受け継いでいます。オリエンタルショートヘアの胴長&長めのしっぽも引き継いでいます。
顔つきに違いがありますが、被毛や体のフォルムは、似せようとしていたアフリカンジェネットに近いです。猫種としても個性的な特徴を有しているといえます。
ジェネッタは短足でありながらも活動的。動きも機敏です。飼育する際はストレスを抱え込まないように適度な運動を心掛けてあげましょう。
日本国内では希少な猫種
ジェネッタは、日本国内ではまだ珍しい品種です。比較的新しいため、日本国内でのブリーダーの数も少なめ。注目度が高まっている品種なので、今後取り扱うブリーダーは増えるかもしれませんがペットショップなどではそうそう出会えない猫種でしょう。
足長個体もいる
ジェネッタの特徴は、短足&胴長&斑点模様ですが必ずしも発現する訳ではありません。中には足が長い個体や斑点模様を持たない個体も存在します。斑点模様がないジェネッタは、正直ベンガルと見た目に大きな差はありません。
性格傾向
ジェネッタは、フレンドリーな性格を持つことが多いとされています。遊び好きな一面も持ち合わせているので、一緒に楽しく遊べるでしょう。一方、ジェネッタは猫らしく警戒心を持ち合わせていることもあるようです。
ジェネッタの値段相場
ジェネッタの日本国内における値段相場は、ブリーダー、個体の血統、外見の特徴、健康状態などによって異なりますが、オンラインで確認できる情報としては10~15万円前後の価格設定で取引されているケースが目立ちます。
よくある質問
ジェネッタはまだまだ新しい猫種!
ジェネッタは、まだ開発されてから日が浅い新しい猫種です。そのため、猫愛好家の間では新鮮さと特別な魅力があります。この猫種の独特な外見と性格は、多くの人々に新しい飼育体験を提供し、猫愛好家の間での人気を確実に高めています。
ジェネッタは、その特異な特徴と希少性から、これからも猫愛好家の間で注目されることでしょう。愛情深く、活動的で、人懐っこい性格を持つこの猫種は、多くの家庭で新しい家族の一員として迎えられることでしょう。今後もジェネッタの人気と魅力は、さらに高まることが期待されます。